気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 6月19日。日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEO(最高経営責任者)は横浜市の慶應義塾大学日吉キャンパスで、将来の日本を背負う人材となるであろう同大大学院経営管理研究科(ビジネススクール)の学生ら約500人を前に、グローバル企業のリーダーとしての心構えについて講演した。 講演のテーマは「Global leadership and crisis management」(グローバルリーダーシップと危機管理経営)。ゴーン氏は昨年3月の東日本大震災を受けた日産の対応を引き合いに出しながら、リーダーに必要な条件として(1)客観的に状況を把握し、危機の原因を解析する、(2)これを踏まえて短期的な経営課題について優先順位を明確にしつつ、長期的な視点も忘れ