香港にあるポテトチップスなどを作る工場でフランスから輸入された大量のジャガイモに混じって、茶色く土がついた手りゅう弾が見つかり、警察の爆弾処理班が出動する事態となりました。 従業員が機械で材料のジャガイモを選別する作業を行っていた際に丸い金属を見つけ、警察に届けました。 これを受けて、2日朝、警察の爆弾処理班が出動し、この金属が手りゅう弾だと確認したうえで処理を行い、けが人や建物への被害はありませんでした。 警察によりますと、見つかった手りゅう弾は第1次世界大戦中にドイツが製造したものとみられ、フランスから香港に輸入された大量のジャガイモに混じっていたということです。 重さは1キロほどありますが、大きさは直径8センチで、茶色く土がついていたということです。警察はジャガイモに手りゅう弾が混じった経緯などを調べることにしています。
~大海戦の呼び名にまつわるややこしい話~ (目次にもどる) 時は1916年5月31日、第一次世界大戦の真っ最中。所は北海のデンマーク北西沖、スカゲラック海峡の出口付近で、第一次世界大戦最大の海戦が発生した。英独海軍の主力どうしが激突した、世に言う「ジュットランド海戦」である。 ……と、ここまで書いたところで、筆に迷いが生じてしまう。それは、この海戦の呼び名がひとつに決まっていないからである。 ネット検索でヒットするものだけでも、「ジュットランド(沖)海戦」「ジャットランド(沖)海戦」「ユトランド(沖)海戦」などがみられる。 これら異なる呼び名は、どうやって生まれてきたものであろうか。以下にいささかの臆断を含む考察を述べたいと思う。 そもそも、この海戦の当事者はこの海戦をどう呼んでいるのか。 イギリス海軍の公式第一報(6月1日)にはこう書いてある。 On the afternoon of W
「今朝、ロンドンのウォータールー駅はタイムスリップしていた…」歴史の重みを感じる写真 第一次世界大戦における最大の会戦である「ソンムの戦い」は、イギリスの歴史でも最も被害が多く、同時に成果の乏しいものでした。 塹壕(ざんごう)の中で、大勢の兵士がいつ終わるともしれない攻撃命令を待つだけの過酷な生活を強いられました。 7月1日は100周年記念で、ロンドンのウォータールー駅では普段と違う光景が見られました。 London Waterloo station this morning 100年前にタイムスリップでもしたかのような光景。 戦いで命を落とした兵士たちを忍び、有志が集まって再現したとのことです。 第一次世界大戦は塹壕戦となり、全長はなんとスイス国境からイギリス海峡まで続きました。幅1〜2m、深さ3mほどで、2490kmほどだと見積もられています。 「1916年7月1日から同11月19日ま
昨日の世界 シュテファン・ツヴァイク [著] ; 原田義人訳 (みすずライブラリー) みすず書房, 1999.3 12 タイトル別名 Die Welt von Gestern : Erinnerungen eines Europäers タイトル読み キノウ ノ セカイ
隣人が敵国人になる日: 第一次世界大戦と東中欧の諸民族 (レクチャー第一次世界大戦を考える)作者: 野村真理出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2013/09/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 第一次世界大戦100周年ということで人文書院から出ている「レクチャー第一次世界大戦を考える」の一冊。以前同じ叢書の『捕虜が働くとき』の感想は書いていて,他にも『複合戦争と総力戦の断層』『カブラの冬』『マンダラ国家から国民国家へ』は読んでたのだけれど,これはまだ読んでなかったので読んでみた。期待に違わず面白い出来だった。はじめに(7-18頁)第1章.民族主義者の思惑(19-40頁)第2章.民衆の困惑(41-67頁)第3章.ガリツィア・ユダヤ人の困難(59-94頁)第4章.隣人が敵国人となる日(95-121頁)おわりに――未完の戦争(123-126頁)参考文献(137-14
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く