関連トピックス参議院選挙北朝鮮野田佳彦金正日 野田内閣の政務三役が大型連休に次々と海外出張へ出かける。北朝鮮の核実験が懸念されるなか、野党から「危機感が薄い。政権末期の思い出づくりだ」などと批判が噴出している。 当初は、野田佳彦首相を含め12閣僚が海外出張を計画し、副大臣と政務官も計15人が国際会議などに出席する予定だった。 北朝鮮が韓国に「特別行動開始」を通告するなど緊迫しているだけに、野党は「安全保障会議メンバーの10閣僚のうち8人が海外に行く。北朝鮮が核実験したら対応できるのか」(自民党の小野寺五典外交部会長)と反発。26日の参院議院運営委員会でも批判が相次ぎ、問責決議された前田武志国土交通相のドイツ訪問と、治安責任者の松原仁国家公安委員長のベトナム訪問は取りやめとなった。 関連記事野田首相、北朝鮮の核実験自制求める 衆院予算委(4/18)〈ロイター〉北朝鮮の核実験阻止、「あら