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ブックマーク / agora-web.jp (75)

  • 慰安婦を食い物にする高木健一弁護士 : アゴラ - ライブドアブログ

    最近この問題に参入してきた人々は、小熊英二氏や山口浩氏のように、これまでの複雑な経緯を知らないで「女性の人権」と混同するが、日政府が女性の人権を無視したことはない。韓国政府が求めているのもそういう「普遍的な権利」ではなく、慰安婦への国家賠償なのだ。 野田首相と李明博大統領の政治決着が行われる一歩手前だった。このときは野田首相がおわびの手紙を出し、「償い金」の名目で日政府が新たな基金に出資することで日韓の外務省で交渉が行われたが、衆議院の解散で幻に終わった、と中央日報も書いている。 これが朝日新聞の期待する「真のリーダーシップ」だが、そんなことをしても、また挺対協などが「償い金ではだめだ。日政府が正式にの国家賠償をしないと受け取らない」と騒ぎ、アジア女性基金と同じ結果になることは目に見えている。韓国の要求は、日韓条約とは別の個人補償を取ることだからである。 これが日政府が譲歩で

    慰安婦を食い物にする高木健一弁護士 : アゴラ - ライブドアブログ
  • NHKの「理事の反乱」

    就任早々、失言で騒ぎを起こしたNHKの籾井会長が、今度は理事全員に辞表の提出を求めた。彼は国会でそれを質問されて「人事案件だから答えられない」と答弁したが、他の理事は「辞表を書かされた」と答えた。これは異例の事態である。 塚田専務理事は私の先輩(報道番組)だが、人格円満な調整型。上滝理事(社会部)は社宅で私の隣の部屋だったが、同じタイプ。他の理事も、こういうことはめったにしない人ばかりだ。それが会長に逆らって10人全員が当のことをいったのは、明確な「理事の反乱」である。籾井会長のもとでは仕事できませんという意思表示だ。 国会答弁は、NHKの鬼門である。池田芳蔵会長(籾井氏と同じ三井物産出身)も島桂次会長も、国会答弁の失敗で辞任した。海老沢会長は、私に脅迫状を出して国会で逆に追及され、右往左往した。理事のうち4人も政治部・政治番組の出身者がいるのは「国会担当」が仕事である。言葉は悪いが、彼

    NHKの「理事の反乱」
  • 慰安婦、韓国の漫画による情報戦の実態 : アゴラ - ライブドアブログ

    韓国政府後援イラストのひどさ フランス南西部の地方都市で行われたアングレーム国際漫画祭で、韓国政府がいわゆる「朝鮮人従軍慰安婦」問題をめぐる大規模な展示を行った。この漫画祭は欧州最大規模のもので今年は41回目という。 日のメディアでも伝えられたが、韓国への自粛や配慮からか、そこでどのような展示が行われたのか、はっきり示されていない。そこで展示の写真を示し、韓国が国として日の名誉を貶める異常な行動をしていることを伝えたい。 その1・殴られ、監禁される少女 ちなみに犠牲者のの山というのはナチスドイツの強制収容所のアウシュビッツの有名な展示であり、それと同列に扱っているのだろう。 漫画祭を政治利用 私は、アゴラ研究所のインターネット番組の「言論アリーナ」で「慰安婦騒動はいつまで繰り返されるのか」の企画にかかわり、そこに出演した参議院議員の片山さつき議員からこれらの資料をいただい

  • 依然治まらない「報道の物語化」と言う、一億総白痴化の危険!

    2月14日の産経電子版【ネットろんだん】に「割烹着とベートーベン 問われた『物語』重視報道の是非」と言う記事が出ている。 この記事は新型万能細胞「STAP細胞」の作製に成功した小保方さんをめぐる報道について、英国在住の谷真由美氏が「発見そのものに関する説明は控えめで、業績には関係のない情報ばかりが報道されています」と日の新聞を批判した事に触発されて書かれた物らしい。 産経の記事は「STAP細胞」の作製成功直後に発覚した作曲家の代作事件にも触れ、内容より「物語」を重視する報道の是非については賛否両論を併記しているだけで、何故か自ら是非の結論を出す事は避けている。 もっとも「マスメディアの価値判断についてよく言われる例えが、『犬が人をかんでもニュースにならないが、人が犬をかむとニュースになる』。「誰が」に注目し、掘り下げようとするのはメディアの能ともいえるが、偏り過ぎれば業績や作品の価値

