4月28日から2日間に渡って幕張メッセで開催されたニコニコ超会議。ニコニコ動画のあらゆるコンテンツを現実空間に再現することを目指したこのイベントでは、会場のあちこちでありとあらゆる展示や催しが行なわれ、ジャパンコンテンツの多様性(言い換えればカオス)を目の当たりにすることができた。 会場の言論コロシアムを満員にした“超クール・ジャパン作戦会議”では、クール・ジャパン政策を推進する枝野幸男経済産業相も登壇。もともとイギリスのクール・ブリタニカ政策が発祥で、日本もそれにならってポップカルチャーなどの輸出を目論むこの政策――「名前は知っているけど、何をやっているのかよくわからない」、「国が口を挟むとロクなことにならない」とも言われることも多いが、枝野大臣や識者はどう捉えているのだろうか? 超会議の熱狂の中で行なわれた議論の一部を紹介しよう。 イベント直前には、ドワンゴ川上会長とニワンゴ杉本社長の