学認+eduGAINでリモートアクセスの選択肢が広がる 国立情報学研究所・林豊(はやしゆたか),相沢啓文(あいざわたかふみ) 学術機関で有料契約している電子ジャーナルや電子ブック,学術データベース等の電子リソースに対して,自宅等からリモートでアクセスしたいというニーズは,コロナ禍でより切実なものとなった。 一般に,学術機関における電子リソースのリモートアクセスには,(1)機関のネットワークにVPN(Virtual Private Network)で接続する,(2)機関のプロキシサービス(EZproxy等)を経由する,(3)電子リソースサイトにログインする,の3種類の方法がある。さらに(3)においては,ウェブサイトごとに異なるアカウントを管理する煩雑さを解消するため,単一のアカウントで横断的にログインできるようにするシングルサインオン(SSO)という手法がある。 このSSOのために国内で広く
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