    依然治まらない「報道の物語化」と言う、一億総白痴化の危険!
  • 世界にとって「右翼のルーピー」となった安倍首相:ダボス会議の衝撃

    (注:第二章の部分で事実誤認がありましたので削除し、なぜかについての内容としました。詳細はその部分やこの直後の論考をご参照くださいませ。なお、英独と同じ発言は誤訳ということですが、それが言い訳にならないことも同論考で指摘しております) 年末に、安倍首相は右翼のルーピーとなるという論考、ケネディ大使が駐日大使ならぬ反日大使になるという論考を投稿したが、今、それがイルカ発言や慰安婦問題でのケネディと韓国大使の意気投合等と現実のものとなりつつある。 稿では、そのトドメとなり、日が孤立する決定打となってしまった感のある、安倍首相のダボス会議での発言が、何故こんなにも国際社会で取り上げられているのか、何故中国との戦争を決意した危険な指導者と理解されてしまったについて主に論じたい。 1.安倍首相は開戦を決意したと理解された理由:欧米の大学一年生でもわかる理屈 既に石井先生も鋭い御論考をされているが

    世界にとって「右翼のルーピー」となった安倍首相:ダボス会議の衝撃
  • 国民をばかにする、閲覧できない選挙公報

    北海道選挙管理委員会が印刷した参議院選挙の選挙公報に2か所の誤りが見つかり、印刷し直すことになったそうだ。読売新聞によると、ある政党の政策主張が含まれたイラスト図部分が抜け落ち、別の政党の文章については濁点が抜け落ちていたという。 選管が校正ミスを犯したように記事は読めるが、道選管が公開しているPDFを見ればすぐにわかる通り、選挙公報は各陣営が持ち寄った図版を並べただけのものに過ぎない。それでもイラストや濁点が抜け落ちたのが、当に、道選管の責任なのだろうか。 ところで、この記事の読者には、ぜひ上のPDFを閲覧してほしい。タブレット・スマートフォンでは読むのが嫌にならないか。もっとひどい例が、総務省サイトに掲載されている「名簿届出政党等名称等及び名簿登載者氏名一覧」である。これは、パソコンですら読むのが大変で、タブレット・スマートフォンでは絶望的である。 なんで名簿がちゃんと閲覧できないの

    国民をばかにする、閲覧できない選挙公報
  • 地球温暖化と水資源危機(カリフォルニアの事例) : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 地球温暖化と水資源危機(カリフォルニアの事例) 地球温暖化について、皆さんはどのように考えているだろうか。多くの人は、まだ身近なこととは考えていないだろう。 温暖化問題は、影響が体感しにくいスローモーションクライシスである上に、正確な予測が難しく、地域により影響の出方が異なることもあって、コンセンサスが得にくいため、現状では、十分な対策が取られているとは言えない。   しかし、日だけでなく、世界に目を転じると、気候変動の影響が既に顕在化していると強く疑われる現象が数多く存在し、しかも、それは、既に我々の生活に影響を及ぼしていることが分かる。   ここでは、そのような現象の一つとして、カリフォルニアの水資源危機について取り上げたい。 カリフォルニアの水資源 Snowpack 私は、カリフォルニアに通算2年間ほど住んだ経験があるが、夏は涼しく、冬は暖かく、年間の気温の

  • 餃子の王将のスパルタ研修…他の方法はあるのか

    ネット上や学生の間では、ブラック企業が多いと言われがちな飲業界ですが、先日日経に餃子の王将のスパルタ研修についての記事がありました。意味のない早口での社訓・社是を話すのは「何の意味があるのか」と思いますが、私も別の会社ではありましたが内定者研修でやったことがありますので、研修に組み込んでいる会社は少なからず存在するのでしょう。 こういう記事を見ればやはり学生は萎縮してしまうでしょう。「こんなところに行きたくない!」と思い、エントリーを避けると思います。しかしこのスパルタ研修は記事を読んでいると一理あると私は思いました。 なぜ私が自分では受けたくもないようなスパルタ研修について理解を示したか、それは下記の文章を読んでのことです。 「外は就職セミナーにブースを出しても就活生は並ばない。ふるいにかけられた学生がやってくる。そういう世界です。厳しい研修で学生から社会人へ気持ちを完全に切り替えて

