「ライセンスが英語で分からない!」「ソースコード提供ってどういう方法でやればいい?」:解決! OSSコンプライアンス(3) OSSコンプライアンスに関するお悩みポイントと解決策を具体的に紹介する連載「解決! OSSコンプライアンス」。3回目は、「ライセンスが英語で分からない!」「ソースコード提供ってどういう方法でやればいい?」という2つのエピソードと解決策を紹介する。

固定電話と0AB-J番号を廃止! あいおいニッセイが新しい企業電話のモデルに:羽ばたけ!ネットワークエンジニア(49) 顧客や関係会社から企業の代表電話に入電した場合、対応するには社員の出社が必要になるだろう。働き方改革を進めるには、社員がどこにいてもスマートフォンで受電できる仕組みが望ましい。大胆な「企業電話モデル」を実現した大手損害保険会社の事例を紹介する。 連載:羽ばたけ!ネットワークエンジニア 2022年1月21日、日本経済新聞の朝刊に「あいおいニッセイ、顧客と電話応対『在宅』で」という記事が掲載された。クラウドPBX(構内電話交換機)を使って電話の使い方を大きく変えるという内容だ。今回はあいおいニッセイ同和損保(以下、あいおいニッセイ)の新しい企業電話モデルの意味について解説する。 日本経済新聞に企業ネットワークに関する記事が掲載されるのは、年に一度もないくらい珍しいことだ。在宅
なぜ今AI倫理なのか? AIがもたらす「意図しない結果」を防ぐために開発者ができること:エンジニアが知っておくべきAI倫理(1) 正しくAIを作り、活用するために必要な「AI倫理」について、エンジニアが知っておくべき事項を解説する連載。初回は、AIの普及により浮き彫りになった課題と、AI開発プロセスに内在するリスクについて。 スマートフォン、スマートスピーカーに搭載されている音声アシスタントやお掃除ロボットなど、身の回りのさまざまなところにAI(人工知能)が導入され、私たちの生活は今まで以上に便利になっている。だが、新しい技術であるが故に、AIのブラックボックス化やAIによる差別の助長など、今までなかったような新たな課題が見えつつある。本連載では正しくAIを活用するための手法である「AI倫理」について解説する。 今回はまず、AIの普及により浮き彫りになった課題と、AI開発プロセスに内在する
「Windows Sysinternals」をインストールする Microsoftが無償で提供しているIT管理者/開発者向けのツール集「Windows Sysinternals」がMicrosoft Store経由でもインストール可能になった。ただ、幾つか注意点もある。「Windows Sysinternals」のインストール方法とその注意点について解説しよう。 Windows OSを使っていると、こんな機能があったら便利なのに、こんな情報が得られたらトラブルシューティングの際に役立つのに、ということがままある。こうした機能は、たいがいフリーソフトウェアで見つかるものだが、フリーソフトウェアの利用は少々不安ということもあるだろう。実は、Microsoftからもこうしたツールが無償で「Windows Sysinternals」として提供されている。 Windows Sysinternalsの
企業の新規事業開発を支援するRelicの知見を基に「新規事業における不確実性との向き合い方」について解説する本連載。第1回(2つのプロトタイピングで「正しく」「早く」失敗する)は、新規事業で発生する「不確実性」にはどんなものがあるのか、その不確実性を減少させるために「プロトタイピング」がなぜ有効なのかといった内容について説明しました。第2回は「プロダクトプロトタイピング」の進め方について解説します。 プロトタイピングの進め方 プロトタイピングにはさまざまな種類があります。その中でもプロダクトプロトタイピングは文字通りプロダクト開発で有効なプロトタイピングです。これを使うことで、機能やデザインなどプロダクトの“あるべき姿”を明確にできます。基本的な進め方は以下の4つのステップになります。 プロダクトにおける問いと仮説を書き出し、一覧化する(仮説定義) 仮説を重要度で分類し、「検証すべき仮説」
Windows 10やWindows 11で、ディスクにパーティションを作成するなどの操作を行う場合、[ディスクの管理]MMCスナップインを利用する。新しくディスクを接続したような場合に、[ディスクの管理]を起動してパーティションを作成するなどの操作が必要になることがある。外付け型のディスクを接続した際に、正しくWindows OSで認識されているのか確認したいような場合も、[ディスクの管理]を起動すると簡単だ。 [ディスクの管理]は頻繁に使うものではないが、いざというときのために起動方法を知っておくとよい。 そこで本Tech TIPSでは、Windows 10およびWindows 11を対象として、[ディスクの管理]を起動する複数の方法を紹介する。とはいっても、全ての方法を覚える必要はない。場面や慣れに応じて、いずれかを選択するとよいだろう。 以下では特記しない限りWindows 11の
