お年寄りの「孤独死」を防ごうと1人暮らしをする高齢者の住宅の鍵を福祉施設が預かり、必要に応じて安否確認を行う取り組みが大阪・寝屋川市で始まることになりました。 この取り組みは、寝屋川市社会福祉協議会がことし4月から市内全域で行うもので、24日、社会福祉協議会と24時間対応できる21の福祉施設が協定を結びました。 希望する1人暮らしのお年寄りが自宅の鍵を福祉施設に預け、ポストに新聞や郵便物がたまっていたり、電気がついたままや消えたままになっていたりした場合、気づいた人が民生委員などに知らせ、預けてある鍵で家に入り、安否を確認するというものです。 社会福祉協議会によりますと、自宅の鍵を預かる取り組みを市全域で行うのは全国で初めてだということです。 寝屋川市では、1人暮らしのお年寄りが去年4月の時点で7180人に上り、誰にもみとられずに、いわゆる「孤独死」した人は、去年1年間に50人いたというこ
死後の葬儀や家財処分を頼める人がいない…。独居高齢者の不安を和らげようと、福岡市社会福祉協議会が親族に代わって生前の見守りから死後の多様な手続きまでを請け負う「ずーっとあんしん安らか事業」が注目を集めている。無縁社会や人生の最期に向けて準備する「終活」ブームを反映してか、事業の登録者は年々増加。協力企業も広がっている。 「博多座の歌舞伎、どうでした?」「市川中車さんがよかったわ」-。8月の午後、福岡市城南区の団地に住む田川とみ子さん(86)と、市社協職員の城谷史子さん(54)のおしゃべりに花が咲いた。城谷さんは1人暮らしの田川さん宅を3カ月に1回訪問。2時間近く会話しながら、生活ぶりや健康状態に変化がないかを見守る。 独身の田川さんは1年前、安らか事業に登録した。福岡県三潴町(現久留米市)出身で、10人きょうだいの末っ子。きょうだいは全員亡くなった。故郷に親戚は多いが「めいたちに迷惑を掛け
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