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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/yushisha2005 (67)

  • ずっと長い間、毎月コンスタントに売れ続けている本 - 有志舎の日々

    不思議なことに、ここ数年の間、少しずつですが毎月コンスタントに売れ続けているがあります。 天野正子さん著『現代「生活者」論-つながる力を育てる社会へ-』(体2600円)です。 天野さんは社会学者ですが、惜しくも2015年にお亡くなりになりました。 多くのは、著者が亡くなるとパタッと売れなくなってしまうのですが、このだけは違います。ずっと、売れ続けていて、まもなく売れ切れになりそうなのです。 このは、「消費者」ではなく「生活者」としか言いようのない生き方が日近現代史のなかでどうやって登場し、 それが現状においてどのような展開を見せ、さらにこれからの社会のなかでどうあるべきかを、新しい共同性・公共性と共に論じたものです。 天野さんご自身、「生活者」とはどういう人のことなのか、どういう生き方をする人のことか、を以下のように書いています。 「他人(ひと)まかせにしない、できることは自分

    ずっと長い間、毎月コンスタントに売れ続けている本 - 有志舎の日々
  • 『牧原憲夫著作選集』上・下巻について - 有志舎の日々

    『牧原憲夫著作選集』上・下巻(ともに体2600円+税の予定)の再校ゲラが、編者の藤野裕子さん・戸邉秀明さんから戻ってきました。 まだまだアカ字が入っているので、もう一回、三校を編者に見せないといけません。 原典・原文に当たり直すだけでなく、牧原さんが残した発表後のメモなども参照しながら補注を入れるなどの編集作業をしているので、編者お二人もご苦労されていますが、こういう丁寧なお仕事をしていただいて当に有り難いです。 この著作選集は、単行を除いた故・牧原憲夫さんの論考の中から、代表的なものをセレクトし、それに入手困難な初期の作品や未発表論考も加えて編成した論集です。 加えて、編者二人による力のこもった長文の解説論文も「売り」となります。 まだまだ編集・校正は続きますが、何とか9月には出版したいと思っています。 もう少しお待ちください。

    『牧原憲夫著作選集』上・下巻について - 有志舎の日々
  • 「ひとり出版社「共和国」の野望と恥じらい」を読みました - 有志舎の日々

    『web論座』の「ひとり出版社「共和国」の野望と恥じらい」を読みました。 岩波書店編集者の渡部朝香さんが、共和国とその下平尾直・総統閣下について書いてます。 下平尾さんは、私が尊敬する編集者であると同時に、個性が溢れまくっている一人出版社「共和国」を体現する優れた出版人です。 その名言から一つ引用。 「はやっぱりモノですよね。頭の中にもやもやしているものを、わざわざアウトプットして形にし、値段をつけて、一般にとても大事だと思われているお金と交換しなくてはいけない。それってすごく大変なことで、を出せば出すほど、その重みを感じざるをえないんです」。 その通りだと思う。 ネットで見られるものは無料で便利かもしれない。しかし、あえて値段を付けて販売するという責任を負って著者はを構想し原稿を書き、出版社・編集者(そして印刷所・製所)は著者と共にそれをというモノに造形していく。そして、読者に

    「ひとり出版社「共和国」の野望と恥じらい」を読みました - 有志舎の日々
    shigak19
    shigak19 2019/05/29
    当たり前だが某幻の出版社の一般書としては最高レベルの校正云々とは位相の違う話で安心する
  • 出版図書目録のこと - 有志舎の日々

    今年度から、紙版(冊子)での出版図書目録をやめてホームページからpdfでダウンロードできるようしましたが、正直、心配でした。 昔、出版界の先輩から「出版目録は必ず新刊に挟んで出荷しないと既刊を知ってもらえない」と言われていたもので。 でも、驚いたことにここ数日で出版目録のダウンロード数が1000を超えました。 冊子の時、出版目録を送って欲しいなんて要望は月に1件あれば良い方でしたから、えらい違いです。 考えてみれば、冊子の場合、持っていなかったら、いちいち出版社に連絡して送ってもらわないといけない。それに紛失することも多いし、そうなったら見たいときに見られない。でも、ネット上であればいつでもどこでも、夜中であっても見たいときに出版目録を見られます。 結局、この方が良かったのか、と胸をなで下ろしております。 どうやらこれからの出版は、紙で読まないといけないものと、ネットを利用すればよいも

