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ブックマーク / business.nikkei.com (38)

  • 「夢の植物工場」はなぜ破綻したのか

    「夢の植物工場」はなぜ破綻したのか
  • 50オトコは「透明人間」。香山リカ氏が一刀両断

    50オトコは「透明人間」。香山リカ氏が一刀両断
  • 誰にも正義は押し付けられない

    神奈川県相模原市で起こったひどい事件について、ようやくその概要を把握しつつある。 第一報は知っていたのだが、続報は追っていなかった。 避けていたと言った方が正確かもしれない。 ツイッターのタイムラインに流れてくる断片的な感想を除けば、ついさきほどまで、私はマスメディアの情報を遮断していた。 理由は、当初の段階での扇情的な伝え方が不快で、事件の詳細にアクセスする気持ちになれなかったからだ。 なので、私は、事件の細部にはあまり詳しくない。概要を正しく把握しているのかについても自信がない。 有り体に言えば、事件発生以来、いくつかのチャンネルから偶然に流入してきた情報と、この原稿を書くために、ついさきほどからニュース検索をした結果たどりついた記事以外には、情報を持っていない。 ただ、正確な情報はつかんでいないものの、事件に誘発されてもやもやと考えていることはいくつかある。 こういう事件が起こると、

    誰にも正義は押し付けられない
  • メルケル首相、難民受け入れ政策の重い代償

    メルケル首相、難民受け入れ政策の重い代償
  • トルコを屈服させたプーチン式の強権外交

    トルコは非常に親日的な国として知られる。 1890年、オスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦エルトゥールル号が和歌山県沖で暴風雨に遭って沈没した。当時、地元民が総出で船員の救助活動に当たったという美談が〝親日〟の発端とされるが、もうひとつ大きな理由がある。1904~05年の日露戦争での日の勝利である。 オスマン帝国はかねて、不凍港を求めて南下するロシア帝国と根深い対立関係にあった。クリミア戦争や露土戦争など激しい戦火も交えてきた。そんな中、日露戦争で「天敵」のロシア帝国に勝った国として、日の評価と親近感が急速に高まったというのだ。とくに日海海戦で強敵のバルチック艦隊を破った東郷平八郎の名は、今のトルコでもよく知られているという。 このように歴史的に根深い〝因縁〟を抱え、常に一筋縄でいかないのがロシアとトルコの関係だ。昨年、シリア国境付近でトルコ軍がロシア空軍機を撃墜し、両国関係が一気に冷

    トルコを屈服させたプーチン式の強権外交
  • 東電株総、原発「推進」「反対」が

    6月28日、東京電力ホールディングスの株主総会が開かれた。原発反対の声が中心だった前年総会とは打って変わり、今年は推進を叫ぶ株主の声も目立った。反対と賛成、正反対の主張を叫ぶ個人株主を前に東京電力はどう対応したか。 朝から雨の降る東京。国立代々木競技場には、東京電力の第92回定時株主総会に参加する株主らが続々と集まってきた。代々木競技場の第一体育館の入り口まで来ると、株主らなのだろうか、かけ声が聞こえてくる。 「東電の取締役は責任を取れ!5.5兆円を賠償金に」と垂れ幕を掲げるのは、東電株主代表訴訟の関係者たちだ。 それと対峙するように右手側からは別のかけ声が聞こえる。「お前らは電車にも乗るな!暑い夏でもクーラーを使うな!」。手には「日製原発は安全です」「原発即時再稼働せよ」と書かれたプラカードが握られている。 ほかにも「原発の安全利用で電気代を値下げしろ」と書かれた垂れ幕まである。今年は

    東電株総、原発「推進」「反対」が
  • 反EUのポピュリズムが理性に勝った日

    反EUのポピュリズムが理性に勝った日
  • 破綻10年夕張市、医療縮小の先にあった「果実」

    赤字が続く日の国家財政。その最大の原因は、少子高齢化に伴って年々増え続ける社会保障費だ。中でも我々の生活に直接的に影響するのが医療。国民医療費は年間40兆円を超える。 安倍晋三首相は、社会保障目的税である消費税の税率10%引き上げを先送りすることを決めた。景気動向とのバランスを考えた苦渋の判断だが、財政健全化が遠のいたことは間違いない。国家財政が危機に直面する時、医療サービスに何が起きるのだろうか。 その時の姿を知る、手がかりがある。10年前の2007年に事実上、財政破綻して医療体制の大幅な縮小を迫られた夕張市だ。2009年から2013年まで4年間、同市で医療の現場を支えた夕張市立診療所前所長の森田洋之氏(南日ヘルスリサーチラボ代表)に話を聞いた。 総合病院がなくなる 2007年、市内唯一の総合病院だった夕張市立総合病院(171床)は19床に縮小。夕張市立診療所となった。市内には救急病

