同じ墓地や納骨堂に一緒に入る仲間を“墓友”と呼ぶという。そんな、お墓を通して出会い交流を深める“墓友”の輪が最近、広がりを見せている。’89年には全国で4件だった共同墓・集合墓は、’03年には600件以上に急増し、今も増え続けているという。 秋晴れのなか、東京都町田市にある共同墓地「桜葬墓地」で行われた「墓友女子会」に駆けつけた。 「親友夫婦もお墓が一緒だし、句会でのお友達もできたし、私は本当に幸せ」と話す和田知子さん(78)は、31年前に他界したご主人が桜葬墓地に眠る。一人墓参りの寂しさを解消するため、08年からは墓友が集う「さくら句会」を発足し、主催している。 和田さんは言う。「今では毎月10人ほどが集まります。今月のお題は萩。句会がある日は、みんなお参りもそそくさと。お参りと墓友句会と、どちらが主かわからないわよね(笑)」 参加者のひとり、山根千代さん(66)は、両手で数えき
エジプト・エルアリシュ(CNN) エチオピアやエリトリア、スーダンからエジプトのシナイ半島を経由してイスラエルに入国しようとした難民が、移植用の臓器を取り出すために殺害されていたことが明らかになった。 人権擁護団体「人権のための新世代財団」と「エブリワン・グループ」によれば、内蔵を抜き取られた難民の複数の遺体がシナイ半島の砂漠地帯で発見された。遺体には死の直前に開腹手術を受けたと見られる傷跡があり、臓器を取り出されて死亡した後、埋められたことが考えられる。 人権団体によれば、シナイ半島に暮らす一部の遊牧民はイスラエル入国を助ける対価として難民に多額の謝礼を要求。支払えなかった難民は強制労働や拷問、女性の場合には性的暴行の被害に遭っているという。ある関係者は、臓器売買にもこの遊牧民が関与していると指摘する。 世界保健機関(WHO)は先ごろ、エジプトは違法な臓器取引の中心地だと指摘した。かつて
高齢者や障害者に代わり、親族や弁護士らが財産を管理する成年後見制度。高齢化社会の“見守り役”と期待されながら、後見人が被後見人の財産を勝手に使い込む事件が後を絶たない。東京地検は今月1日、母親の資産を横領した後見人の息子を起訴したが、後見人選任から1カ月後には早くも犯行に手を染めていたとされる。相次ぐ不正からは、被後見人が「食い物」になっている現状が浮かび上がる。不動産売却→横領 東京地検刑事部が、業務上横領罪で起訴した不動産業、石田和幸被告(64)は、平成18年9月に母親(86)の後見人に選ばれた。捜査関係者によると、石田被告は後見人選任から、わずか1カ月後に母親の不動産を売却。売却代金の大部分だった約4600万円を横領し、株の購入などに流用していた。 社会的に信頼が高いはずの弁護士が摘発されたケースもある。9月26日、成年後見人として管理していた男性の預貯金約1510万円を着服したとし
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