    出版図書目録のこと - 有志舎の日々
  • 学術書編集者同士の集まりについて - 有志舎の日々

    先日、久しぶりに旧知の歴史書・学術書出版社編集者数名と痛飲しました(メンバーは、私と同世代およびもう少し若い世代)。 づくりの悩みや最近の著者の傾向など、同業者でないと分からないディープな事を話し合えて当に楽しかった。 一人だと色々と考えすぎて悩むことが多いのですが、こうして仲間たちと話すと気分が晴れますし、「他社ではそうやっているのか~」と勉強になることもしばしば。 学術書編集者の世界は、もともと出版社同士で交流することが少ないので、こうして有志で集まって情報交換とバカ話に興じるのも大事かと思います。 できれば、こういう編集者同士で勉強会をやってというのが好ましいわけですが、歴史編集者懇談会(歴編懇)を私は辞めてしまったし、歴編懇自体も長らく開店休業状態のようなので、なかなか難しい。 みんな忙しいので、定期的にそういう機会を作るのが大変なのは分かりますけど、編集者同士での仲間意識があ

    学術書編集者同士の集まりについて - 有志舎の日々
    shigak19
    shigak19 2019/03/01
    確かに意外。編集者同士の方が営業成績とか損得度外視して結合してそうな印象が在った
  • 生活視点からの経済と「本の交換」という思想 - 有志舎の日々

    ノーベル平和賞のムクウェゲ医師の言葉。 「コンゴの普通の人たちは鉱物のために戦ったりはしていません。私の母は携帯電話の使い方を知りませんし、村の多くの人たちは電化製品の使い方を知りません。しかし、彼らは、国外の人たちがこれらの製品を得るために命を懸けているのです。まずはこうした情報を与え、次に、こうした不条理と闘うべきです。消費者である人々が、自分たちが消費しているものが、どこからきていてどのように作られたものなのかを意識するよう、目を覚ませと私たちは言わないといけません。」 アフリカを「最後の資源大陸」とか「ビジネスチャンスが溢れている」とかお気楽にビジネス視点だけで偉そうに語る経営者にこの言葉をきかせてやりたいです。 生活視点から経済を考えることの大事さ、これは出版という事業にとっても他人事ではないです。 紙・パルプをどうすれば無駄にすることなく人間の「知」に活用できるか。大量配→大

    生活視点からの経済と「本の交換」という思想 - 有志舎の日々
  • 注番号の校正について - 有志舎の日々

    昨日に続き、注について書きます。 今回は、校正における注番号の訂正について、です(これも常にトラブルの元なのです)。 校正をしているなかで、「ここにもう1個、注を増やさないといけない」という事はあると思います(あまり、あって欲しくはないけど)。 例えば、注(5)と注(6)の間に新しく注を入れる場合、以前の注(6)は注(7)になり、以降は全部一つずつ番号がずれていくわけですが、面倒だからか、自動で振り直されると思っているのか、「以降、注番号ずらす」とだけアカ字を入れる人がいますが、これはアウトです。 必ず、後続の注番号は一つずつアカ字を入れて、新しい番号に直す指定をしていかないといけません。 ワープロソフトと違い、出版用の組版では基的に注番号は自動的に振り直されない仕様になっています。だから、印刷所のオペレーターは全部の注番号を手動で直していかないといけないのです。 なぜなら、組版修正の原

    注番号の校正について - 有志舎の日々
  • 臨時休業(6月19日(火)~22日(金)まで)のお知らせ - 有志舎の日々

    脳梗塞の後遺症で身体が不自由になってしまった老父と同居するため、自宅を引っ越します(といっても高円寺の中でですが)。 その作業のため、6月19日(火)~6月22日(金)まで臨時休業とさせていただきます。 一人出版社なので、私・永滝が出社できないと休業にせざるを得ません。すいません。 そのかわり、6月23日(土)午前中は臨時出社します。 よろしくお願いします。 もちろん、有志舎は今のままで移転しません。

    臨時休業(6月19日(火)~22日(金)まで)のお知らせ - 有志舎の日々
    shigak19
    shigak19 2018/06/16
    ホントに個人の生と志の上で何とか成り立っている世界なんだなあ…
  • ホームページの「出版予定」欄を更新しました。 - 有志舎の日々

    ホームページの「出版予定」欄を更新しました。 だいぶ新しい刊行予定を追加しています。 ここのところバタバタして、なかなかホームページの情報更新に手が回りませんでした。 すいません。

