[28日 ロイター] - 29日に発売10周年を迎える米アップルの「iPhone(アイフォーン)」は、スマートフォン革命の幕開けにおいて極めて大きく貢献した。 この10年間の累計販売台数は10億台を突破し、今秋発表予定の新モデルも機能やデザインが関心を集めている。しかし黎明期の苦戦ぶりは意外と人々の記憶から抜け落ちている。 2007年の発売当初のアイフォーンは、アプリケーションのダウンロードサービス「アップストア」が整っておらず、使える通信回線がAT&Tの通信網に限られるなど、現在のモデルに比べて使い勝手が悪かった。