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ブックマーク / dot.asahi.com (15)

  • 日野原重明102歳「子どもたちを死から遠ざけるのはやめて」 | AERA dot. (アエラドット)

    日野原重明さん (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 聖路加国際病院理事長の日野原重明さん(102)が、絵『だいすきなおばあちゃん』を発表した。朝日新聞土曜beで連載中のコラム「あるがまゝ行く」紙上で、2年前に「童話作家になる」と宣言。100歳の夢を実現させた情熱の源は何なのか、日野原さん自身が語った。 *  *  * 僕が書いた童話『だいすきなおばあちゃん』には、「子どもと死」「自宅でできる看取り」という二つのテーマを込めています。主人公の少女マリちゃんには、一緒に暮らす大好きなおばあちゃんがいて、おはしの持ち方やあやとりなど、毎日いろんなことを教えてもらっていましたが、やがておばあちゃんとのお別れのときを迎えます。マリちゃんは、自宅で家族と一緒におばあちゃんを看取り、その死を通じていろいろなことを学びます。実はこの童話は、僕が実際に体験したことをもとに書いた作品なんで

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  • 「悲しみは死ぬまで続く」は3人に1人 増加する娘の“母ロス” | AERA dot. (アエラドット)

    母を失った喪失感にさいなまれる“母ロス”が増えている。今回、誌が40代以上の女性500人に実施したウェブアンケートによると、半年後までに立ち直ったケースが4割強だった一方、3人に1人は「自分が死ぬまで続くと思う」と回答しており、精神的なダメージが長引くことがうかがえた。ライターの松田亜子が、その解決法を探った。 *  *  * 遺児の支援活動などでグリーフケアに携わる一般社団法人「リヴオン」代表の尾角光美(おかくてるみ)さん(30)は、母の他界から11年経った今も、折に触れて“悲しみスイッチ”が入る。 「親の死への悲しみや苦しみは、人生の節目ごとに形を変えて生まれてきます。今はその悲しみを、そのまま大切にするように生きています。喪失感、怒り、憎しみ、罪悪感は、つながりの表れ。親の死とは卒業したり乗り越えたりするものではなく、ともに生きるものだと思う」 今回のアンケートで“母ロス”に陥った

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  • 「相続」の話 親に上手に切り出す方法 | AERA dot. (アエラドット)

    相続税の「増税」まであと1年。そのときにあわてないためにも、親族が集まる正月に「親族会議」を開いて、相続について話しておきたいもの。 しかし、会議がスムーズに進むとは限らない。親子の間には温度差が存在することが多いからだ。 これを埋めるのに、子どもは、どのように話を切り出し、どうやって進めるか、それも決めておかねばならない。親としても、子どもが話を始めたときの心構えを固めておきたい。 まずは、相続以外のことで親子二人きりの会話の場を持つことだという。 正月に親族が集まると、昔話に花が咲くだろう。 「あなたは小学校に行くのを嫌がったから、私が毎日手を引いて連れていった」「また、その話か」とうんざりすることもあるが、「二人だけでその話をもっとしようよ」と水を向けてみる。そして、あらためて親子二人だけで話をする。 相続については話したくないと思っている親でも、ひとりになると、今後の生活については

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  • 僧侶・小説家の玄侑宗久が問う「葬儀は誰のためのもの?」 | AERA dot. (アエラドット)

    僧侶で小説家の玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)氏は、葬儀は人生の区切りをつける大切な儀式であるとこう語る。 *  *  * 世の流れだし、葬儀が安くならないかとか、いらないとかいう議論も、市場経済の自然な帰結だと思う。ただ、最近、みなさま、葬儀を「亡くなった人のためのもの」という視点から考えすぎているのではないか。自分のために大金を使う必要はないから、安く、簡単に、という議論になっていないだろうか。 葬儀にはもうひとつの面があることを忘れてはならない。これから生きていく我々のためのものという側面である。葬儀は愛する人を思い出し、なんとか悲しみや喪失感に「ふんぎり」をつけ、安心とまでは言わないが、ほのかな希望や生きる力を見いだし、前に進む力をもらう「場」でもあるのだ。少しでもそのことに思い及ぶならば、ちゃんとした葬式が不要だという理屈は出てこないはずだろう。 わたしがいつも不思議に思うのは、

