菅直人首相は12日、首相官邸で民主党の石井一副代表、生方幸夫衆院議員、当選1回衆院議員の計16人と、昼食を共にしながら懇談した。出席者によると、首相は退陣後の政治活動について、バイオマスなど再生可能エネルギーの普及促進に取り組む考えを示した上で、「邪魔にならない程度に活動したい」と語った。 また、首相は東京電力福島第1原発の事故に触れ、「応急的に(対策を)打ったのが自分の政治生活で最も決断した局面だった。やり遂げた気がする」と強調。自らの後継を決める党代表選については「全部、岡田克也幹事長に任せている」と述べた。 【関連記事】 【特集】ソーラーパワー〜節電時代の救世主〜 【ルポ】重大事故から25年、チェルノブイリは今〜住民いまだ帰還できず 【特集】イマドキ女子が農業変えます!〜「山形ガールズ農場」の挑戦〜 【特集】原発事故は人災〜佐藤・前福島県知事インタビュー 3条件にめど