本書は大学の学部生向けに書かれた西洋美術史学入門書『まなざしのレッスン』の続編である。1巻は私の知りうる限り最優秀の美術史学入門書である。「西洋美術は一種のパズルである」ことを示し,なぜ絵画を見るためには知識が必要なのかを説き,絵画に関する基礎知識について概説している。そこに趣味としての美術鑑賞の,学問としての美術史学の入り口が用意されているのである。入門書であるので平易な語り口であり,また読む上で必要な知識を極力減らしてあり,大学入りたての文系大学生や,西洋美術というものに疑問を持つ社会人がいかにもいだきそうな疑問にちょうどよく答える名著であった。その意味では必ずしも美術史学を専攻する予定の学生の入門書というより,入門する気のない人たちにとっての方が好都合な本だったとさえ言えるかもしれない。知識を覚えるための本ではなくて,「なぜ知識を覚える必要があるのか」という説明の方に徹底しているから
・『ガールズ&パンツァー リボンの武者』4巻。竪琴高校編,黒森峰参戦。 → ビルマだからって竪琴とはネタが古すぎるのではw……まさにガルパン“おじさん”案件である。 → 次巻,黒森峰戦になるようだが,エリカの死亡フラグが乱立している……気負いすぎ,西住姉妹しか見ていない,というかみほが大洗に行ってから軍神化していて焦っている,と。エリカさん,さりげなく「あなたが黒森峰からいなくなって以来――私はより肩肘をはって生きてきた」と言っているので,あの性格はやはりみほがいなくなってから余計にとんがったっぽい。そして,これもさりげなく,本作の時系列が劇場版よりも後であることが判明した。 → 引き続き,1・2巻の頃に比べると作画が危うい。うーん。後半は比較的直ってる気もするので,次巻に期待。 ・『ガールズ&パンツァー リトルアーミーⅡ』2・3巻(完結)。 → 何か今ひとつ盛り上がらないまま完結してしま
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