ソフトウェアエンジニアのトビアス・クペック氏は2021年11月15日(米国時間)、開発者向けQ&Aサイト「Stack Overflow」のブログに記事を寄稿し、ディープラーニングパイプラインのQA(品質保証)プロセス構築について解説した。 ディープラーニングモデルには、一般的なテスト手法の多くは適用できないが、適切な手法でテストを行うことで、ディープラーニングパイプラインが良い結果を出せるようになるとしている。 ディープラーニングではなぜ品質保証が異なるのか 通常のソフトウェア開発では、クラッシュしたときに障害を発見できる。最初の障害点はほとんどの場合、明確だ。 だが、ディープラーニングモデルでは、障害点の候補がたくさんあり、特定が難しいこともある。このため、開発者が慣れ親しんだステップバイステップのデバッグ手法を使って障害点から徐々にバグを追い詰めることは困難だ。 ディープラーニングモデ
GitHub Security Labのセキュリティ研究者、ケビン・バックハウス氏は2021年11月9日(米国時間)、ソフトウェアのバグ、特に、セキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性を修正する際に踏むべきステップを解説した。 同氏は「回帰テストの追加」「バグの修正」「バリアント(亜種)の発見と修正」という3ステップを挙げた。「バグの修正」は当然、必要不可欠だが、なぜ他の2つのステップが重要なのか、なぜこの順序で実行すべきなのかを解説した。 回帰テストの追加 回帰テストの目的は、同じ誤りを繰り返さないことにある。バグの修正時には同じバグが再発した場合、失敗するように設計した回帰テストを追加する必要がある。なぜだろうか。修正済みのバグのテストを作成するのは、時間の浪費ではないのか。 時間に追われていると、「現実的に、誰かがこれと全く同じバグを再発させる可能性はどれだけあるのだろうか」と考えて、回帰テ
Windows 11に無償アップグレード可能かどうかを調べる Windows 10は、無償でWindows 11にアップグレード可能だ。ただし、プロセッサやメモリ容量などの条件がある。それが合致していないとWindows 11にアップグレードできない。自分のPCが合致しているかどうか調べてみよう。 Windows 11の提供が開始されると、既存のWindows 10も無償でWindows 11へアップグレード(アップデート)が行えるようになる。ただし、全てのPCが対象ではなく、Windows 11が実行できる「システムの最低要件」を満たしている必要がある。 条件を満たしているPCに対しては、Windows 10の機能更新アップデートと同様、順次、Windows UpdateでWindows 11への更新プログラムが案内される。逆にいえば、条件を満たしていないPCでは、Windows 11が
PlasticARMのダイ ArmのCortex-Mプロセッサに456バイトのROM、128バイトのRAMで構成されている。写真は、Nature誌掲載の論文「A natively flexible 32-bit Arm microprocessor」から。 新奇な技術の中には、パッと見では面白そうなのだけれど、いざ実際に売り込もうとすると帯に短し襷(たすき)に長しという感じで、考え込まざるを得ないものも多い。「10年早すぎた」といわれる場合、「社会の変化を先取する方向性はよかったけれども、ビジネスとしてはタイミングが早すぎたよね」と慰められるのだ、多分。100年早すぎたというと、すごすぎる天才的発想に誰も付いてこられませんでした(100年先のお金の話なら俺には関係ないよ、現世ご利益)という感じか。 今回取り上げさせていただく「PlasticARM」という技術は、業界の歴史を知らない若者には
メールをさまざまな用途に使っていて、「この用途では別のメールアドレスを使いたい」「今のメールアドレスのままだと、この用途には都合が良くない」と思ったことはないだろうか? もしGmailを使っているなら、意外と簡単にメールアドレスを追加する方法がある。しかも無償で、だ。 本Tech TIPSでは、Gmailの「エイリアス」という機能を利用して、メールアドレスを追加する手順や注意点を紹介する。Windows OSなどでデスクトップ向けのWeb版Gmailを中心としつつ、スマホでの設定方法や利用方法についても触れる。 Gmailでメールアドレスを追加する Gmailの「エイリアス」とは、オリジナルのメールアドレスに対して、「+abc」など「+」の後に文字列を付加することで作成できるメールアドレスのことだ。例えばオリジナルが「example@gmail.com」の場合、次のようなエイリアスをいくつ
オフショアは「単価が安いエンジニア」ではなく「開発のゆとり」――リクルートが“新規プロダクト開発でオフショア”を選択した理由とは:リクルート事例に見るエンジニアとしての価値の高め方(4)(1/3 ページ) リクルートでの新規プロダクト開発事例からエンジニアとしての価値の高め方を探る本連載。第4回目となる今回は「オフショア開発の活用」にフォーカスし、新規プロダクト開発でも頼りになるオフショア開発チームを立ち上げる方法と、安定した開発体制を構築するポイントについて解説する。 変化の激しい市場の中で新規プロダクトをリリースするために、リクルートテクノロジーズ(2021年4月1日にリクルートに統合)が実際の開発事例を基に「どのような開発プロセスや体制を作り上げていったのか」「どのような技術選定や設計をしていったのか」を紹介する本連載。 第2回、第3回は本開発フェーズにフォーカスし、不確実性が高いプ
