話題NTTドコモ、富士運輸(奈良市)などの異業種4社は20日、大阪市内で記者会見し、トラックの動態把握と空き車両情報を荷主や元請け運送会社などにわかりやすく表示する機能を中心とした運送情報サイト「ドコマップジャパン」(docomap Japan)を11月1日に開設し、共同で運営すると発表した。 サイト訪問者にすべての詳細な空き車両情報を公開し、手軽にトラックを手配できるのが売りで、サイト利用料や運送契約時の手数料などもかからないことから、少子高齢化を背景としたドライバー不足が深刻化する一方の物流業界で、トラックのスポット利用に有効なツールとなりそうだ。 運行・車両管理の効率化を図るために動態管理システムを導入する運送会社が増加しているが、ドコマップジャパンは国内最大の通信網を擁するNTTドコモと1180台のトラックで全国に幹線輸送網を張り巡らせる富士運輸グループが共同で開発した車両の可視化