コレガは3月23日、HDMIアクティブオプティカルケーブル「CG-HDMIAOC」シリーズ5製品を発表、3月下旬より発売する。 CG-HDMIAOCシリーズは、HDMI延長器と電源が不要で、通常のHDMIケーブルと同様に利用できるのが特徴(通常はHDMIケーブルが7メートル以上の環境では、延長器と外部電源が必要になる)。光ファイバーを採用し、ノイズに強く、取り回しのしやすい細径軽量ケーブルとなっている。 価格は30メートルの「CG-HDMIAOC030」が6万5556円、50メートルの「CG-HDMIAOC050」が8万3160円、70メートルの「CG-HDMIAOC070」が10万2384円、100メートルの「CG-HDMIAOC100」が13万4568円、150メートルの「CG-HDMIAOC150」が19万6344円(すべて税込み)。
HDMI Licensing,LLCのSteve Venuti(スティーブ・ベヌーティ)社長はまず、「HDMI 2.0は、市場の変化を先取りした進化だ。われわれはインフラの開発に携わっており、メーカーの希望する機能を検討しながら“数年先”をいく必要がある」と指摘。HDMI 2.0がもたらす変化について、いくつかのポイントを挙げて説明した。 帯域幅は最大18Gbps、4Kの50/60Hzをサポート HDMIは、最初のバージョンであるHDMI 1.0で1080pのフルHD伝送を可能としたが、当時の伝送速度は4.95Gbpsだった。2006年に登場したHDMI 1.3では帯域幅を広げ、2倍以上となる10.2Gbpsを実現する。これは「色深度の拡張など、次のHDMI 1.4を見越したもの」(Venuti氏)だったという。そして2009年のHDMI 1.4では、広がった帯域幅を活用して3Dと4K/3
HDMI 1.4の仕様は2009年5月に公開され、2010年3月に機能強化が図られた「HDMI 1.4a」として発表された。以前、主要な強化点である「3D対応」と「4K2K」については解説しているので(関連記事)、今回は他の機能を取りあげてみよう。 ・HDMI Ethernetチャンネル(HDMI HEC) HDMIケーブル上でEthernetのプロトコルを伝送可能にする規格で、従来の映像/音声信号にくわえ、データ通信を1本のケーブルで扱えるようになる。100BASE-TX相当の信号で、通信速度は最大100Mbps。これにより、HDMIで接続された機器のうち1台がインターネットに接続されていれば、他の機器もインターネットにアクセスできることになる。HDMI機器間でのデータ転送が可能になるほか、DLNAやUPnPといったIPベースのサービスも利用できる。 HEC対応機器はなかなか出てこないが
HDMI Licensingは5月28日、新しいHDMI規格“1.4”の概要を公開した。年初の「2009 International CES」で予告された新機能はすべて盛りこまれ、1本のケーブルで4K2K映像の伝送からネットワーク接続までサポートすることになる。正式な仕様は6月30日までに公表するという。 まず、HDMI 1.4では1本のケーブルでフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4K2K(3840×2160ピクセル、4096×2160ピクセル)の伝送が可能になる。サポートする解像度は下表の通り。また1080pの映像信号を同時に2ストリーム伝送することもできるようになり、パナソニックの提案するフルHD×2チャンネルのフレームシーケンシャル方式3Dシアターを含め、高精細な家庭用3Dシアターが実現に向けて一歩近づいた(パナソニックの“立体シアター”を見てきました)。 解像度 リフレッシュレー
HDMI最大の特徴は、テレビ/ビデオ間をフルデジタルで接続できる点にあるといえる。映像と音声のデータをケーブル1本に集約できること、HDCPの著作権保護技術に対応することといった特徴もあるが、理論上は劣化なしにハイビジョン映像を楽しめることが最大のアピールポイントだろう。 そのHDMIの仕様は2006年にアップデート、HDMI 1.3として公開された。変更点は以前紹介したとおりで、帯域幅の拡大による解像度アップや機器間制御信号のサポートなど多岐にわたる。 なかでも注目すべきは、ミニHDMI端子(タイプC)の採用だ。従来は19ピンのタイプAと29ピンのタイプBがあり、民生品では小型のタイプAが主に使用されてきたが、タイプCはタイプAよりさらに小さい。接続部の断面積はタイプAの半分ほどだが、ピン数はタイプAと同じ19でHDMIケーブルとしての機能差はない。ビデオカメラやデジタルカメラでの採用実
薄型テレビ普及のアクセルとして注目されるHDMIコントロール。パナソニックの「VIERAリンク」、シャープ「AQUOSファミリンク」にくわえ、今年に入ってから三菱電機やソニーも“HDMIコントロール”の名称で参入した。 しかし、シャープやパナソニックのインタビューでも触れている通り、もとは、HDMIの規格に含まれるHDAVIコントロールという標準技術である。基本的なコマンドは共通化され、各メーカーの製品間で相互に連係動作が可能になっている。そこで、パーソナル液晶テレビ特集で取り上げた製品のうち、ソニー“BRAVIA”「26J3000」を自宅に持ち込み、「VIERA リンク」対応のレコーダーと接続してみた。 BRAVIA+VIERA? VIERAリンク対応のレコーダーというのは、パナソニック製のHDD内蔵CATV STB「TZ-DCH2000」だ。DIGAシリーズには含まれていないが、昨年夏
米HDMI Licensingは11月11日、デジタルAVインタフェース「HDMI 1.3」の技術説明会を開催。HDMI 1.3の仕様に関する説明に加えて、高画質化技術「ディープカラー」のデモンストレーションを行った。説明会の概要については既報の通りだ。ここでは、PC市場におけるHDMI採用の動向と、Mac Proを使って実施されたディープカラーのデモについて紹介しよう。 米Silicon Imageの戦略的事業開発部門で総括責任者を務めるブレット・ゲインズ氏は、HDMIの市場概況について触れ、その中でPC分野にも言及した。2006年以降、HDMIを搭載したPCおよび周辺機器は増えつつあり、2007年以降はBlu-ray Discドライブ、HD DVDドライブが普及することで、よりHDMI対応製品の出荷数が伸びると予測。2007年にはHDMI 1.3をサポートしたマルチメディアディスプレイ
HDMI Licensingは11月10日、映像/音声のデジタルインタフェース規格である「HDMI 1.3」についての技術説明会を行った。本規格については、6月の仕様策定完了を受けて、既に説明会が開催されているが、対応製品であるプレイステーション 3の販売開始が目前となったため、同社では再度、その利点について訴求したい考えだ。 HDMI 1.3はバージョンナンバーこそ「1.3」だが、メジャーバージョンアップともいえる大きな改良が加えられている。帯域幅は4.95Gbps(165MHz)から10.2Gbps(340MHz)と2倍以上に拡大されているほか、1ピクセルごとに最大16ビットまで表現可能なディープカラー、最高で240Hzという高速なフレームレート、最高2560×1536ピクセルの高解像度サポートが大きな特徴として挙げられる。 そのほかにも、より広域な色再現を可能にする次世代カラースペー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く