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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/tarezou_1998 (26)

  • 寄生虫 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    今日、学校給用に切り身を国内生産している加工屋さんから聞いた話しです。 先日同社が国内で仕入れたブリ原料を切り身して学校へ納めたところ、一部から寄生虫が出てしまったとのこと。 気になるのはその後。校長先生が、こんなものは生徒にべさせられない、と、全量廃棄にしてしまったそうです。 こんなもの公になったら大変だ、と、過去屋さんへ言ったそうです。。。 ハエの混入と一緒だと、その校長は言ったそうです。 魚に寄生虫はつきもの。ブリや天然のシャケはその中でも寄生虫は多い方でしょうか。サバ秋刀魚も寄生虫は居ます。 であれば、学校給用には天然の魚は出せないということですかね。 加工屋さんもかなり憤ってました。 魚の身に寄生虫が入り込んでいたら防ぎようがない 天然の魚には寄生虫はつきもの もちろんそういう魚出さないことが供給側責任、と、言われればそれまでです。 まず無理です。 その過去屋さんは、学給用

    寄生虫 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2014/01/27
    「こんなもの公になったら大変だ」>校長の対応はおかしいと思うが、批判を恐れての過剰対応にも見える。とすると、そもそも教育現場のさらされている環境が異常。/ブログ主の提案こそ本来の食育な気がする。
  • 100円皿 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    今日、とある寿司ネタのメーカーさんから聞いた話。 回転寿司には、いわゆるBIG3というのがありますが、そのうちの一社が、供給困難を理由にかなりメニューを絞っているとのこと。 納品業者にとっては、仕入自体を無理に100円皿の単価に合わせられるのは非常に辛いものです。 某社さんは、今後の見込みが明るくない商材に見切りをつけ始めたようです。 で、たとえばウニ。チリ産の安いウニが使われていたようですが、これがメニューから外れると、一体年間何トン相当のウニが余ることになるのか。。回転寿司さんの使う数量は半端ではありません。とくに、100円寿司の場合、いわゆる高額と思われる商材は人気があります。ウニの中身が使われないと、原料換算では、何百トン、否何千トンの話しにも膨らむようです。 生産者、納品業者とも、そういったアイテムが切られたら大変な影響がでてくるわけです。 先日、韓国から赤貝の寿司ネタの案内を受

    100円皿 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2013/08/07
    『大手さんが使われる量は半端ではありません。決まったら決まったで、原料確保が大変。切られたら切られたで、また大変。。。』
  • ドリンクバー - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    私の友人(先輩?)に、外経営をされている方がいます。(某大手チェーンの喫茶+軽) 同じに携わっていでも、私は輸入の窓口であり、彼は末端で直接お客様に触れ合っている立場であり、視点が全く異なり勉強になることが沢山あります。 その方は池袋にも店を持っているので、今年は西武百貨店の元日開業に合わせ、その外店もオープンしました。 結果は、 * 昨年の正月(=2-3日の二日間営業) と、今年の三が日の合計(=1-3日営業)で、売り上げはほとんど変わらなかったそうです。 彼が言うには、「正月に百貨店に来よう、と思う人の数自体はあまり変わらず、ただ営業日が多くなった分分散しただけ、効率が凄く悪い・・」とのこと。 こういった分析は、実際に店を経営していないとわからないし、また、数字が見えても「生きた数字」として肌で感じるのは、やはり自分で経営しているからこそのものだな、と、いつも関心します。 丼も

    ドリンクバー - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2013/01/16
    「現状の冷静な分析とそのフィードバックというのがオンタイムで行われている会社が生き残っている」
  • FRP船 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    先週の月~火曜日と、久しぶりに清水・焼津地区に出張に行ってきました。 社会に出て最初に携わったのが、マグロ関連の仕事。当時は毎週清水へ通い、水揚げに立会い、そして台湾の船主さんたちと宴会をする生活でした。 さて、マグロ、と、一口で言っても用途は様々。ときどき、「マグロ」を話題にしていても話しがかみ合わないな、と、思うことがありますが、皆さん自分の立場の「マグロ」を指して話しをしているからなわけです。 たとえばですが、まき網 といえば、缶詰用の原料マグロ 超低温船 といえば、延縄の刺身用 生船、といえば、空輸刺身用の生 と、選別落ちが陸上凍結の原料用 などなど。 それに海外の需要、たとえばCO(一酸化炭素置換、日は流通禁止の、例の色が赤くなる処理ですね)マグロ用の原料に、ネギトロ用の原料・・・ 最近良く聞くのが、FRP船のマグロ、 というやつです。 FRP船、すなわち、鋼船ではなく、FRP