    餃子の王将のスパルタ研修…他の方法はあるのか
  • 成功した日本の大気浄化政策--脱原発、対中国で参考に

    石井孝明 経済・環境ジャーナリスト 過去の環境規制での成功から学ぶ 国の予算の使い方が、今批判を集めている。国の活動には、民間と違って、競争、市場による制約がないため、予算の無駄が生まれやすい傾向があることは確かだ。 しかし政府の関与がすべて悪いものなのだろうか。歴史から学ぶと、日の産業政策が成功した例も多い。産業を育てる、つくるというのは官主導ではなかなか難しかったし、失敗の連続だ。しかし市場が規律しない環境規制への対応、競争ルール作り、基礎研究では日では成果の上がった例がある。その中から、1960年代から現在まで行われた大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOX)の規制について、まとめてみよう。 この政策の教訓は今日的な意味を持つ。現代の日のエネルギー問題での重要な論点は「今後は原発が長期に渡って使えなさそうだ」ということ。福島原発事故による世論の批判の中で政治が混乱している。新設の

    成功した日本の大気浄化政策--脱原発、対中国で参考に
    ruletheworld
    ruletheworld 2013/04/05
    あれ?珍しくまともな事言ってるww
  • 事実上解禁されたネット選挙 --- 本山 貴春

    私は平成23年4月の福岡市議選に立候補した際、選挙期間中にインターネットを利用した「ブログ更新の罪(!)」に問われ、福岡県警により書類送検された。ネット選挙に関する基的な考えは、前回アゴラに投降した記事「政治と選挙とインターネット」を参照していただきたい。 さて書類送検後、1年以上の期間を経て福岡地方検察庁より調書作成に協力を求められ、2度任意聴取に応じた。その際、私は従来の主張(インターネット選挙は禁止されていない)を淡々と述べた。担当の検察官も、事案について違法性を問えるのか悩んでいる印象を受けた。書類送検から検察の事情聴取まで1年以上を要した理由を尋ねたが、途中で担当者が変わったのでわからないということであった。おそらく、検察内部でも法改正の時機を睨んだり、議論を重ねたりしたのではないだろうか。 そして平成24年10月5日、検察庁の事務官より私に電話があり、「起訴猶予(不起訴処分

    事実上解禁されたネット選挙 --- 本山 貴春
  • 週刊朝日「ハシシタ」問題で忘れられた「被害者」の議論−「それでも伝えるべきか」を問い続けたい : アゴラ - ライブドアブログ

    ジャーナリストが資質を発揮できる舞台が悲惨な場であるとすれば、 その人間としての存在はどのような意味をもつのか デビッド・ハルバースタム 米ジャーナリスト (1934−2007年) メディアの質の低下を示した新聞週間 一般の人はほどんど知らないだろう。10月15日から1週間は新聞協会が決めた「新聞週間」だった。残念ながらその内輪のお祭りの期間の前後、新聞とメディアをめぐる悲しくなる出来事が続いた。 「負けないで 背中を押してくれた 記事」。新聞週間の標語が皮肉に聞こえる。報道が人々を傷つけた例ばかりだったからだ。 週刊朝日ルポ「ハシシタ」批判」) 11日に読売新聞、12日に共同通信が出したiPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた臨床応用事例の誤報について、両社はこの週までにおわびと訂正、検証記事をまとめた。 業界内輪ネタだが、この週には新聞協会賞の授賞式があり、原発情報を集めた朝

  • 週刊朝日ルポ「ハシシタ」批判−差別、偏見の助長…これは言論の自由の自滅だ : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 週刊朝日ルポ「ハシシタ」批判−差別、偏見の助長…これは言論の自由の自滅だ / 記事一覧 週刊朝日の表紙。販売を助けたくないのでリンクをしない 「血」による人格攻撃は許されない 10月26日号から週刊朝日(朝日新聞出版)で始まったルポライターの佐野真一氏による連載「ハシシタ」を読み、大変なショックを受けた。 ここでは橋下徹大阪市長の父、祖父が被差別部落出身と強調。それと橋下市長の行動を関連づけている。私たちの父祖、そして私たちがつくりあげてきた「言論の自由」。その獲得から68年が経過した結果、それが放埒に行使され、差別と偏見を助長する「異形のルポ」が有名週刊誌上に堂々と登場した。言論の自由を育て、民主主義を機能させようというこれまでの多くの人々の努力は何だったのか。悲しさと虚しさを感じたのだ。 問題なのは、日の恥ずべき歴史である「被差別部落問題」と、佐野氏は彼が言う

    ruletheworld
    ruletheworld 2012/10/19
    こいつの再エネに対する言説が、佐野の橋下批判と同レベルで、どの口が言ってるんだというのはあるが、それでもこの週刊朝日批判は正しい。
  • ベビーカー問題は、ピークロードプライシングで解決できる

