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ブックマーク / brighthelmer.hatenablog.com (1)

  • (書評)「プロパガンダ」史観の限界 - 擬似環境の向こう側

    素人が挑む「南京事件」 この八月、いわゆる「南京事件」を論じた二冊の書籍が出版された。 一冊は有馬哲夫『歴史問題の正解』(新潮新書)、もう一冊は清水潔『「南京事件」を調査せよ』(文藝春秋)だ。有馬は冷戦期プロパガンダ研究などで有名なメディア研究者、清水は桶川ストーカー事件や足利事件などの報道で知られる日テレビの記者である。 ここで注目したいのは、どちらも「南京事件」の専門家ではないという点だ。実際、清水の著作を見ると「南京事件」は「相当に面倒そうなテーマである」といった後ろ向きな記述や、事件に関する書籍の多さに愕然となるシーンなど、清水自身がこの事件について詳しい知識を持たなかったことが正直に吐露されている。 他方、有馬の著作は「書は日アメリカ、イギリスの公文書館や大学図書館で公開されている第一次資料に基づいて歴史的事実を書いたものである」という書き出しに象徴されるように、あくまで

    (書評)「プロパガンダ」史観の限界 - 擬似環境の向こう側
    shigak19
    shigak19 2021/08/21
    5年程前にはなるけれど、非歴史学の側からの書評として、清水潔の仕事と対比させることで有馬哲夫の問題性を批判した良い一文が残っていた
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