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  • 女性の3割が「墓に入りたくない」 新たな埋葬法が不要論を後押し | AERA dot. (アエラドット)

    人生も後半戦。“終のすみか”を考える皆さん、死んだら、どんな墓に入りたいですか? 既婚男女1000人へのウェブアンケートを行ったところ、女性の27.6%(男性は20.6%)が墓には入りたくないと答えた。 死後、「墓に入りたくない」と考える人は、なぜ女性に多いのか。その背景について『お墓は、要らない』などの著者で、土葬や野辺(のべ)送りなどの昔の弔いに詳しい高橋繁行さんに聞いた。 「女性が、先祖代々の墓に入ることをうっとうしがったり、家族のしがらみから抜け出したいと思ったりするのは、今に始まったことではない。ただ、これまでの埋葬法とは違う『樹木葬』『散骨』『手元供養』といった新しい供養の仕方の登場が追い風となり、自分の意見を言いやすくなったのではないでしょうか」 男性の場合はどうか。長男は良くも悪くも「先祖代々の墓」に縛られやすいが、次男や三男のほか、実家から遠く離れて長年暮らしてきた人たち

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  • 男は「先祖の墓」、女は「いらない」 墓事情を1000人にアンケート | AERA dot. (アエラドット)

    50歳から早めの終活 人生100年時代、50歳はようやく折り返し地点といったところ。けれども、人生後半戦を安心して楽しむには、50歳から準備すべきことがたくさんあります。 老後資金はいくら必要か、年金はいくらもらえるか、お葬式やお墓はどうするか――。つい先送りしたくなる宿題への備えを取材しました。 5分でわかる! 新NISA 2024年1月から大幅な制度拡充となったNISA。何から始めていいのかいまだに分からない人も多いのでは。新NISAは制度が恒久化するだけでなく非課税投資枠が拡大し、個人投資家にとって使い勝手がいい。すでに始めた人も、そうでない人も、いまいちど制度の内容を復習しよう。

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  • これで死後のトラブルを回避 親にやっておいてもらいたいこと | AERA dot. (アエラドット)

    ますます関心の高まる“終活”。自分だけでなく、家族のためになる終活とはどんなことをいうのだろうか? 農家に嫁いだ佐々木美子さん(仮名・50)は、同じ敷地内の隣の家に住んでいた義理の母を2006年に、義父を09年にそれぞれ亡くした。行事の際には親戚一同が集まる、昔ながらの大きな家には、相応の量の遺品もあった。 *  *  * 農家だから、敷地が広いんです。家には収納スペースもたくさんあるし、義母が物を捨てられない人だったから、それはもう片付けが大変でした。 義母はおしゃれな人でしたので、洋服が山のようにありました。それに押し入れからは座布団が50枚、ポットが6個、祖父が着ていた軍服まで出てきました。畑仕事で使っていたのであろう廃材も、納屋に残っていました。一つひとつ吟味する余裕はないから、取っておくものにフセンをつけて、あとは片付けの業者に処分してもらいました。全部で、2トントラック6台分に

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  • 祖母の遺体に触りたくもない… 核家族化がもたらしたもの | AERA dot. (アエラドット)

    僧侶 「死に向かって枯れていくにもエネルギーがいる。それを理解しなければ、当の看取りではない」 鷲岡嶺照さん(35) 人の死が日常の中にあるとすれば、僧侶の役割もまた日常の中にあるはず。仏門に身を投じる者の役割が今、問われています(撮影/比田勝大直)この記事の写真をすべて見る 人間が避けて通ることができない「死」。近年の家族や社会の変化で、その捉え方には変化が表れているようだ。。 九州を代表する天台宗の古刹として知られる熊・阿蘇山西巌殿寺(さいがんでんじ)住職の鷲岡嶺照(35)は、人間の死とは、緩やかな時間の変化の中にあるもので、震災や事件に巻き込まれるなど特別な要因がない限り、突発的な死と直面することはないと話す。 「ある20代前半の女性が、祖母の葬式の場で、遺体を見たくもない、触りたくもないと言い出す光景に遭遇しました。話を聞いてみると、彼女は実家を出てずっと都会暮らし。臨終に立ち

