武田総務相は、東北新社の外資規制違反を巡る16日の国会審議で総務省電波部長に「記憶がないと言え」と指示した疑いがある、との野党側の指摘に対し「答弁を指示するような意図は全くなかった」と否定した。
離党届を提出し、報道陣の前で頭を下げる自民党の(左から)大塚高司、松本純、田野瀬太道衆院議員=1日午後、東京・永田町の党本部 自民党は1日、新型コロナウイルス緊急事態宣言中に深夜、東京・銀座のクラブで飲食した松本純元国家公安委員長(70)、田野瀬太道文部科学副大臣(46)、大塚高司衆院議院運営委員会理事(56)を離党勧告処分とした。3氏は離党した。菅義偉首相は田野瀬氏を更迭した。同様に銀座クラブを訪問した公明党の遠山清彦衆院議員(51)=比例九州=は辞職願を衆院に提出し、本会議で許可された。首相は野党の要求に応じ、2日に国会で説明する。 自民党の処分規定で、離党勧告は除名の次に重い。また、後任の文科副大臣に、自民党の丹羽秀樹衆院議員を起用する人事が持ち回り閣議で決まった。
首相官邸が日本学術会議の会員任命拒否問題で、会員候補6人が安全保障政策などを巡る政府方針への反対運動を先導する事態を懸念し、任命を見送る判断をしていたことが7日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。
菅首相は参院予算委で、日本学術会議の会員任命を拒否した要因として、学術会議側と内閣府の間で以前に行われていた人事の事前調整がなかった点を挙げた。「推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らない者が生じた」と述べた。
三ツ林裕巳内閣府副大臣は8日の参院内閣委で、日本学術会議の会員任命時の任命権者の考え方を問われ「業績のみにとらわれない広い視野に立って活動を進めてもらうことが必要」と述べた。業績以外の要素を考慮することを示唆した形。
菅義偉首相は5日、内閣記者会のインタビューに応じ、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を拒否したことを事実上認めた。「推薦された方を任命する責任は首相にある。前例を踏襲していいのかを考えた」と述べた。憲法が保障する「学問の自由」への侵害との指摘には「全く関係ない」として別問題だと強調した。6人を除外した理由に関し「個別の人事に関することはコメントを控えたい」とした。首相就任後、同記者会のインタビューに応じたのは初めて。 任命を拒否した6人が安全保障関連法など、安倍前政権の施策に反対していたことは「一切関係ない」と言明した。
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