2015年3月に北京で開催された“全国両会(“全国人民代表大会”と“中国人民政治協商会議”の両者を合わせた略称)”の会期中に、3人の“中国人民解放軍”(以下「解放軍」)の“将領(将校)”が、香港の衛星テレビ局“鳳凰衛視(フェニックステレビ)”から解放軍内の“腐敗”についてインタビューを受け、解放軍内のすさまじい腐敗ぶりを暴露した。 インタビューを受けた3人の将校とは、“中国戦略文化促進会”秘書長の“羅援”少将、“解放軍軍事科学院”研究院の“姜春良”少将、解放軍軍事科学院“軍建部”副部長の“楊春長”少将である。羅援はその鷹派的発言で中国の軍人にこの人ありと知られた人物である。また、楊春長はかつて解放軍“総政治部”に在職した時には、腐敗で失脚した“徐才厚”の秘書を務めたこともある人物である。その徐才厚の元側近が内情を暴露したことに人々は驚きを禁じ得なかった。 江沢民のごり押し、副主席たちの売官
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