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  • 弱冠31歳の校長が「おくりびとアカデミー」に懸けた思い | AERA dot. (アエラドット)

    看取師 「医療では取り除けない『心』『家族』『社会』といった人の痛みの問題に取り組みたい」 高丸慶さん(31) 人間の死を取り巻く環境が複雑になっているからこそ、人の終末期に寄り添う伴走者でありたい(撮影/写真部・関口達朗)この記事の写真をすべて見る 今年10月、東京都中央区の日橋大伝馬町に「おくりびとアカデミー」という聞き慣れない学校が誕生する。築50年、地上6階建てのビルを改装。壁は白のモノトーンで統一され、通りに面した1階にはお洒落なカフェが併設されている。 この学校では、おくりびと(納棺師・湯灌(ゆかん)師)を目指す人材を養成。卒業後はアカデミー認定の資格を給付し、葬祭専門事業者や冠婚葬祭互助会への就職斡旋も積極的に行う。そのため、おくりびと(納棺師・湯灌師)になるための基礎的な知識と技術を養成する「納棺士コース(6カ月・夜間制)」や、遺体の防腐処置、消毒、修復、化粧を専門的に行

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  • 訪問医が話す「後悔しない看取り」とは | AERA dot. (アエラドット)

    ジョイステージ八王子では24時間態勢で看護師も常駐。訪問診療の担当医と入居者の状態を情報共有する(撮影協力/ジョイステージ八王子、撮影/写真部・山友来)この記事の写真をすべて見る のみ込みが困難な入居者には、介護スタッフが事をサポートする(撮影協力/ジョイステージ八王子、撮影/写真部・山友来) 人生の死に場所に老人ホームを選ぶ高齢者が増え、それに取り組む有料老人ホームも増えている。介護サービスの質だけでなく、連携先の医療機関によっても死のありようが大きく変わろうとしている。介護・医療ジャーナリストの長岡美代氏が実情に迫った。 *  *  * 介護職員が24時間常駐する介護付き有料老人ホームには元気なシニアを入居対象とするところもあるが、「終の住処」を期待する人も多いだけに、看取りへの対応は欠かせなくなっている。 東京都八王子市で定員260人の規模を誇る介護付き有料老人ホーム「ジョイス

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  • 遺体を入浴させる湯灌師 30代女性が志した理由 | AERA dot. (アエラドット)

    湯灌師 「私でも誰かの役に立っているんだという充実感は、ほかの仕事では絶対に味わうことができない」 何人もの先輩が辞めていった。けれども一度この仕事に就いた人の大半が、この世界に戻ってくる(撮影/比田勝大直)この記事の写真をすべて見る 死を迎えた人を送り出すためには、様々な仕事が存在する。その中から、湯灌(ゆかん)師という職業を選んだ女性を取材し、仕事についた経緯などを聞いた。 今年33歳になる持井香恵(仮名)の仕事は、葬儀に際し故人(遺体)を入浴させ洗顔、洗浄を施す湯灌という仕事で、「湯灌師」と呼ばれる。現在、持井は、大手葬儀社の下請け業者として、遺族からの要望がある場合に限って自宅、もしくは病院、警察署などへ駆けつける。毎朝、定時に届くメールの送り主は元請けの葬儀社からで、今日、何体の湯灌を行うのかが書かれている。 この日、向かったのは、家族に看取られ老衰で大往生した87歳の女性の自宅

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  • 結婚、離婚をくり返す事実婚夫婦「必要あれば何回でも」 | AERA dot. (アエラドット)