    FRP船 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2012/10/09
    FRP船は小型=国際規制にかからず、また、経費も割安だが凍結設備が弱く(通常-50℃のところを-30℃)、魚の質に問題がある。
  • 違い 2 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    ベトナム工場と中国工場の違いについて まず、一番最初にお話しするのが、温度のことですね。 ベトナムは一年中暑い国です。外気は下手すると、40度にもなります。 室内温度も高いのがあたりまえなわけです。 よくこの話しをすると、 中国だって夏場は気温が高い・・ とおっしゃる方がいらっしゃいます。 お答えするのは、 「ベトナム人は、 寒い気温を知らない・・」 ということです。 頭ではわかっていても、実際にそういう体験をしたことがなければ、いかに低い温度が大事か、ということを身を持って知る機会が無いわけです。もちろん、温度を下げるということの重要性が、頭でわかっても、気持ちでは理解できないでしょう。 物理的に温度が下がるか否か、というのはまた別の問題です。 特にベトナムの工場は、前浜など、地の原料を使っての製品作りをしてきたところばかり。冷凍貨物を持ち込み、温度の管理をし、そして、製品を作って輸出す

    違い 2 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2012/09/24
    『「ベトナム人は、 寒い気温を知らない・・」ということです。頭ではわかっていても、実際にそういう体験をしたことがなければ、いかに低い温度が大事か、ということを身を持って知る機会が無いわけです。』
  • コスト割れ - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    イオンに対しての不当廉売の件で、品大卸3社が独占禁止法違反で警告を受けました。。 そして今日の日経を見る限りでは、イオンは、「値上げには応じない」とのこと。 つまり、メーカー仕入れ価格以下でイオンに納入していた(せざるをえなかった)3社が警告を受け、イオン側は、「消費者の納得が得られない」という姿勢で、仕入れ先を絞り込むことも視野に値上げに応じない構え、ということらしいのです。 簡単には言えない、品流通の裏側がこのあたりでも垣間見れます。 当該商品は逆ザヤでも、その商品を販売することによって他の商品の売れ行きが伸びる・納品できるのであれば、そちらで取り返せばよい、という発想で、逆ザヤで納品することも珍しくありません。 ただ、今回のケースは、納品側が警告を受けています。 このイオンの「消費者の納得が得られない」というスタンス、政治でもよく聞きますね。「有権者の納得が得られない」とまさしく

    コスト割れ - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2012/07/26
    このニュースには私も違和感を感じた。
  • ダブルスタンダード - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    昨日来日の取引先のベトナム人社長、親日家で有名です。取引相手も日がほとんど。日向けを嫌がる工場が多い中で珍しいケースです。 とはいえそのベトナム人社長もやはり日市場に対して、不満というか不信感を抱いていることも確か。その不満の質も、他工場と同じようなものになってきています。 いわゆる「日の過剰な基準・要求+価格がとにかく安い」というところですね。 どちらか一つならいいと。確かに、基準が厳しいならば、それなりに加工賃を払えばいいのでしょうけど、そこはとにかく安く、反対に基準は、作ってる我々ですら首を傾げるようなことまで言わねばならない状態なのですから、まあベトナム含め海外の人たちはよくやってくれていると思います。 一つにはボリュームもあるでしょう。スポット単発で仕事を持ち込めば、工場も不慣れであり、問題が起こる可能性も多いわけです。そんな仕事を、しかも日の商品を請けてしまい、あとで

    ダブルスタンダード - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2012/02/28
    買いたくても買えない時代が、もうすぐそこまで来ている
  • 満庫 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    東京地区の冷蔵庫がどこも一杯、いわゆる満庫状態です。 原因は色々とあります。 * 旧正月前、海外での生産を急ぎ、貨物を搬入させたこと * 北海道が前浜貨物が多く、倉が一杯のため、東京経由で北海道に行く貨物が滞っていること * 国産鮭の漁が芳しくないため、輸入を増やしたこと * 三陸の倉庫が被災し、庫腹が足りないため などなど・・ 現状、船が入り、倉は一杯。 前もって倉に案内をしていた会社は、倉の責任として、デマレージを倉がもったりしながら貨物を搬入させているようです。この経費も安いものではありませんよね。。 逆に、のんびり構えていた商社さんは、倉に入れられず四苦八苦。船会社からはデマレージを取られることになったりしているようです。 出庫がなければスペースも空かず。国内の貨物荷動きは相変わらず悪い、とのことで、なかなか庫腹が回復しないようです。 釜山も倉が一杯。前浜貨物にロシアからの貨物。そ