    ホームページの「出版予定」欄を更新しました。 - 有志舎の日々
    shigak19
    shigak19 2018/05/31
    "『牧原憲夫著作選集』上・下"
  • 原稿が来ない!(泣) - 有志舎の日々

    予定していた原稿が書き上げられない、という連絡が、ここ数日で2つも届きました。 有志舎のような零細一人出版社はそんなにたくさん「弾」(出版予定原稿のこと)はないし、少なくとも8ヶ月くらい先までは刊行予定を組んで仕事をしないと資金繰りが苦しくなるので、予定した原稿が1出来てこないとアタマを抱えることになる。 こういうストレスが私の寿命を縮めていくのだと思うので、当、早く引退したい。 もっとも、引退したとて生きていける経済的な保証はないのですが・・・。 ほんと、編集のことだけを考えていればよかったサラリーマン時代は楽だったと思う。会社を維持するために経営のことを色々と思い悩まないといけない社長業など当につまらない。経営者になりたいという人の気持ちが全くわからないですわ。 いっそのこと、だれか社長をやってくれないかな。私は編集部長でいいので(苦笑)。 すいません。ただの愚痴です。 と書いて

    原稿が来ない!(泣) - 有志舎の日々
  • 東浩紀さんの「ゲンロンの未来――創業八周年に寄せて」(『ゲンロンβ24』)を読んで - 有志舎の日々

    「ウラゲツtwitter」さんにあった、東浩紀さんの「ゲンロンの未来――創業八周年に寄せて」(『ゲンロンβ24』)、読みました。 たしかに新しいビジネスモデルなのだろうが、それでもやっぱり「東浩紀」のブランドありきのビジネスモデルであると思うので(人は否定しているが)、そこは我々のような無名の零細出版者は同じ事をやっても無理だろうと思うのです。 ただ、いま高円寺で展開されつつある、に関連した(必ずしもに関わらない事業者も含めてもよいが)独立した個人・事業者が水平にネットワーク化すること=「協同化」によってオルタナティヴなもの(それがビジネスとは限らない)が創り出されうるという事はあり得ると私は思っています。 それは、「ゲンロン」のような一社でやるのではなく、独立したプロ同士の連携によるものということ。 そして、ゲンロンのようなソフィスティケートされた「知」とはまた違うスタイルの「知」

    東浩紀さんの「ゲンロンの未来――創業八周年に寄せて」(『ゲンロンβ24』)を読んで - 有志舎の日々
    shigak19
    shigak19 2018/04/24
    そういう観点で出版史の本も出して欲しい
  • アマゾンについて - 有志舎の日々

    那覇公設市場前にある小さな古書店「うらら」の店主・宇田智子さん(元・ジュンク堂の人文書担当だった方で独立して古書店主になった)が、ある漫画雑誌のコラムで、を買う人がアマゾンばかり重要視することに疑念を呈していました。 そして、著者の人も自分のがアマゾンで取り扱われていないと、もうそのは存在していないかのように嘆くのを「ちょっと待って」と言っています。 アマゾン以外でもネット書店はあるし(クレジットカード決済で翌日配送のところもある)、アマゾンでばかり取引していると、当に無理難題を言ってこられたときには他の選択肢がないという事になってしまう。 私も、アマゾンを否定はしないけど、これまでの取引経験から、決して誠意ある取引先だとは思っていないので、取引先としての優先順位は下位に位置づけています。 あとランキングなるものも、瞬間風速的に上下するし、はっきりいってさして重要視していません。著

    アマゾンについて - 有志舎の日々
    shigak19
    shigak19 2018/02/12
    那覇市の宇田智子への言及(島田潤一郎『あしたから出版社』へのコメントは結構温かかったように思うけれども…)
  • 金原左門先生(中央大学名誉教授)が亡くなられました - 有志舎の日々

    1月31日に金原左門先生(中央大学名誉教授)が亡くなられました。86歳でした。 金原先生は大正デモクラシー期政治史の研究者として名高いわけですが、始めてお目に掛かったのは、私がまだ吉川弘文館の駆け出し編集者だった頃、人生最初のシリーズ企画である「近代日の軌跡」シリーズ第3巻『大正デモクラシー』の編者としてでした。 当時、高尾にある中央大学にお勤めだったので、ご自宅の神奈川県二宮からは余りに遠いため、ウィークディは西荻窪のアパートにお住まいでした。 それで夜がヒマだったのか、よく電話が会社にかかってきて(その頃はメールも携帯もなかった)、「永滝君、ちょっと打ち合わせたいので夕方から空いてる?」とよく誘いだされ、西荻窪の赤提灯で痛飲するということがしばしばでした。 でも、絶対に私には勘定を払わせなかったのです。曰く、「若い頃に小学館や岩波書店の編集者にさんざん奢ってもらったので、それを今度は

