行くと運気があがるらしい「パワースポット」=キーマーク。県内にもブームの波が押し寄せ、誰が言い出したのか、スポットだらけだ。いったい、何が起きているのだろう。 (花房吾早子) 「パワースポットとしてPRし、観光の活性化につながるよう取り組む」。阿南市の岩浅嘉仁市長が3日、定例市議会のあいさつで語った。 四国最東端の蒲生田(かもだ)岬で11日に除幕式がある石の彫刻「波の詩(うた)」(幅3メートル、高さ2・4メートル、制作費約800万円)のことだ。中央にハートをかたどった空洞。のぞくと水平線や伊島が見える。「ここで愛を誓ってもらえたら」と市の担当者。これもパワースポット? ●自治体も注目 ここ2年ほどだろうか。全国的にパワースポットがブームだ。テレビや雑誌やインターネットで紹介され、各地にパワーを求める人たちがあふれているという。そこに、自治体も目を付けたようだ。 鳴門市観光協会は
惣山遺跡から出土した、地面を突き固めた「版築」と呼ばれる土木工事の跡。何度も突き固めた跡が層をつくっている=大津市大江6丁目 大津市大江6丁目の惣山遺跡から、奈良時代のものとみられる土を棒で突き固めた工法「版築(はんちく)」の大がかりな土木工事跡が見つかった。25日、市教委が発表した。近くの近江国府跡からは、掘っ立て柱建物や地鎮の祭祀(さいし)跡なども出土した。市教委は28日に両遺跡の現地説明会を開く。 惣山遺跡は、これまでの調査で床下に礎石を置く総柱式の瓦ぶきの建物が、南北300メートルにわたり12棟並んでいたことが判明し、倉庫群として国の史跡となっている。今回は宅地造成に先立ち、倉庫群の西に接する約200平方メートルを調査した。 土木工事跡は8世紀中ごろのものとみられ、土を高さ約10センチごとに棒で突いてたたき締め、約1.2メートルの高さまで何層にも積み上げている。上面には直径5センチ
口蹄疫(こう・てい・えき)問題を受け、10日に宮崎市を訪れた赤松広隆農水相。東国原英夫知事のほか、関係団体や自治体の首長らと会談して要望を聞き、「地元と一体となり難局に対応していく」と何度も繰り返した。 県内では、前日までに川南町を中心に56農場で感染疑い・確定例が出ており、豚と牛計約6万4千頭が殺処分の対象になっている。 知事との会談の中で赤松農水相は、口蹄疫の現状について「一定の地域に抑え込めているが、残念ながら件数は増えており、勢いはとどまっていない」との認識を示した。 そのうえで、農水省側からの支援策として、国庫補助による消毒薬の配布や、職員のさらなる派遣、資金融資枠の拡大などを説明。「一部で『国の対応が遅い』とか、何とか(言われているが)、それは心外。言われたことはすべてやっている」と述べた。 さらに「激励に行きたいが『防疫以外の人は入らないでくれ』と言っているので理解し
口蹄疫(こう・てい・えき)問題で宮崎県入りした民主党の赤松広隆農林水産相と東国原英夫知事との県庁での会談。その席には、県選出の自民党の古川禎久衆院議員(宮崎3区)と同党の松下新平参院議員(宮崎選挙区)も同席していた。畜産家が悲鳴を上げている緊急事態を受けての会談。その席で、口蹄疫そっちのけの与野党・場外乱闘の口火が切られた。 会談の終盤、古川氏が発言を求めた。 「(自民党は)これまで政府に再三対策を申し入れていた。1例目発生から3週間にあたる」 これに対し、赤松農水相は「自民党の同席は構わないが、『おれの意見も聴いてくれ』とやり出すと、与党も野党も(発言し合うこと)となる」と遮った。 すると、古川氏は、声を荒らげ、「じゃあ、何しに来たんですか!」と発言。 見かねた知事は「冷静に」「冷静に」――。 この流れの中で赤松農水相は「参院選前だからみんな色々言いたいことはあるんだろうけど
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く