    破綻10年夕張市、医療縮小の先にあった「果実」
  • 舛添・東電に見る「自己保身バトルロイヤル」

    舛添・東電に見る「自己保身バトルロイヤル」
  • ソニー株主総会、「無風」の裏側

    6月17日、ソニーの株主総会が開かれた。3年ぶりの最終黒字化と、無配に陥った昨年度と異なり復配したこともあり、近年にない、驚くほど「無風」な株主総会となった。ツイッターで実況中継した内容を再録する(@ nb_kabuso) 6月17日9時30分過ぎのJR品川駅。ソニーの株主総会の案内看板に導かれ、個人株主たちは高輪口を出て、柘榴坂を上がっていく。向かっているのは、会場のグランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」。ソニーが例年、株主総会を開催している場所だ。 会場のスクリーンでは米ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが公開予定とする映画の予告編が流れ始めた。新作映画の予告に加え、ソニー・ミュージックエンタテインメントのミュージックビデオ、ソニーの商品CM、ソニー損保のCMなど、グループのコンテンツやCMが、続々と流されていき、早めに来場した株主を飽きさせない工夫が見られた。 振り返れば

    ソニー株主総会、「無風」の裏側
  • 「サッカー日本代表もソニー経営を取り入れた」

    「サッカー日本代表もソニー経営を取り入れた」
  • それでもサンダース氏が降りない理由

    高濱:これで2月1日にアイオワ州から始まった予備選は、6月14日に行われるワシントン特別区を残すのみとなりました。長い長い闘いでした。 史上初の女性大統領が誕生するのか、それとも政治歴ゼロのビジネスマンが第45代大統領になるのか――どちらが大統領になっても前代未聞の米大統領が誕生することになります。 史上最も好感度の低い候補者同士が対決 もう一つ、クリントン、トランプ両候補ともに米国民からものすごく嫌われている点が気になるところです。5月中旬に実施された世論調査によると、クリントン氏の「非好感度」(unlikeability)は61%、トランプ氏は56%でした。 なぜそれほど嫌われているのか。 政策ではなく性格や態度が対象になっているようです。クリントン氏は「傲慢さ」「お高い」、トランプ氏は「人を見下した態度」「品のなさ」といった項目が上がっています。 もっとも、「非好感度」が高いからとい

    それでもサンダース氏が降りない理由
  • なぜ安倍さんは謝らないのか

    消費増税が再延期されることになった。 諸般の状況から見て、やむを得ない決断だったと思う。 私は首相の決断を支持する。 が、手続きというのか、持っていき方というのか、事情説明の方法というのか、ともかくこの半月ほどの間に起こっている一連の経緯には納得していない。 当件については、今年の3月の段階で増税の延期が話題になった時に、以下のような感想をツイッター上に書き込んでいる。 《個人的には消費税10%の再延期には賛成だけど、この決断を国民へのプレゼントみたいに報じてはいけない。再延期はアベノミクスの失敗を認めることとワンセットだと思う。方針を転換するならするで、これまで国民に言っていた説明が間違っていたことを認めた上でないとスジが通らない。(こちら)》 あらためて説明するまでもない話だ。 前回の総選挙の折り、安倍首相は、消費増税の延期を争点のひとつとして挙げて「信を問う」旨を強調していた。「再延

    なぜ安倍さんは謝らないのか
    nashika-ryo
    nashika-ryo 2016/06/03
    “…Someone to fool us, someone like you…”最近、舛添にも安倍にも形容する言葉が思い付かないのよ…、あまりに下らな無さ過ぎて…疲れてるのかな。
  • 「ソニーも大将が変わればがらりと変わる」

