千葉県松戸市に「すぐやる課」という部署がある。昭和44(1969)年10月に誕生した。「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」というのがコンセプトだ。今もあり、人気部署である。でも、役所というところは「話を聞かない」「動きが鈍い」「無責任」「仕事をしない」と、必ずしも芳しい評判を耳にしないことのほうが多い。その一方で面倒な仕事もなんのその、進んで火中の栗を拾い、問題解決にまい進する行政マンもいるのである。熱いのである。 高齢者は見知らぬ(初対面の)人にいきなり本音を話すことはまずない。私の場合も、初対面の人(一般人の場合)には本題に入る前に世間話から入る。それも時間の許す限り長々とする。ノンフィクション作家に成りたてのころは、即本題に入りたくてかなりイラついたものである。その様子を相手はじっくりと観察している。合格するとその後の取材はスムーズにはかどるが、不合
足立区は、高齢者の孤立・孤独死を防ごうと町ぐるみのとりくみをめざし、12月20日の本会議で高齢者の個人情を町会や自治会に提供し、実態調査や支援を行うための条例(『孤立ゼロブロジェクト推進条例』)を全会一致で可決しました。 壁を乗り越え これまでの高齢者への見守りでは「自分から不安を訴える人などは行政のサービスにつながるが、孤立し、近所づいあいのない人は発見されないという実態があった」と、上遠野葉子絆づくり担当課長は話します。 足立区では3月、70~80代の老夫婦が死後―週間たって発見されるなど、孤立死か相次いでいます。 東京都監察医務院の報告(09年度)では、自宅で亡くなった65歳以上の単身者186人が不審死として検案の対象に。そのうち8日以上たって発見された人は39人で約20%、同4日以上は68人約35%にも上ります。 条例では、住民基本台帳をもとに70歳以上の単身世帯と75歳以上の高齢
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