    「満員電車ベビーカー論争」を読んでみた。 甲論乙駁あるようで、抜けている視点がある。 ピークロードプライシングだ。 満員電車といっても、乗車率が150-200%にもなるのは、朝夕の合計6時間くらいで、他の時間帯は空いている。ベビーカーを載せても、どうということはない。つまり、ピークを平坦化できれば、何も問題ない。 時間帯別料金を設けて、混雑路線のラッシュアワーだけ高額料金を取ることにすれば、ピークは平坦化することができる。 混雑料金による余剰収入は、他の時間帯の料金の値下げに回せば、オフピーク時乗客の消費者利益を増やすし、需要が喚起されて、オフピーク時間帯の乗車率が上がれば、設備の稼働率向上と同じ効果がある。 昨年から検討されている、電力ピークシフトと全く同じ話だ。ピーク電力の限界費用はとても高いが、ベース電力の限界費用は安いので、ベース電力を使うように消費者を誘導すれば、全体のコストを抑

    ベビーカー問題は、ピークロードプライシングで解決できる
  • ブログメディアに言いたい~報道の自由というお題目が立てば何をやってもいいのか

    ゲーム業界の中で、あきれかえるしかないが、深刻な事態が起きている。この10年以上の歴史のなかで多くの人によって苦労して積み上げてきた、社会的な信頼を著しく毀損する問題が発生している。それを引き起こしているのは、Gigazine(彼らのPVに貢献したいとは考えないためリンク張らない)というブログメディアで、ページビューを引き上げるためなら、何をやっても構わないという姿勢で報道(らしきもの)を行っているメディアだ。すでにその取材方法については「取材規定」に違反しているため、修正若しくは削除が求められているにもかかわらず、無視を決め込んでいる。 ゲーム産業への貢献という理念によって支えられてきたCEDEC 8月20~22日間、CEDEC(CESA Developers Conference)という業界団体のCESAが開催しているゲーム開発者向けの年に一度の専門カンファレンスが、横浜で開催された。

    ブログメディアに言いたい~報道の自由というお題目が立てば何をやってもいいのか
    ruletheworld
    ruletheworld 2012/08/26
    youtubeが出た時に著作権違反がけしからんとか言ってた奴みたわー
  • 「原発ゼロ」叫ぶだけでは変らない=対立から対話・実行へ、流れを変えよう : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 「原発ゼロ」叫ぶだけでは変らない=対立から対話・実行へ、流れを変えよう / 記事一覧 若い修行僧「老師、道とは、何で、そしてどこにあるのでしょうか」老僧「お前の足の下にあるではないか」−禅の法話から エネルギーは徹底的に「現実」の問題 反原発デモの代表と語る野田首相(首相官邸ホームページから) 「口先だけで原発ゼロは実現しないのに、なぜずれたことをするのだろうか」。 私はエネルギー・温暖化問題を10年ほど追いかけてきたが、最近の市民の原発問題に対する意見表明の動きを不思議に思う。 こうした市民参加を賛美する、ずれた見解を示すメディアや学者も多い。しかし私は何を無意味なことをしているのかと思う。複雑なエネルギー問題は、賛否だけを問う投票になじまないし、そもそもあと数カ月で民主党政権は終わる。政治家の一連の行動も法律上無意味だ。電気事業法を読めば、首相には稼働中の原発を

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    ruletheworld 2012/08/24
    対話と称し、原発推進が当然でありその理屈を理解しない奴はバカと言い放つだけの度し難いゴミこそが対立構造の構築の原因だと気づくことはないだろうな。ゴミはゴミ。
  • 欧州危機は「潰れ貴族」も量産する : アゴラ - ライブドアブログ

    「潰(つぶ)れ百姓」という歴史的事実を表す言葉がある。 江戸時代、凶作や税(貢租)の重さや、商品経済の浸透による負債の累積などが原因で、年貢が納められなくなって破産した農民のことである。 潰れ百姓たちは飢え、餓死し、生きのびた者は江戸などの都市に流れ込んで、そこでも悲惨な生活を送った。 フランス革命のような激烈な世直しが起こらなかったイタリアには、今でも古い貴族家が所有する館などの歴史的建造物が数多く存在している。またイタリアの世界遺産の登録件数は世界一(47件)。世界の文化遺産の40%がこの国にあるとも言われている。 イタリアの膨大な歴史遺産の有様はざっと見て次の如くである。 1)大規模な歴史的旧市街centri storici principali:900箇所   2)小規模な歴史的旧市街centri storici minori:6850箇所  3)歴史的居住集落nuc

