外資の牽引によって、上海は2000年代に中国を代表する国際都市へと発展を遂げた。ところが黄金期は長くは続かない。最近は外国人居住者数や観光客数が目に見えて減少している。 上海に20年近く住む日本人女性はこう話す。「減少しているのは日本人だけではありません。私の周りの外国人居住者も帰国したり、別の国に移ったりしています」 中国が掲げてきた外資導入政策。その投資の窓口となって栄えた上海から、外国人居住者が姿を消しつつある。 外国人居住区として発展した古北新区に建てられた大型マンションでは、日本人のみならず外国人居住者の姿が減少している。2000年代後半と比較すると、泊められた車の数やクラブハウスのイベントの減少は誰の目にも明らかだ。
安倍晋三首相が経済政策「アベノミクス」を推進するうえで突破口と位置づけている国家戦略特区。規制を管轄する省庁や業界団体の水面下での抵抗は激しく、アベノミクスを支持する人たちですら、特区がどれぐらい成果を上げるか確信を持てずにいる。 ところが、もしかしたら安倍首相が本気で特区を成功させるのではないか、と"危機感"を持っている国がある。お隣の中国だ。 中国・上海市は9月末、金融や貿易などの分野で大幅に規制を緩和する特区「上海自由貿易試験区(FTZ)」を設置した。李克強首相が旗を振る経済政策「リコノミクス」版の国家戦略特区である。 日本の特区と大きく違うのは「本気度」と「大胆さ」だ。人民元での資本取引の緩和や金利の自由化、外資銀行の設立容認といった内容が盛り込まれているというから、これまでの中国の国家経済体制に風穴を空ける可能性すらある。 上海が香港に代わり金融センターに? しかも、あらかじめ示
中国・上海(Shanghai)の主流河川でブタの死骸を回収する衛生当局職員(2013年3月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter PARKS 【3月18日 AFP】中国・上海(Shanghai)市内を流れる黄浦江(Huangpu River)でブタの死骸が大量に見つかっている問題で、国営メディアは18日、回収された死骸が計1万3000匹を超えたと報じた。一方、死骸の「出所」をめぐっては謎が深まっている。 上海市の飲料水源の22%を担う黄浦江にブタの死骸が流れてくるようになったのは、今月初めのこと。上海日報(Shanghai Daily)によると、上海市当局はこれまでに9460匹のブタの死骸を引き上げたとし、新華社通信(Xinhua)も隣接する浙江(Zhejiang)省でさらに3601匹が回収されたと伝えている。 上海当局は、上流の浙江省嘉興市(Jiaxing)にある養豚場が病気で
(CNN) 中国上海市中心部を流れる黄浦江で11日までに、少なくとも1200匹のブタの死骸が浮かんでいるのが見つかり騒ぎとなっている。この川は上海市民の水源となっており、住民の間に安全性への懸念が高まる中、当局は水質に問題はないと説明している。 ブタの死骸が漂流しているのは先週末から見つかっていたという。国営新華社通信によると、ブタの耳に取り付けられた標識から、ブタは黄浦江の上流地域から流れ着いたものとみられる。 ブタが川に浮かんでいた経緯は判明していない。地元メディアによると、最近、上海市南部の村で数千匹のブタが病気により死亡したという。 上海市当局は「近隣地域と協力しながら、大量のブタがどこから流れ着いたのか、遺棄された原因は何かを調査している。川への投棄をやめさせる手段も検討している」と説明。川の水質については、ブタの死骸が最も多く発見された上海市松江区でも通常通りであり、「水道水へ
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