自民党議員らによる発言について日本新聞協会編集委員会は29日、「憲法21条で保障された表現の自由をないがしろにした発言は、報道の自由を否定しかねないもので到底看過できず、強く抗議する」との声明を公表した。日本民間放送連盟の井上弘会長も「言論・表現の自由を基盤とする民主主義社会を否定するものであって容認しがたい」「日本の民主政治のレベルを誤解させかねない事態である」とのコメントを発表。日本記者クラブも声明を出した。 元政治部記者の日本テレビの大久保好男社長は同日の定例会見で、「自民党の議員からこういった発言が出るのは信じられない。自民党はどうなっちゃったんだろうかというのが率直な認識です」と述べた。