「日本で、年間1000トンのバナナを廃棄しています。弊社だけで」 ある企業の担当者の言葉です。 日本人がよく食べる果物、18年連続1位のバナナ。そんなバナナが、実は大量に捨てられているというのです。いったいなぜ? (報道局記者 長野幸代) 最初に向かったのは、東京・表参道にあるバナナジュース専門店。 若い世代に人気の、おしゃれな外観です。 注文して受け取った商品には、あるシールが貼られていました。
![廃棄される輸入バナナ “完璧”から生まれる食品ロス | NHK | ビジネス特集](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/15c638d06ef99e54ecd2bee4cf6670dce9e7baac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20221021%2FK10013865621_2210251216_1025121855_01_02.jpg)
旭化成は欧州で環境関連技術の開発を加速する。欧州の電池試作会社と協力し、リチウムイオン電池の性能を最大で30%高める革新電解液の評価を行っている。試作会社のネットワークを通じて世界の電池大手へ訴求する。このほかにも再生可能エネルギーで水素を製造するアルカリ水電解などの新技術群を環境先進地域の欧州へ展開する。 革新電解液はアセトニトリルを含む高誘電率の電解液。日本で技術を確立した。電気を流しやすい電解液により、電池特性を上げられる。欧州はオープン・イノベーションが盛ん。協力相手の電池試作会社との電池を用いた性能評価を通じ、革新電解液技術は電池大手から注目されており、旭化成は手応えを感じている。ビジネスモデルは検討中で、早期の技術採用を目指す。 環境技術への関心が高い欧州は、開発の最終段階を担う場として期待される。旭化成は2018年からドイツでアルカリ水電解技術の実証実験を実施している。ゼオラ
高融点の金属“つなぐ” 大阪大学接合科学研究所の藤井英俊教授や森貞好昭特定准教授らは、摩擦撹拌(かくはん)接合(FSW)技術の技術革新に挑戦している。このほど、鋼といった高融点の金属を接合する手法を開発した。また6月には固相接合に照準を合わせた産学連携による新会社を設立。装置の販売やコンサルティング業務を手がけていく方針で新規の技術開発のほか、これまでの成果を産業界で生かしていく狙いがある。(大阪・石宮由紀子) FSWは、1991年に英国で考案された接合技術の一つ。円筒状のツールを回転し、発生する摩擦熱で被接合材料を軟化させながらくるくると撹拌して接合する。モノづくりの現場で主流のアーク溶接と異なり材料を溶かさないため疲労強度が高く、接合部分の温度が低くなるなどの特徴がある。その特性を生かして近年、新幹線など鉄道のアルミ車両の接合で採用されてきた。藤井教授らは長年にわたって、FSWをテーマ
10年目を迎える異次元緩和 世界的にインフレが進行し、日本国内では連日のように、物価高と円安を不安視する報道がされている。そうした中、日本銀行が「異次元緩和」と呼ばれる金融緩和政策を継続していることについて、批判する向きも増えているようだ。 とりわけ、足下で急速に進行している円安を問題視する立場からは、米欧の中銀がインフレ対策として果断に利上げを進めていることとの政策のすれ違いによる影響という見方が示されている。 しかし、いま異次元緩和を止めることで、本当に日本経済が好転するのだろうか。それを冷静に判断するためには、政策遂行に伴うコストと、政策遂行によって得られるベネフィットを比較する必要がある。 そこで以下では、そもそも異次元緩和は何を目指していたのか、どこまで達成できたのか、副作用は何なのかについて、来年緩和開始10年を迎えるいま、あらためて整理したい。 異次元緩和は何を目指したのか
東京大学は、省エネガラス窓に応用できるフレキシブルな「透明反射遮熱フィルム」を開発した。可視光や電波の透過性が高く、熱線を遮る能力にも優れている。5G(第5世代移動通信)で用いられるマイクロ波帯域の電波を遮ることも無いという。 酸化物半導体ナノ粒子の近赤外表面プラズモン技術を応用 東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻/電気系工学専攻の松井裕章准教授らによる研究グループは2022年10月、省エネガラス窓に応用できるフレキシブルな「透明反射遮熱フィルム」を開発したと発表した。可視光や電波の透過性が高く、熱線を遮る能力にも優れている。5G(第5世代移動通信)で用いられるマイクロ波帯域の電波を遮ることも無いという。 窓から侵入する赤外光(熱線)を遮ることは、省エネにつながることから、ビルや住宅、自動車などの分野で、さまざまな研究がなされている。遮熱性能を有するガラス窓としてはこれま
