アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある大統領府カサ・ロサダで、記者会見に臨むマウリシオ・マクリ大統領(2016年3月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/Nicholas Kamm 【4月8日 AFP】世界各国の要人や著名人らがタックスヘイブン(租税回避地)を利用していた事実が暴露された「パナマ文書(Panama Papers)」スキャンダルで、アルゼンチンの検察当局は7日、マウリシオ・マクリ(Mauricio Macri)大統領のオフショア金融取引に関する捜査に乗り出した。この問題で、また新たな国家首脳に捜査の手が伸びた格好だ。 パナマの法律事務所モサック・フォンセカ(Mossack Fonseca)から1000万点を超える内部文書が流出したことに端を発したこの一大スキャンダルでは、すでにロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領や中国の習近平(Xi Jinp