    「ソニーも大将が変わればがらりと変わる」
  • 「ソニー社長を引き受けた平井さんは軽率だな」

    「ソニー社長を引き受けた平井さんは軽率だな」
  • パナマ文書激震…租税回避はなくならない

    パナマ文書激震…租税回避はなくならない
  • テスラと日産、売れ行きの差に見るEV市場

    日産自動車いわき工場にて、内堀雅雄福島県知事(写真右)、清水敏男いわき市長(左)らと。ここでカルロス・ゴーン日産社長の「朗報」発言が飛び出した。 「朗報だ。EV(電気自動車)の提案、そしてラインアップが増えることを当初から望んでいた。一度たりとも、私は競合他社を否定したことはない。競合を歓迎する。なぜなら、市場が拡大する上、EVが自動車の中心を占めていくから。航続距離やコスト改善で日産の開発にも良い影響を与える」 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、米テスラモーターズの新型EV「モデル3」(価格は約400万円)の予約が発表から3日間で27万台を超えたことに対して、こう話した。 モデル3の発売は2017年末だが、発表後1週間の予約は32万台を超えた。ちなみに、日産のEV「リーフ」(価格は約320万円~400万円)の累計販売台数は、2010年12月から今年3月までの5年3カ月間で約21万100

    テスラと日産、売れ行きの差に見るEV市場
    nashika-ryo
    nashika-ryo 2016/04/21
    日産の踏み込み方が甘いんだと思う。特に自然エネルギー発電とセットになった格安の電気供給ステーションの展開によって、格段に強いブランド力を得られるのに。折角の電力自由化なんだから突っ込んでくれよ。
  • NISAが加速する投資信託のデフレ化

    市場平均への連動を目指すインデックス型投信の信託報酬(運用管理費用、元に対する年率で表す)が下がっている。格付投資情報センターによると、2015年に運用会社が新規設定したインデックス型投信の信託報酬平均は約0.3%。上のグラフの通り、これは過去最も低い水準だ。 信託報酬は投資家が投信の保有中に支払う手数料だ。数年単位の長期投資において投信選びの重要な要素である。昨今、ネット証券を中心に「ノーロード」(購入時手数料なし)の投信も増えており、いずれも若年層の長期投資を促すことになりそうだ。 投信の低コスト化の口火を切ったのは、三井住友アセットマネジメントだ。昨年9月、DC(確定拠出年金)専用投信4の一般販売に踏み切った。DC専用は運用資金の流出入が小さいため、信託報酬は低く設定しやすい。また分配金を出さないので長期的に基準価額は上がりやすい(基準価格とは、投資信託の現時点での価値が単位口数

    NISAが加速する投資信託のデフレ化
  • セブン混乱の教訓「忖度文化が独裁を生む」

    セブン&アイ・ホールディングスは日の取締役会で新たな経営体制を決定する予定だ。同社子会社セブン―イレブン・ジャパンの社長人事を巡る混乱は、日企業が抱えるコーポレートガバナンスの課題を浮き彫りにした。その最大の問題点は、「トップの意向を忖度する文化」だ。ガバナンス問題に詳しいエゴンゼンダーの佃秀昭社長に話を聞いた。 佃秀昭(つくだ・ひであき)氏 エゴンゼンダー代表取締役社長。東京大学法学部卒業後、1986年三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。2000年エゴンゼンダー入社。2010年から現職。主に取締役会改革、最高経営責任者等の後継者計画、経営陣のリーダーシップ開発、次世代経営人材の評価・育成、社外取締役・経営幹部の招聘などに従事。金融庁と東京証券取引所による「スチュワードシップコード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」メンバー セブン-イレブン・ジャパンのトップ人

    セブン混乱の教訓「忖度文化が独裁を生む」
  • 江戸しぐさはなぜ消えない(小田嶋隆):日経ビジネスオンライン

    「江戸しぐさ」は、消えたものと思っていた。 公式な敗北宣言がリリースされたとか、関係者による謝罪会見が開かれたという話までは聞いていない。が、個人的に、あれはもう終わりだと思い込んでいた。形式上のケジメは別にして、歴史伝承ないしは思想運動としての「江戸しぐさ」普及活動が、その社会的な生命を絶たれた点については、まったく疑っていなかったということだ。 というのも、あれだけはっきりと証拠を突きつけられた形で歴史の捏造が証明され、ついでに普及の経緯における各方面との癒着までもが明るみに出てきてしまっている以上、これまで通りの活動を続けることは不可能であろうと、かように判断したからだ。 ちなみに、「江戸しぐさ」のインチキが発覚してから証明されるまでの経緯は、原田実氏の『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』(星海社新書)に詳しい。 私は、2014年の8月に書が出版されるやいなや読んだ。で、

    江戸しぐさはなぜ消えない(小田嶋隆):日経ビジネスオンライン
    nashika-ryo
    nashika-ryo 2016/04/08
    “「道徳」というよりは、定められた規矩からはみ出さないことを至上の心得とする身分制度下の「処世訓」であることに気づかざるを得ない。”多分彼らは社畜どころか国畜を作ろうとしてる。ここは抗わないとヤバい。