私たちの生活に欠かせない存在である「洗濯機」。そんな洗濯機に関する“ある事件” が今、SNSで話題になっています。 この記事の画像(5枚) 「事件 洗濯機から爆発音と警報音が鳴り響いたから慌てて見に行ったら本当に爆発 状態やった!」 そんな一文と共にSNSに投稿された写真には、設置されている防水パンから飛び出し、ボタンが配列された操作盤も浮き上がった状態の「洗濯機」が。 一体、何が起こったのでしょうか? 電化製品を扱う、栄電気の沼澤栄一代表に話を聞いたところ、防水加工が施された衣類が、脱水時に水が排出される穴をふさいでしまい、洗濯槽の中の水を排水しにくくするのだといいます。 それにより、洗濯機に異常な振動が生じてしまい、故障する原因になることがあるというのです。 製品評価技術基盤機構=NITE(ナイト)が、防水加工された自転車カバーの脱水を再現したテストを行ったところ、大きな振動と共に本
10月23日、第20回党大会で選出された第20期中央委員会による第1回総会の後、政治局常務委員会のメンバーを発表した習近平総書記(写真:AP/アフロ) 中国の新しい指導部が発足した。5年に1度の中国共産党大会(第20回)が22日に閉幕し、翌23日の中央委員会第1回全体会議(1中全会)で最高指導部となる政治局常務委員7人が選出され、お披露目された。そこで習近平をトップとする異例の3期目に入ることが確定。他の常務委員もすべて昔よしみの部下で固めた。 異例だったのは、それだけではなかった。共産党が大会閉幕後に公表した指導部上位約200人の中央委員の名簿の中に、党序列2位だった李克強首相と4位の汪洋・全国政治協商会議主席の名前がなかったことだ。 エリート集団「共青団」出身者を徹底排除 中国共産党には「七上八下」という年齢制限の慣例がある。党大会時の67歳以下は現役、68歳以上は引退するというものだ
部分動員令を出したプーチン大統領(提供:Russian Defense Ministry Press Service/AP/アフロ) 最新4〜6月期の実質GDP(国内総生産)は前年比4.1%減と、4四半期ぶりの前年割れに陥った。ロシア経済発展省が発表する月次の実質GDPは、6月の同5.0%減をボトムに、7月が同4.3%減、8月が同4.1%減とマイナス幅を縮小させていたが、プーチン大統領が9月21日、ウクライナでの戦闘における劣勢打開を狙い、ロシア連邦としては初となる部分動員令を出したことで、経済に再び強い負荷がかかっている模様である。 特に消費者マインドが悪化し、個人消費が急減したことが、民間が発表する週次統計から明らかになっている。 例えば、銀行最大手ズベルバンク傘下の調査会社ズベルインデックスが発表する週次の消費支出(非食品)は、部分動員令が出された直後の9月25日週は前年比4.7%減
欧州連合(EU)諸国は今、目の飛び出るほどの高値でも天然ガスを購入しつつ、域内のエネルギー消費抑制を急ぎ、この冬のエネルギー不足を回避しようとしている。ただ最新の中期予報によると、この先寒波が襲来して一時的にエネルギー需要が高まる恐れが出てきた。 EU諸国は今、高値でも天然ガスを購入しつつ、エネルギー消費を抑制し、冬のエネルギー不足を回避しようとしている。ただ、この先寒波により一時的にエネルギー需要が高まる恐れが出てきた。写真はポーランド北部デンボグジェにある地下ガス貯蔵施設。4月30日撮影(2022年 ロイター/Kacper Pempel) ウクライナで戦争が始まって以降、ロシア産ガスの欧州向け供給が減少を続け、欧州では電力やガスの価格が跳ね上がった結果、物価全般が高騰。産業界は活動を阻害され、消費者も北半球の冬を迎える前から既に過去最悪の金銭的な負担を強いられている。 欧州のガス貯蔵率
多くの従業員は仕事に対する不安を抱えながら働いている。不安を抱えたまま働く従業員は、職にはとどまるものの、必要以上に一生懸命働くのをやめる「静かな退職」を迎えるリスクがあるという。解決策はあるのか。 人事関連サービスを提供するisolvedは2022年9月7日、労働者の本音に関する調査の結果を発表した。回答者の半数が「日曜日の恐怖」(日本でいうサザエさん症候群)を経験したと回答し、40%が仕事に対する自分の能力や実績を自身で認められない「インポスター症候群」であると回答した。 しかも、専門家によると、仕事に不安を抱えたまま働く従業員は「静かな退職」(職にはとどまるものの、必要以上に一生懸命働くのをやめること)を迎えるリスクがあるという。人事領域の専門家が提案する解決策とは。 専門家が提案する「静かな退職」の防止策 回答者は「従業員は自己不信と不安に悩まされている」と述べた一方、「雇用主がマ
「あしたは仕事かぁ・・・」 楽しかった休日が終わりに差し掛かるころ、静かに心に浮かぶ憂鬱。 人呼んで、「サザエさん症候群」です。 週の始まりを憂う傾向は、若い社会人ほど強いとも言われています。 元気に1週間を乗り切るためにも、傾向と対策を考えてみましょう。 サザエさん症候群とは? 憂鬱な曜日は「月曜」がダントツ 趣味や恋人とのリラックスした時間も、残りわずか。 テレビから聞こえてくるのは、朗らかなサザエさんの笑い声。 愉快な一家の姿が、なぜこんなにも切なく感じられるのか。 日曜の午後6時半は、大人たちを現実に引き戻す時間なのかもしれません。 この明日から始まる仕事を思って、日曜の夕方から憂鬱な気分になることを、「サザエさん症候群」と言います。 江崎グリコが2018年に発表した20~50代の働く男女と専業主婦400人ずつ(計1200人)を対象にした「憂鬱な曜日調査」では、月曜日が、ほかの曜日
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