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宋文洲に関するobata9のブックマーク (17)

  • 北朝鮮との国境に行ってきました:日経ビジネスオンライン

    皆さんが4人の脱北者が船で日に逃れて来たことに驚いている間に、僕は彼らの国との国境に行ってきました。40年前、文化大革命の嵐から逃れるため、僕が親に連れられ内陸の山東省から逃れて来た場所です。 僕が5年間住んでいた家は国境の河、鴨緑江に面する急斜面に家族が建てました。写真の僕は我が家のあった場所から数十メートル下に降りたところに立っています。対岸は北朝鮮です。 逃亡先は桃源郷 僕の家族は文化大革命で酷いいじめに遭ったため、国境の無人区を目指して夜逃げしました。住民が少なく政治闘争がないからです。遠い親戚が、そこに住む三叔(サンスウ)の一家を紹介してくれました。 僕たち一家は数日かけてSL(蒸気機関車)列車で国境に近い駅まで乗り継ぎました。さらに駅からは馬車に乗り換えて目的地まで移動しました。国境に近い村に着いた時はもう夜でした。 その先は道がないため、僕たちは月の光を頼りに凍りついた国境

    北朝鮮との国境に行ってきました:日経ビジネスオンライン
  • 改憲論で一言 「平和を保つのは憲法ではありません」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「平和憲法を変えるべきではない」との意見をよく聞きますが、その都度頭をよぎる疑問があります。「日には戦争憲法が過去にあったのだろうか」と。 戦後の日は徹底的に平和主義を堅持し国際社会における信用を高め、社会の基盤作りと経済発展に専念してきました。その結果、国際紛争に巻き込まれず、今の繁栄を手に入れました。 日が戦後、大きな経済繁栄を遂げたことに異論を挟む余地はありませんが、繁栄を支えた平和主義は憲法がもたらしているとする論には、僕は素直に納得できません。日が平和を維持してきたのは、日人が悲惨な戦争を体験したこと、それによって生まれた信念が大きく寄与していると思います。時の軍部、そして政府によって「正当化された」戦争の正体のあやしさを

    改憲論で一言 「平和を保つのは憲法ではありません」:日経ビジネスオンライン
  • 中国人を理由に僕を非難する方々へ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 宋文洲です。いつもご愛読いただき心から感謝をしております。 年始の挨拶の時も申し上げた通り、このコラムの趣旨は日の方とは異なる視点を提供することで、様々な立場から議論し、それぞれの意見の偏りを修正して、問題の質に迫ろうとするものです。ですから、僕の書いた記事に対して、建設的な反論や批判がなされるのは、最初から期待していることです。 前回の「日当に『環境先進国』なのでしょうか」でもたくさんの意見をいただき感謝しています。しかし、この記事に限ったことではありませんが、寄せられたコメントの中には「中国人による日批判だ」「反日だ」「中国に帰ったら」といった言葉が交じっています。 読者の9割近くが「とても参考になった」「まあ参考になった」と

    中国人を理由に僕を非難する方々へ:日経ビジネスオンライン
  • http://bsou.seesaa.net/article/31943569.html

  • 捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと:日経ビジネスオンライン

    1996年11月の四川省の寒村。若い未婚の男性農夫が草むらに捨てられた女の子の赤ちゃんに気づきました。赤ちゃんを育てるのは、貧乏な彼にとって重い負担。そう考える彼は何回も赤ちゃんを抱き上げては下ろし、立ち去ってはまた戻りました。最後、彼は命が尽きそうな赤ちゃんに呟きました。 「私と同じ、貧しい事をべてもいいかい」と。 独身のまま1児の父親になった農夫は、粉ミルクを買うお金もないため、赤ちゃんはお粥で大きく育てられました。病気がちな体は心配の種でしたが、聡明で近所からとてもかわいがられたのは、お父さんの救いでした。 女の子は5歳になると、自ら進んで家事を手伝うようになりました。洗濯、炊飯、草刈りと、小さな体を一生懸命に動かして、お父さんを手伝いました。ほかの子と違ってお母さんがいない少女は、お父さんと2人で家をきり盛りしました。 突然押し寄せた不幸 小学校に入ってからも、少女はお父さんを

    捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと:日経ビジネスオンライン
  • 人口が減ってどこが悪いのでしょう:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「少子化」と「人口減少」という言葉は、誰もが前向きにとらえません。「このまま減り続けると…」日人がやがて恐竜のように地上から絶滅するような杞憂が横行しています。 しかし、今日もあなたとあなたのご家族が世界でも珍しい狭い住宅に住み、世界でも珍しい込み合う電車に乗り、いつやってくるか分からないリストラの恐怖に怯えています。これは人が多いからです。 為替レートで見れば日人の所得は紛れもなくトップレベルですが、別荘を持ったり、ヨットを楽しんだりする日人は何人いるでしょうか。欧米と比べて日人が豊かな暮らしを満喫できないのは、無駄や規制や公共事業なども関係していますが、狭い国土に密集して暮らすために不動産など居住にまつわるコストが必要以上にかかり

    人口が減ってどこが悪いのでしょう:日経ビジネスオンライン
  • 熱心なほど、教育に失敗する:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「愛情を込めて作った料理は、おいしい」 この言葉は、べる人が作る人への感謝の言葉であって、愛情を込めた料理当においしいとは限りません。これは園芸職人が「精魂込めて花を育てれば、必ず綺麗になる」とはまず言わないのと同じです。腕の立つ園芸職人は、花をどのようにして育てれば綺麗になるのかを、理論と経験から熟知しているものです。 聡明な読者の方にあえて言うまでもありませんが、料理にしても園芸にしても愛情は必要なものですが、それさえあれば済むような十分なものではありません。むしろ愛情に酔いしれて、冷静な状況判断ができなくなる危険性さえあります。特に教育の場合の愛情は、注意が必要です。 教育熱心の親御さんというのは、古今東西います。教育に無関心な親

    熱心なほど、教育に失敗する:日経ビジネスオンライン
  • 自国文化に誇りを持つ“過ち”:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日友人や知人から「4大文明の1つである中国文明」や「孔子、老子などの歴史偉人」について関心を示される時、僕はいつも複雑な気持ちになります。今の中国は世界に後れを取っていますし、現在は世界の人々が納得するような偉人も生み出していないからです。 「日文化の多くは、中国からやってきた」と言われる時も困惑します。恐らくは、僕への心遣いも込めての表現だとは思います。にもかかわらず戸惑ってしまうのは、文化は国に属するものではなく地域の風習や自然と歴史から育まれてきたものだ、と言うのが僕の持論だからです。人類の長い歴史において国の興亡は果てしなく繰り広げられてきましたが、文化は人間を媒体に人類のものとして伝わり発展したものなのです。 朱子学を日

    自国文化に誇りを持つ“過ち”:日経ビジネスオンライン
  • いじめが自殺につながる日本の「空気」:日経ビジネスオンライン

    私も中学1年の春からいじめにあい、2年間悩み苦しみ、最後に転校しました。転校先の学校では、最初の数ヶ月はひたすら周りの様子をうかがい、皆と違うことをしないように心がけていました。目立たないように、静かに、でも違和感を持たれるような行動はとらないように…と、神経を使いました。幸いに、先生の気遣いと、数人の生徒と気が合ったおかげで、その後はさしたる問題もなく卒業し、高校、大学へと進学することができました。現在、大学で多くの留学生や帰国子女と接していて、自分が中高生時代に、いかに様々な個性や可能性を押し殺して”我慢して”成長してしまったかを痛感しています。あの時のいじめにくじけず、自分の個性を貫き通していたら、自分らしさを大切にして過ごしていたら…と悔やむことがあります。もしそうしていたら、今の自分の様に、無趣味で物事に熱中することがなく、流行りものの様な与えられたものにしか興味がなく、物事に対

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  • もう一つの格差がもたらす巨大なムダ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 世間では所得の格差が議論されていますが、著名企業や大組織に人材が集中し、中小・零細企業には人材が集まらない“人材の格差”は今も放置されたままです。商工組合中央金庫が先頃、発表した調査によれば、人手が不足していると回答した企業は全体の24%に達しました。過剰と回答したのは7%です。 厚生労働省の労働経済動向調査によれば、人材が不足や過剰と回答している比率は、企業規模の大小にかかわらずほぼ同じような比率ですが、著名な企業や公的機関では、間違いなく過剰な人材を抱えていると思います。もちろん最近は、大企業といえども正社員を採用する代わりにパートなど正社員以外を採用したり、社員の就労時間が長引くなど、最前線の現場では人手不足が起きていることも事実です。

