ジェネリック医薬品の沢井製薬は、九州工場で製造するテプレノンカプセル 50mg「サワイ」の安定性モニタリングの溶出試験において、不適切な試験が行われていたことを発表した。 ジェネリック医薬品の沢井製薬は2023年10月23日、九州工場(福岡県飯塚市)で製造するテプレノンカプセル 50mg「サワイ」の安定性モニタリングの溶出試験において、不適切な試験が行われていたことが判明し、特別調査委員会より調査結果報告書を受領したと発表した。 沢井製薬 九州工場では、製造するテプレノンカプセル 50mg「サワイ」の安定性モニタリング(製造販売中の医薬品の品質が承認後も担保されていることを継続的に確認、保証する試験)において、2015年以降、カプセルから内容物である顆粒を取り出し、別の新しいカプセルに詰め替える作業を行った上で溶出試験を行う不正行為が継続的に行われていた。 最初に不正行為が行われたのは、2
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