チリの首都サンティアゴ(Santiago)で、支持者らに手を振る国民改進党(National Renewal Party)のセバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)大統領候補(2009年9月9日撮影)。(c)AFP/Martin BERNETTI 【11月14日 AFP】選挙のたびに美辞麗句を延々と述べ立てるだけの政見放送にうんざりした有権者にとって、南米のチリは天国だろう。12月13日に総選挙が行われるチリの政見放送で、無所属候補者に割り当てられた持ち時間はわずか2秒なのだ。 無所属で出馬するトーマス・ディアス(Tomas Diaz)候補は、自分のフルネームを言うことを止めて、時間を節約。「トーマスです。わたしの選挙活動で最も重要なことは・・・」とまで語ったところで制限時間となった。 チリで軍政を敷いた故アウグスト・ピノチェト(Augusto Pinochet)元大統
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