AIに欠かせない数学を、プログラミング言語Pythonを使って高校生の学習範囲から学び直す本連載『「AI」エンジニアになるための「基礎数学」再入門』。前回は「確率・確率分布」について学びました。今回のテーマである「ベイズの定理」は、そのもう少し高度な内容といえます。ぜひ、前回記事も併せてお読みください。 ベイズってどんな人? トーマス・ベイズ(Thomas Bayes)は1702~1761年に実在したイギリスの人物です。彼の肩書は異色で、牧師でありながら数学者でもあります。そんな彼は「神の存在を方程式で説明できる」と主張したそうです。ベイズは牧師として活動する傍ら研究を重ね、後に解説する「ベイズの定理」を含む「ベイズ理論」を考案したという偉業を成しています。 ところが、その偉業はベイズの死後である1764年にRプライス(生命保険の創始者の一人)によって発見されました。その後、偉大な物理学者
巣ごもりDXステップ講座情報ナビは、これまでデジタルスキルを学ぶ機会がなかった人でも、新たな学習を始めるきっかけとなるオンライン講座を紹介するサイト。 デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業が増える中で必要となる新しいデジタルスキルを自宅にいながらにして学べるよう、経済産業省が民間事業者にコンテンツの無償提供を呼び掛けて集めた。 カテゴリーとレベルで自分の合ったコンテンツを探せる 掲載しているコンテンツ数は、開設時点で50以上。経済産業省は今後も継続的に掲載情報を更新するとしている。 関連記事 総務省が「無料で受講できるIoTの入門講座」を開講 総務省は、オンライン講座「IoT入門ウェブ講習」を2021年3月24日まで開講する。IoT機器などの電波利用システムを、適正に利用するためのICT人材を育成することが目的。無線通信の方式の違いによる特徴や関連する法制度などを解説する
「当たり前のように使っていたOSSのせいで訴えられた!」なんてことがないように、OSSを賢く利用するためのポイントを解説します。 第1回から第3回にわたってOSS(オープンソースソフトウェア)の理念やライセンス、OSSを公開する際に気を付けるべきポイントを紹介しました。今回は本連載の最終回としてOSSにまつわるリスクを最小限に減らして賢く活用する方法を解説します。 ライセンス確認、脆弱性管理は不可欠 OSSを活用する際にすべきことは大きく2つあります。1つ目は、「どのようにOSSを利用するか?」を前もって決めることです。OSSにどのような形態があるかは第1回で説明しましたが、端的にいうと「OSSを改変して利用する」「ソースコードを取り込んで利用する」「バイナリコードとリンクする」の3つです。使用しているOSSがコピーレフト型のライセンスを適用している場合は、改変部分や自社独自で開発した部分
ビデオ会議(オンラインミーティング)の際、相手から「声が聞こえない」「声が小さい」と言われたことはないだろうか。1対1であれば、「声が小さい」のであれば相手のスピーカーのボリュームを上げてもらえればいいが、複数人での会議となると、1人だけ声が小さい場合は大きな声で話すなどしなければならない。 「声が聞こえない」「声が小さい」といった場合、Windows 10のマイクの設定に問題がある可能性が考えられる。そこで、本Tech TIPSでは、Windows 10のマイク設定について整理する。 ビデオ会議を始める前のチェック方法 「声が小さい」は、相手側の設定などもあるため事前に把握するのは難しいが、ビデオ会議前にチェックすることで「声が聞こえない」は回避できる。 ビデオ会議アプリには、マイクやスピーカー(ヘッドフォン)の動作を確認するためのテスト画面が用意されている。例えば、Zoomの場合、ホー
Appleが自社製SoC「M1」と、それを搭載するMac製品を発表した。Intel製プロセッサからArmコアを採用した自社製SoCへの移行が開始されるわけだ。なぜAppleは、Intel製を止め、Armコアに移行するのか、筆者がその背景を推測する。 頭脳放談「第242回 MacのArm採用はIntelからArmへの時代の流れ?」で、Appleから「Macのプロセッサを切り替える」という発表があったときにも一度書かせていただいている。 今回は、Applが次世代「Mac」とともに、最初の自社製SoCチップ「M1」を発表した(Appleのプレスリリース「次世代のMacを発表」「Apple、M1チップを発表」)。Appleの発表資料から1文引用させていただけば、「業界をリードするパフォーマンス、パワフルな機能、そして驚くような電力効率を持ったM1は、AppleがMacのために設計した初めてのチップ
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