2022年11月にOpen AIがChatGPTを公開して以降、生成AI(人工知能)が爆発的に世界に普及している。その生成AIは、NVIDIAのGPUなどのAI半導体を搭載したAIサーバ上で動作する。 しかし、昨年2023年12月14日に行われた台湾の調査会社TrendForceの予測によれば、AIサーバの出荷台数は思ったほど伸びない。AIサーバが、全てのサーバの出荷台数に占める割合は、2022年に6%、2023年に9%、2024年に13%、2025年に14%、2026年に16%にとどまる予測となっている(図1)。 図1 サーバの出荷台数、AIサーバの割合および、AIチップ用ウエハーの割合[クリックで拡大] 出所:Joanna Chiao(TrendForce)、「TSMCの世界戦略と2024年半導体ファウンドリ市場の展望」(TreendForce産業フォーカス情報、2023年12月14日
![NVIDIAのGPU不足は今後も続く ボトルネックはHBMとTSMCの中工程か](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b65f157f18d2b47a389ded368bb95b546921fa1b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fee%2Farticles%2F2405%2F07%2Fcover_news034.jpg)