    満庫 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2012/01/26
    "東京地区の冷蔵庫がどこも一杯、いわゆる満庫状態"
  • 比較 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    中国加工をしているお客様から、ベトナム加工の問い合わせを頂いたときに相違点の説明をするわけですが、必ず伝えることの一つが、「外気」です。 中国で水産加工を行っている地域は冬場は外気も相当冷え込み、外気よりも工場の中のほうが暖かいことも珍しくありません。 水産加工をやるに当たって気になることの一つが、「温度管理」なわけです。 外気が寒ければ、あまり神経質になる必要もないことも、外気が一年中30度を超えているようなところでは、同じことが同じようにはできないわけです。 余談ですが、室温を下げるためには空調を使うことになり、結果としてコストも上がります。 原料の運搬も写真のとおり保冷車を使う必要もなく(外気はマイナスです) 、加工に入っても原料が解凍しすぎる、ということはありません。 中国ではなんでもないことも、ベトナムではそうはいかないわけです。

    比較 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2012/01/05
    なるほどね。国内で、それなりに管理された工場でも夏冬は勝手が違うしね。
  • 産地偽装 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    今朝のニュースに、魚沼産コシヒカリを無作為でDNA鑑定したところ、50%近くが他の米が混じっているか違うものであることが確認された、という話しがありました。(調査したのは新潟県) 水産物の輸入・原産地とパラレルに考えることはできないですが、これだけ厳密に海外のものは表示義務、報告義務があるのに・・と、考えてしまいます。 翻って考えると、産地表示は何のためか、という原点に戻ってきます。 そもそも、商品によって産地のもつ「意味」は違ってきます。 水産物の話ししかわかりませんが、参考に。 私のところに、よく、「原産地証明書をくれ」とか、「工場の加工証明書をくれ」という依頼が来ます。以前には無かったこと。 原産地証明書は、我々が通関を切る際、魚種によって、或いは特恵関税をとる場合などに必要とされていますので、基的にお客様に提出する書類ではありません。(出せない、ということではなく) これが客先か

    産地偽装 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2012/01/04
    トレーサビリティ
  • 風向き - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    昨日ベトナムから戻ってきました。案件はいくつかありましたが、そのうちの一つが「おせち用の商材」作りです。 すでに12月に入っておりますので、当に最後の追い込みですね。とはいえ弊社への依頼は急に入ってきたもの。他の工場で生産していたものが、薬剤で「違反」をしたので輸出ができなくなり、急遽こちらに生産依頼が来た次第です。数量も少なかったので頼み込んで作ってもらいましたが、それでもこのタイミング。各社さん、皆綱渡りで仕事をしていますね。以前のように原料が集められなくなった上、価格もどんどん高騰。いつかは下がると思って我慢していたら、どんどん値あがりで、結局買えなくて大騒ぎ。そして時々起こる違反やら衛生問題やら。。。 さて、ベトナムで感じたこと。わずかに風向きが変わってきたような気がします。EUの景気が減速している影響でしょうか。旧正月までは加工ができない、といっていた会社が、急に「なにか加工さ

    風向き - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2011/12/06
    "EUの景気が減速している影響でしょうか。旧正月までは加工ができない、といっていた会社が、急に「なにか加工させてくれ」と言ってきました。"
  • 報道 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    今朝の情報番組で、秋刀魚は豊漁なのに、なぜか倒産する加工屋がある、とう話しを特集していました。 明石に15件も秋刀魚の加工屋があることは知りませんでしたが、明石と聞いただけで、ストーリーが解かりました。 案の定、冷凍原料が不足している、という流れです。 三陸の冷凍工場が流されてしまったため、今年は水揚げされても冷凍できない、ということが紹介されていました。 さて、これは明石に限ったことではありませんね。もうすぐ秋刀魚の漁期も終わります。そうなると、全国の秋刀魚加工業者が「冷凍」を使うしかないわけですが、その冷凍が不足しているのですから、今後の相場は・・。 このブログで何度も紹介していますが、 ※ なぜ、日の船は洋上で凍結できないのか・・・ 凍結業者など、地元産業の保護 ※ なぜ、こんな環境にもかかわらず、輸入できないのか・・・業界保護のための「枠」による輸入規制 ということです。 この点