    金原左門先生(中央大学名誉教授)が亡くなられました - 有志舎の日々
  • 有志舎 2018年1月~5月の出版・活動予定です - 有志舎の日々

    有志舎の2018年春(1月~5月)までの出版予定です(書名は仮題も含みます)。 1月:中田英樹・髙村竜平 編『復興に抗する―地域開発の経験と東日大震災後の日―』(体2600円) 2月:黒川みどり・山田智 編『竹内好とその時代―歴史学からの対話』(体5000円予定) 2月か3月:雨宮昭一 著『協同主義とポスト戦後システム』(体2400円予定) 3月:趙景達 編『儒教的政治思想・文化と東アジアの近代』(体5600円予定) 4月:なし 5月:中村元哉 著『中国台湾・香港におけるリベラリズムの系譜』(定価未定) さらに有志舎の拠地・高円寺にて、3月からは竹内好に関する読書勉強会を開始し、3月か4月には別ののトークイベントも開催予定です。 加えて、同じく3月くらいには久しぶりに沖縄へ出張し、何人かの研究者の方々にお会いして今後の企画について相談してくるつもり。 忙しくなりそうです!

    有志舎 2018年1月~5月の出版・活動予定です - 有志舎の日々
    shigak19
    shigak19 2018/01/07
    「2月か3月:雨宮昭一 著『協同主義とポスト戦後システム』(本体2400円予定)」
  • 「城expo」に行ってきました - 有志舎の日々

    将来的に「歴史(書)フェス」をやるための勉強・視察として、横浜で開催された「城expo」に行ってきました。 吉川弘文館も出店していて大盛況、何でも3日間で売上は100万円を越える見通しだそうです。学会販売より遥かに売れてる! 人手が足りないので、私も急遽、販売のお手伝いをしました。 そもそも、学会販売にくる客層とは全く違って一般の方々なので、吉川弘文館の名前も初めて聞くという方もいます。 それでもこの売上、戦国マニア恐るべし。 しかも、最近は公費購入が多い学会販売と違い、後払いではなく全部その場での現金売上ですから、これは有り難い。 入場者も女性や子どもが結構多く、城ファン層の広さを示していますね。 今後は、こういう人たちをもっと歴史書全般の購買層に引っ張ってこないといけません。 出版界と研究者はもっとアタマを柔らかくして考えないと。 写真は、吉川弘文館ブースと姫路城のブースです(ガラ携で

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  • 科研への「ナショナリスト」の攻撃開始にあたって - 有志舎の日々

    「「徴用工」に注がれる科研費 前文部科学事務次官の前川喜平氏は韓国と同調」という『産経新聞』の記事を読んで。 以下は、『1984』『動物農場』などを書いた作家・ジャーナリストのジョージ・オーウェルの言葉です。「ナショナリズムについて」『オーウェル評論集』岩波文庫、より。 「ナショナリズムというとき、私がまっさきに考えるのは、人間を昆虫と同じように分類できるものと考えて、何百万、何千万という集団をひとまとめに、平然と「善」「悪」のレッテルを貼れると決めてかかる考え方である。・・・自分を一つの国家あるいはこれに似た何らかの組織と同一視して、それを善悪を超えた次元に置き、その利益を推進すること以外にいっさいの義務を認めない考え方である。ナショナリズムと愛国心とははっきり違うのだ」。 「ナショナリストたるものはつねに、より強大な権力、より強大な威信を獲得することを目指す。それも自分のためではなく、