    50歳から早めの終活 人生100年時代、50歳はようやく折り返し地点といったところ。けれども、人生後半戦を安心して楽しむには、50歳から準備すべきことがたくさんあります。 老後資金はいくら必要か、年金はいくらもらえるか、お葬式やお墓はどうするか――。つい先送りしたくなる宿題への備えを取材しました。 5分でわかる! 新NISA 2024年1月から大幅な制度拡充となったNISA。何から始めていいのかいまだに分からない人も多いのでは。新NISAは制度が恒久化するだけでなく非課税投資枠が拡大し、個人投資家にとって使い勝手がいい。すでに始めた人も、そうでない人も、いまいちど制度の内容を復習しよう。

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  • 「終活コン」で2度目の結婚? 超高齢化社会の日本を予想してみた! | AERA dot. (アエラドット)

    2030年、日は65歳以上の人口が3割を超える。100歳以上の超高齢者の人口は現状の5倍ほどだ。かつて世界が経験したことのない少子高齢化社会を迎えることには不安もよぎる。しかし、医療やエネルギー、料など、日には暗い未来予想をくつがえすだけの技術と知識がある。再び世界をリードする日は、きっとくる。以下、近い未来をシミュレーションしてみた。 *  *  * 「キースッ! キースッ! キースッ!」 2030年。流行に敏感な高齢者が集う街、TOKYO・SUGAMO。人生2回目の結婚式は、悪ノリした高齢者仲間のキスコールで宴もたけなわになった。 住谷靖(70)は、40歳から2度目の独身を貫いてきたものの、新しい人生を楽しみたいと、「終活コン」で出会った今日子(66)にプロポーズした。まあ、正直言えば寂しかった。人生はまだ数十年はあるのだ。 「早くキスしろよ!」 促されて今日子の顔を見つめると、

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  • 高齢者が「終活合コン」に精を出す 2030年を大胆予測 | AERA dot. (アエラドット)

    格的な高齢化社会を迎える。国立社会保障・人口問題研究所によると、65歳以上の高齢者人口は、2010年に23%だったが、2030年には31.6%に達する見通しだ。ほぼ3人に1人が高齢者となる。 さらに、離婚や未婚率の高まりから、高齢者の一人暮らし世帯数が増加。世帯主が65歳以上の世帯のうち、2010年に29.7%だった一人暮らし世帯の割合は、2030年には37.7%と予想されている。高齢者世帯の3分の1以上が一人暮らしとなる計算だ。そんな時代の高齢者がどんな生活を送るのか、シミュレーションしてみた。 *  *  * 「王様、だーれだ」 2030年1月。桜井誠(65)は、高齢者合コン、いわゆる「終活コン」に明け暮れていた。きょうの終活コンの場所は、高齢者が夜遊びできる街として2年前に開発された新スポット「第3巣鴨」だ。 バツイチで独身。東京郊外の低層マンションで犬のタローと、気ままな一

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  • 相続問題 トラブルメーカーは4人きょうだいの長男? | AERA dot. (アエラドット)

    幼い頃からたくさんの思い出を共有し、分かりあえてきたはずのきょうだい。それなのに、相続で、介護で、「骨肉の争い」を演じるのも兄弟姉妹だ。きょうだいの人数やパターン別に、その傾向を調査した。 きょうだいの人数別で見てみると、「もめ率」は、2人きょうだいでは10%、3人は8%、4人は14%だったが、5人だと32%と跳ね上がる。相続は「全員合意がルール」のため、一人でも反対者がいると、話し合いが成立しなくなってしまう。きょうだいが多くなると、もめやすくなるのだ。 では、実際にもめたきょうだいの中で、トラブルメーカーには誰がなる場合が多いのか。ワースト3は、1位が4人きょうだいの長兄、2位が3人きょうだいの次兄、3位が5人きょうだいの次兄、と男性が上位を独占した。総数が少ないのであくまで参考データだが、心当たりのある方は、ご注意を。 そもそも、なぜきょうだいはもめるのか。 「きょうだいは、争うよう

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