    報道 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2011/11/16
    秋刀魚の加工の話から日本の漁業の問題点など。この方と勝川さんの対談を見てみたいなと以前から思っている。
  • 所有権・・ - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    ・ 三陸で銀鮭の養殖をやっている会社 今回すべて魚が流された。。。 ・ 同じく三陸で寿司ネタ加工をやっている会社 工場が流された。。。 という方々と久しぶりに一杯やりました。 当事者の方々のお話しというのは、外から見ているものとは全くことなります。 印象的だった話しをいくつか。。 三陸の寿司ネタ加工屋さん、いち早く工場再建を決め、月末から稼働予定で工事を進めています。中国の研修生は帰国してしまいましたので、新たに女工さんを雇い入れしようと、募集を開始しました。(既存の女工さんは一切解雇しなかったそうです。このあたりにも経営者の方々の思いが感じられます。。) 日人のパートさんの募集は、今後生産がどこまで伸びるかわからない中、地元に少しでも雇用を創出したい、という思いもあっての英断です。 ところが、実際にはほとんど人が集まらないそうです。失業保険の給付の延長が決まったようで、元々不安定な労働

    所有権・・ - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2011/07/15
  • 同業者から。。。 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    昨日、 ・ ベトナム移住の日人の方(現地でご結婚) ・ 私と同じような出張ベースでモノづくりをされている方(私と同時期に独立) と、個別に話しをしました。 基的には相互の取引はありませんが、同業者ということでもあり、また、皆年齢も近いこともあって、色々と情報交換をさせていただいています。。 改めて彼らと話しをすると、感じてるのは私だけじゃないんだな・・と実感します。 すなわち・・・ ・ 日からの貨物が入るとはいえ、結構時間がかかり、加工スケジュールが立ちづらい (これは、放射能検査の影響) ・ とにかく買い負ける (これは市場の弱さ) ・ 工場が日向けに苦痛を感じ始めている (これは異常な要望が増えている) って、あたり、まさに皆同じところで苦しんでいました。 折に触れ日市場の弱さを指摘していますが、とにかく危機感を感じているからに外なりません。 昨日、NHKあさイチという番組で

    同業者から。。。 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2011/05/12
    歪んで伝わる消費者ニーズと海外の日本忌避の関係
  • 輸入枠 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    業界でも、輸入に関連する方々以外にはあまり馴染みのない「輸入枠」制度。 まさに前時代の遺物のような制度が未だに蔓延っています。 今日、とある「枠」に詳しい会社の方々と商談いたしました。 実際には、漁業者生産者保護の目的で設定された「枠」も、大手水産会社が自分で魚を取らなくなり、漁師さんが減り、保護すべき対象が無くなってきているにも関わらず、制度自体は存続しているわけです。 オフィシャルに制度の見直しなどを申し入れているそうですが、結局この「枠」業務に携わる役人が多く、自己否定になるような動きは誰もしないそうです。 これだけ水産資源が無くなると輸入に頼らざるを得ないわけですが、利権やら(=なぜ、某地方に枠を持っている会社が多いか・・・ 過去の大物政治家による利権で業界周知の事実)自分の立場やらを守るため、業務を複雑にさせ、余計な経費をかけ(=役人の無駄な仕事は税金の無駄遣いですね。その上、枠

    輸入枠 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
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    ohira-y 2011/05/12
    形骸化している輸入枠について。いつも勉強になります。
  • アナログ - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    ユッケ中毒問題が巷を賑わせてます。 品の問題が起きると、決まって衛生基準とか、店の管理方法とか、難しい話しがでてきます。 これも大事。 もっとも、そもそもべ物というのは、生き物としての最初の欲求ですから、人類が存在するその以前から「べ物」というカテゴリーは存在するわけです。 もちろんそんな時代に厚生省が定めた衛生基準やら何やら、そんなものは存在していません。 今回の問題。べた人にそれを自分で判断しろ、といってももちろん無理な話。 その間にいる人たちが、「これ、たべて大丈夫だろうか?」というアナログ判断ができないところに疑問を感じてしまいます。 国やら何やらの基準は、あくまで、「アナログ的な感覚」を担保するためのもの。基準値未満でも当たりを起こす人もいるし、それ以上でもなんでもない人もたくさんいるはずです。 こと品については、賞味期限をはじめとする表示に代表される、「すべてを開

