VPC-5000シリーズの販売形態は、受注生産となるBTO(Build To Order)で、OSの選択肢は「Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64-bit」と「Windows Server IoT 2019 Standard」、そして「OSなし」となっていた。ここで「OSなし」を選んでいた顧客のほとんどが自身の手でLinuxをインストールしており、そのLinuxとして広く利用されていたのがRHELクローンのLinuxディストリビューションとしてオープンソースソフトウェアで展開されていた「CentOS」である。 しかしCentOSについては、2020年末に開発コミュニティーがメンテナンスの終了を発表し、最新の「CentOS 8」に次ぐ新規バージョンのリリースを行わない方針を表明している。CentOS 8は既に2021年12月末でサポート期限を迎えており
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