野外救命救急は、野外環境・災害時に「自分の手で出来る救命・救急処置」を学べる、日本では全く新しい総合救急救護トレーニングです。 レスキュー隊や医師によって培われた最新の救命医学と、アウトドア・プロフェッショナルによって作られた野外救命救急は、都市環境に適応されたCPR /心肺蘇生に重点を置くプログラムと異なります。 実際の自然環境や災害時の緊急事態において、頻繁に必要となるのは、CPRに加えて患者の生命を脅かす様々な怪我や病気の早期発見とその処置知識・技術です。 野外救命救急の特徴は、外傷、病気、環境によって起こる様々な傷病に対して理解しやすい患者の健康状態や身体機能の評価をする事で、生命を脅かす徴候を的確に察知し、その場で出来る限りの救急処置が行えるようなプログラムを使っている事です。 私達は、過去31年間、世界30カ国以上で野外救命救急コースを開催し、年間8000人以上のコー