「選挙戦ご苦労さまでした」の乾杯。落選候補の事務所とは思えない明るさだ。=24日夜10時頃、八王子市内 撮影:筆者= 任期満了に伴う八王子市長選挙は24日、投開票が行われ、現職の石森孝志(58歳)が再選された。 自公で盤石なのに民主と連合までもが乗る。大政翼賛選挙に挑んだ市民派候補の五十嵐仁(元大学教授・64歳)は敗れた。 八王子市長選挙の投票率は32・6% 。投票に行ったのは3人に1人だ。当選した現職が得たのは9万3,641票。八王子市の有権者の20・7%でしかない。5人に1人しか支持していないのだ。 市民の声より大組織や土建業者の利益が優先される構図が、政治家を選ぶ時点ですでにできているのである。 八王子を変えなければならない。公共事業より「困っているを見捨てない」を掲げて立候補したのが五十嵐仁(元大学教授・64歳)だった。 五十嵐がもう一つこだわったのが安保法制だ。「八王子市議会は安
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