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ブックマーク / tfukuo.com (4)

  • 日記の続き#357 - tfukuo.com

    #365で終わりにするつもりなので、そろそろこの「日記の続き」が何だったのか総括しないといけないだろう。結論を言ってしまえば失敗で、たぶん最初のほうから読み返せば、一日に何個か書いてバッファを作って書かない日にそれを細切れにして出したりとか、日記内連載をやってみたりとか、たんなる日記以上の何かを絞り出そうとしているのだろうけど、少なくともいまはそういうものを見返す気になれない。毎日書くという形式のなかで日記以上のことをやるのは無理だったということだ。「日記の続き」も「日記」でしょと言ってしまえばそうで、失敗も何もないのだが、だとすれば逆にどうして早々に日記を裏切るようなことをしてしまったのかと思う。いやはや。失敗でした。

    日記の続き#357 - tfukuo.com
    murashit
    murashit 2023/03/30
    良い
  • 日記の続き#318 - tfukuo.com

    めずらしく僕が午前に起きていて、外も暖かいのでに散歩に誘われて、年末のRAU展でもらった牧台地のフィールドツアーのコースを歩くことにする。横浜橋商店街を南に抜けて、前住んでいたアパートがある市大病院のところから中村川を渡ると台地が崖として立ちはだかる。西側の緩やかな坂に回ってそこを上ると、英語が書かれたゲートがあって面らった。米軍が接収した土地だ。住んでいる街を見下ろしながら台地を海のほうへ向けて——つまりいつも関内のルノアールまで歩く道と並行して、しかしそれより南にズレて50メートルほど高いところを——歩いていると、ベージュ色の車体の山手ライナーという普段見ない路線バスが同じ道を通っていた。一軒家、小さくて古いアパート、小さくてものすごく古くて廃墟になったアパートが並び、丘を見下ろすようにかつて瀟洒だった古い大きいマンションがあるが、コンビニもスーパーも飲店もない。自販機には必ず

    日記の続き#318 - tfukuo.com
  • 日記の続き#141 - tfukuo.com

    八月の30年——24歳 ここまで来ると今やっていることとさほど変わらない生活なので、書くのは簡単だが僕自身にとって驚きのある話が出るかどうかはわからない。大きく言えば『アーギュメンツ』(関係者からの手売りのみで販売される批評誌)の購入をきっかけに黒嵜さんと出会って、今でも友達のひととたくさん知り合うことになる。これが今の活動につながる僕の個人史の流だとして、そこからちょっと外れた話をしよう。それは正確には僕が24歳になる2016年ではなく2015年のことだったのだが、当時、今で言えば「暗黒啓蒙」的な、アングラなサブカルチャーと現代思想や批評を連動させた同人誌を作っていたはるしにゃんという人がいて、面識もなく共通の知人もいなかったのだが突然彼から今度作る雑誌に寄稿しないかというDMが来た。内容はなんでもいいということだったので、直前に出した卒論で参照したエリー・デューリングの映像論について

    日記の続き#141 - tfukuo.com
  • 11月10日 - tfukuo.com

    髪を切りに行こうと思ったらいつもの店が休みで、しょうがないのでみなとみらいの東急スクエアに入っている間違いはなさそうな美容室の予約を取って行った。担当になった店長は世間話より技術的な話をしてくれる人で、僕は人の仕事の話を聞くのが好きなのでよかった。ここはこういうクセがあるのでこう切ったほうがいいとか、ブローするときにこういうところに気をつけたほうがいいとか、前切った人がこうしようとした形跡があるとか、そういうことを話してくれる。そんななかで僕の長年の疑問が氷解したことがあった。ずっと前から、髪を短めにしようとすると後頭部のところがボコっと膨らむのが気になっていて、それはもうずっとずっとそうだったので、僕の髪を切る人は誰もが僕がそういうマッシュルームカット的な形が好きなやつだとみなし、何かそういう自分の文化系っぽさがこの後頭部の感じを引き寄せてしまっているんだと思い込んでいた。しかし彼が言う

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