    アナログ - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2011/05/06
    ”国やら何やらの基準は、あくまで、「アナログ的な感覚」を担保するためのもの。”>食中毒菌は語感の変化を伴わず、少量で発症するのが難しいところ。あと、アナログ感覚で避けていた生食が最近求められる難しさ。
  • コスト開示 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    昨夜は、ブログ、ツイッターで知り合った業界の方々とミニ意見交換会+懇親会を行いました。皆、得意分野が異なるだけに、聞くことがすべて興味深い、というか、面白いことばかり。仕事の付き合いだけだと、だんだんと幅が狭まってくるものですが、ネットによる広がりというのは、ネット販売という直接的なものだけでなく、色々な形で波及していくのだなと、つくづく感じました。 さて、昨夜の話題の一つ。「コストの開示」について。 私も以前会社勤務のとき、お客様(量販店さんや外さん)から、コストをすべて開示してくれ(=リストにして出してくれ)と言われ、唖然としたことがあります。 ですが、それがその会社との取引ではあたりまえとのこと。。 以下、ケースバイケースです。あくまで私の意見ですし、ここで議論することは意ではありませんので念のため。 コストの開示? 原料仕入れ価格、歩留まり、資材代、加工賃、為替、関税、運賃、冷

    コスト開示 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
    ohira-y
    ohira-y 2011/01/18
    商習慣について
  • 最後のトラブル - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    今日で2010年も終わり。会社を興してからというもの、物事の見方が自分でもずいぶん変わったと思います。 毎日いろんなことを感じ、明らかにサラリーマン時代とは違う対応をしているときも、多々あります。生意気ですが、やっぱり転職を何度かしていて当に良かったな、と思う最近です。会社が変わると、大げさではなく、正義が変わります。A社で良しとされていたことが、B社では最低の行為、とみなされた経験もあります。しかし、両方知ることにより、あ、こんなこともあるんだな・・と 思えるようになっておりました。 さて、今年最後のトラブル・・・ ちなみに私自身は仲介しただけで、直接の当事者ではありませんが、私がご紹介した加工屋さんに相当迷惑がかかってしまいました・・ 某大手コンビニさん。販売中の、とある弁当。予定よりも売れ行きが好調だったため、年末年始、急きょ販売数量を増やすことにしたようですが、弁当を作るには、原

    最後のトラブル - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
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    ohira-y 2010/12/31
    通常ならば、そのまま終売で、別の商品を緊急で再発売という流れだと思うが、タイミングが悪かったとはおもう。しかし、コンビニの弁当総菜の売り上げも減少傾向だし、いつまでこういう力技が続けられるか?
  • これからの正義の話・・・ 食品版 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    今、話題の書。 売れてる割には難解で、最後まで読み終えている人は少ないのではないか、という記事がでてました。 特に、NHKでやってるこの人の授業 を観たことのある方にはわかると思いますが、以下、品について、マイケル・サンデル氏が授業を行ったら・・・という仮想。。笑 --------------------------------------------- マイケル・サンデル (以下 M) 「賞味期限が切れているけど、十分べられる商品を市場に流す行為について、どう思うかね? そこの君・・?」 学生 A (以下 SA) 「それは消費者をだましている行為になるから、許されるべきではないと思います。」 M:「では、表示を張替え、消費者は全く気付かないとしたら、どうなるかな? 騙されている認識が消費者にはないわけだが」 A:「相手が知らないから許される、ということにはならないと思います。 M: 

    これからの正義の話・・・ 食品版 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱
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    ohira-y 2010/12/26
    官僚とメーカーと消費者団体と一般消費者を集めて実際に授業して欲しいな。>サンデル教授
  • また偽装 - 食の安全を裏で支える ドーバーシーフーズ㈱

    さて、今日から師走。毎年、師走って、やっぱり師走だな・・・と実感するのですが、今年は11月から助走がついてる感じです。。 忙しいことはいいこと。会社を立ち上げて間もない私にとっては、仕事をいただけることはとにかく有難いこと。忙しいなんて言ってる場合じゃありません。 さて、また、ウナギの産地偽装で捕まった会社がありましたね。 偽装が許されるべきものでないことが前提として。 毎度の話しですが、なぜ、偽装してまで売ろうとするのか? 捕まった社長が話してました。 * 仕入れに失敗した * 不良在庫の処分ができない * 国産と表示したら売れる * だからやりました。 こんなことを書いたらお叱りを受けるでしょうが、あえて。 また、この会社がそこまで追い込まれていたかどうかは別として。。。 会社が潰れる、生活ができなくなる、というような状況に直面したら、果たして自分だったらどういう手を打つか。。 会社に

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    ohira-y
    ohira-y 2010/12/02
    食品偽装について、私も偽装については社会とか消費者の同好とか「マクロ」の面に目を向けるべきだと思う。そこが変わらないと追い込まれる。