ロボットコンテスト世界大会のレスキューロボット部門で2度も世界大会を制したロボット技術者、小栁栄次氏。高校教員をしながら34歳で大学院に進み、47歳で博士課程に、そして51歳で博士号を取得、大学教授に転身した異色のロボット研究者だ。 昨年夏に放映されたNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』をご記憶の方も多いかもしれない。ロボットコンテスト世界大会、レスキュー部門を2年連続で制したロボットは世界を驚かせた。キャタピラの付いた前後4本の腕が、さまざまな地形を走破していく。後ろの腕を使って立ち上がり、40センチもの段差も乗り越える。車高を上げ、深さ25センチの水たまりも進む。腕に付いた爪で、傾斜45度の坂も登っていく。 ロボットには遠隔操作のカメラやセンサーが搭載され、離れた場所にサーモグラフィの映像を映し出すことができるシステム。レーザー・センサーは、周辺の状況を把握し、データをコンピュータ
サンフランシスコ発--微小なロボットをいくつも組み合わせてコーヒーカップや模型のトラックを作ることは可能だろうか?Intelはそんな実験的プロジェクトを開始した。 ピッツバーグにあるIntelの研究所は、サンフランシスコで開催された「Intel Developer Forum(IDF)」で、カーネギーメロン大学(CMU)と提携して開発中の「Dynamic Physical Rendering」というテクノロジのコンセプトを発表した。最終的な目標は、自ら形を変える素材だ。 適切な電圧をかけ、ソフトウェアを与えると、平面状の素材が自動車の立体模型に形を変える。与えるパラメータを変えれば、今度は立方体に変形する。Dynamic Physical Renderingは、CMUのSeth Goldstein準教授が率いる「Claytronics」プロジェクトから構想が生まれた技術だ。 Intel側で
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