航空機大手の仏Airbusが、客室部分が分離・合体する「サンダーバード2号」のような新型ジェット旅客機の開発に乗り出すかもしれない。同社がこのほど取得した米国特許からそんな憶測が飛び交っている。 取得したのは、航空機の客室部分をコンテナ状の「モジュール」として着脱式にすることで、離着陸時の乗降時間を短縮するという特許。航空機の中央に空洞を設け、客室モジュールをすぽっとはめ込むことで全員が搭乗できるというものだ。目的地への到着時はその逆に、客室モジュールを飛行場のターミナルに移動するだけで全乗客が一斉に降りられる。