    もう一つの格差がもたらす巨大なムダ:日経ビジネスオンライン
    obata9
    obata9 2006/10/26
    経営][問題提起][組織]
  • 中国は北朝鮮を擁護しているのか:日経ビジネスオンライン

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  • 僕がソフトブレーンの会長を辞める理由:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今日、8月31日は僕にとって特別な日になります。明日の9月1日から、僕はソフトブレーンの取締役会長から、マネージメント・アドバイザーになるからです。取締役は退任し、今後経営には一切タッチしません。現在保有する株は持ち続ける方針なので、ソフトブレーンと全く縁がなくなるワケではなりませんが、かつてのような経営の最前線に立つことはありません。 札幌のマンションの一室で創業したのは14年前。当時の僕は「不渡り」を「渡り鳥が来ない」と誤解していたように、日語もそして経営の知識もヨチヨチ歩きのような状況でした。そんな僕が、よくもずうずうしく会社のトップを務めてきたものだと、我ながら感心してしまいます。 僕は、今でこそ講演会に呼ばれ、コンサルティングを頼

    僕がソフトブレーンの会長を辞める理由:日経ビジネスオンライン
  • 「8月15日に北京にいました」 のコメントへのお返事:日経ビジネスオンライン

    親愛なる読者の皆様へ 前回の記事「8月15日に北京にいました」を読んでいただき当にありがとうございました。 皆様のコメントを全部読ませていただきました。コメントの多さは予想した通りですが、内容の厳しさは予想を超えていました。「とても参考になった」とアンケートに答えた方は67%でした。 これは以前の記事「中国人が靖国神社に行きました」の結果とかなり異なりました。あの時、読者の方々の90%が「とても参考になった」と答えてくださいました。もっと厳しいご意見があると思っていた自分はびっくりしました。 よく考えると、この違いは記事を書く環境の違いに由来すると思いました。「中国人が靖国…」の記事は日にいて日友人や知人と話した後に書きました。「8月15日…」の記事は中国にいて中国友人、知人と話した後に書きました。 中国では日の代弁をしていると 「中国人の代弁をしている」という趣旨のコメントが

    「8月15日に北京にいました」 のコメントへのお返事:日経ビジネスオンライン
  • 8月15日に北京にいました:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 偶然ですが、僕は8月15日には北京にいました。僕の体内時計はかなり正確で、だいたい同じ時間に起きます。北京は東京より時差で1時間早いので、北京滞在中の僕は、朝刊が届かない時間に目覚めてしまいます。ですから朝のニュースは、インターネットのニュースサイトから得ています。 8月15日、僕は北京で、小泉純一郎総理が靖国参拝した記事をインターネットで読みました。予想していたことなので、記事を読んでもさほど驚きはしませんでした。率直な感想は、「僕は日にいなくてよかった」というものです。 この記事は16日の早朝に執筆しました。だから当日、日がどのような様子だったのかは想像に頼っています。恐らく15日の日テレビや新聞は、小泉総理の参拝で大騒ぎだったこ

    8月15日に北京にいました:日経ビジネスオンライン
  • 同じアジアの同胞に送るメッセージ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 新幹線の中で偶然にめくったニューズウィーク誌のページから衝撃の写真が目に飛び込みました。爆弾に飛ばされた4~5歳の男の子は衣服がちりちりになり、埃だらけの姿で瓦礫の上に横たわっていました。隣に死んだ別の子の足が見える…。 子供を持つ読者ならきっと分かると思いますが、大きな頭と小さな手足が特徴の子供の姿を見ると人間は自然に親心がわいてきます。たとえその子供が全然関係のない人の子供だとしても。 私はついついこの子供の姿を自分の子供に重ねてイメージしてしまいました。一瞬にして熱いものがこみ上げてきて胸が詰まる感覚にとらわれました。「誰がこんなことをしたのだろうか、たとえどんなことがあったとしてもしてはならない…」と思いました。 気を取り直して記事を

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  • 残業大国ニッポンを憂う:日経ビジネスオンライン

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  • 宋文洲氏の靖国論を支持する:日経ビジネスオンライン

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    宋文洲氏の靖国論を支持する:日経ビジネスオンライン
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