  • もう一つの 「官僚たちの夏」

    小説 「官僚たちの夏」 (城山三郎著 新潮社刊) は1975年に出版されたが、「国家を熱く語り合い、産業振興に邁進する役人」 の姿は、いまも日人の郷愁を誘うらしく、昨夏には改めてTBSでドラマ化された。「坂の上の雲-戦後経済版」 とも言える。かく言う筆者も大学時代にこのに魅了されて通産省に入った、ところがある。 しかし、役所で仕事をし勉強もしていくと、書で描かれた 「特振法」 的な産業政策に疑問を覚えることが多くなった。もちろん、1950年代と1980年代という時代の違いがあるが、それだけではない。根底にあるのは 「市場経済」 というものをどう捉えるかという 「経済」 観の違いである。 「官主導の産業政策」 は上手くいかない 「市場は失敗する」、「官」 の指導があれば、経済はもっと良くなると見るのが官主導の産業政策肯定派、これに対して、いやいや産業・経済の運行の瞬間、瞬間を観察すれば

    もう一つの 「官僚たちの夏」
  • 都市は成長を続け、企業は必ず死を迎える

    アダム・ラシンスキー「インサイド・アップル」で、アップルの今後について行われている議論のくだりで、興味深い理論の紹介があった。企業にも、都市にも、生物と同じ、普遍的な法則が、すべてに貫かれていることを証明しているという。ジョブズは会社が大きくなると官僚機構化してしまうのを嫌った考え方につなげているが、これは企業全般に通じる。 複雑系研究で知られる米サンタフェ研究所の Geoffrey West 氏のこの理論が、非常におもしろい話だったのでご紹介したい。 サンタフェ研究所の物理学者ジェフリー・ウェストは、組織の寿命を研究している。その画期的な業績は、ごく少数の例外を除いて都市は決して死なないという結果を示したことだ。最近では、研究仲間のルイス・ベッテンコートとマーカス・ハミルトンとともに、関心を企業に移し、登記された2万件以上の組織のデータを調査している。ウェストの結論は、「企業は都市とは正

    都市は成長を続け、企業は必ず死を迎える
  • 電力供給・温暖化のトンデモ本に要注意!—データや理論をきちんと判断する姿勢が必要に

    (GEPR編集部より)アゴラ研究所の運営するエネルギー研究機関のGEPRはNPO法人国際環境経済研究所と提携し、相互にコンテンツを共有します。 富士常葉大学総合経営学部教授の山隆三氏のコラムを提供します。(GEPR版) 「トンデモ」というのを、ご存じだろうか。著者の思い込み、無知などによる、とんでもない話を書いたの呼び方だ。「日トンデモ大賞」というものもあり、20年前の第1回は、「ノストラダムス」が受賞している。当時、かなりの人が1999年7月に人類は滅亡するという、このトンデモないこじつけの予言を信じていた。2011年は大川隆法氏の『宇宙人との対話』が選定されている。 とんでもない人たちとか、話を集めた『トンデモの世界』(宝島社文庫)というもあり、結構面白い。例えば、昔のアメリカで霊能師と呼ばれた人たちが霊を呼び出す時に使った手品の手口が紹介されていたり、米国では手品とし

    電力供給・温暖化のトンデモ本に要注意!—データや理論をきちんと判断する姿勢が必要に
    ruletheworld
    ruletheworld 2012/04/18
    他にも、程度の悪い否定論者が居るんだよ、確かアゴラとかいう放言集の主催をしてたような・・・
  • 「ガラパゴスリモコン」が示す日本のもの作りの限界~リモコンで飛行機でも飛ばしたいの?

    67個のボタン、継ぎ足されて、さらに25個のボタン。合計92個のボタン。 別に、飛行機を飛ばしたいわけではない。 単に、テレビ番組を録画したいだけである……。 しかし、録画の方法が何とか理解できるようになるには、1時間近くかかり、副音声や字幕も録画したいのだが、いまだに方法が良くわからない。別に暗号解読をするためにハードを買ったわけではないのだが。 (※飛行機のボタンやレバー数は中大型機で100~200と言われる) ■待っていた暗号解読作業 東芝の3万円で購入した液晶テレビが、ハードディスクレコーディングに対応していたので、つなげてみると比較的使いやすかった。上記に上げた問題はほとんどない。 ハードディスクはすぐにいっぱいになってしまい、さらに増設するか、ブルーレイハードディスクレコーダーを購入すべきか、という選択肢を迫られた。テレビに録画していたデータを転送しておきたいと考えたので、互換

    「ガラパゴスリモコン」が示す日本のもの作りの限界~リモコンで飛行機でも飛ばしたいの?