    科研への「ナショナリスト」の攻撃開始にあたって - 有志舎の日々
  • 本と学問をもっと広めるためには・・・ - 有志舎の日々

    西野亮廣氏が面白いことを書いていました。 「(が売れる・売れないはスマホやテレビなどとの)時間面積の陣取り合戦ですから、当然、恋人からのLINEも、自分の作品のライバルです。 空き時間に"とりあえずLINEを開かれている間"に、 家に帰ったら"とりあえずテレビをつけられている間"に、 自分の作品が検索される時間がどんどん削られていくわけですから。 この戦いに挑むには、(自分の書籍を売ろうと考えている)僕の場合は、屋さんに足を運んでもらったり、図書館に足を運んでもらったり、Amazonを開いてもらったり…まずは『』というジャンルにコミットしてもらう時間を増やす必要があります。」 「「って、おもしれー」と思ってもらい、読者人口(分母)を増やすのが一番です。」 全くもってその通りだと思う。 そのためには「個人の努力」と言いたいらしい(したがって売れないのは「自己責任」)。 私も、図書館

    本と学問をもっと広めるためには・・・ - 有志舎の日々
  • 歴博フォーラム「戦後社会運動のなかの「1968年」」、最高でした! - 有志舎の日々

    千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館(歴博)で行われた、歴博フォーラム「戦後社会運動のなかの「1968年」」に行ってきました。 お世辞ではなく、近来まれにみる感動的かつ勉強になったシンポジウムでした。 最近の学会・研究会における「研究発表」「報告」なるものは、史料を大量に引用して長々とやった結果(そもそも1人の発表時間が長すぎる。20~30分で十分だと思う)、内容は退屈なものばかりという事が多いのですが、このフォーラムの発表は違いました。 「1968」というものが持った経験と意味はとても多様でかつ「今、ここ」で学び直さないといけないような重要な問いやシグナルをたくさん発していたことを改めて知りました(会場に着いたのが昼12時すぎだったので午後の部からしか聞けませんでしたが)。 ・闘争のなかに人間一人一人の「いのち」の問題を突き詰めた水俣病訴訟 ・三里塚闘争のなかから日の農業の在り方や「農」の

    歴博フォーラム「戦後社会運動のなかの「1968年」」、最高でした! - 有志舎の日々
  • 11月5日(日)に「第3回 本のヒトハコ交換市」が開催! 高円寺駅北口広場にて - 有志舎の日々

    11月5日(日)に高円寺駅北口広場にて「第3回 のヒトハコ交換市」が行われます。 主催は有志舎と提携しているボランティア団体「が育てる街・高円寺」です。 現在、参加者・ボランティアスタッフの方々を募集中です。 ①ヒトハコ交換市に出店してくれるブース参加者(個人・団体どちらでも構いません)。 ②交換市を手伝っていただけるボランティアの方々。 詳しくはこちらをご覧下さい。 なお、もちろん一般参加で会場にはお気軽に遊びに来て下さい。 その際、ご自宅に眠っているを持って来て下さいね。 そしてブースのと交換しましょう! 掘り出し物がいっぱいありますよ。 有志舎も、専門書はじめ歴史書をドドーンと出品します。 歴史書同士の交換を希望しますので、歴史好きの方々、お待ちしております。 そして、何と! 若手研究者の方々には、私・永滝が著書出版についての個人レクチャーもします(無料ですので、お気軽に声を

    11月5日(日)に「第3回 本のヒトハコ交換市」が開催! 高円寺駅北口広場にて - 有志舎の日々
  • 専門書は電子かするべきなのか?  - 有志舎の日々

    日経新聞電子版に「専門書の電子化を(十字路)」という記事がありました。 「専門書の謝辞には必ずと言って良いほど「出版情勢が大変厳しいなか」という文言が登場する。そうだとすれば、学会誌などと同様に専門書の出版は電子書籍を基とするぐらいの発想の転換が必要ではないか」。 だそうです。 つまり、そんなに専門書が売れなくて厳しいのならば、コストが低い電子書籍にして、安い定価で売ったらよいだろう。その方が沢山売れる。と思っているわけですね。 ところがそうはいかないのですよ。 専門書というものは定価が高くても欲しい人は買うし、安くても欲しくない人は買わない。 もちろん、定価が安ければ少しは買う人は増えるでしょう。 でも、定価を安くした分をカバーできるほど売れるのだろうか。それは極めてあやしい。 だから、専門書の電子出版をするというベンチャー企業は出てきにくい。商売にならないわけです。 だったら、NPO

    専門書は電子かするべきなのか?  - 有志舎の日々
    shigak19
    shigak19 2017/10/10
    うーんAPC(論文投稿料)を取るオープンアクセス誌や学会で出版費用を工面しオープン化する高エネルギー物理学のSOCAP3とかもあるんで、歴史学は地域史・史料復刻等もあるしそういう路線でも良い気はするのだけれど