![新東名建設中の区間で自動運転時代に向けた路車協調実証実験の現場公開](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aa6965a828246a5859aea1a74f19a0e14e4dc1d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcar.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fcar%2Flist%2F1601%2F857%2F20.jpg)
熊本県内を運行する路線バスでは、12月中旬にも「Suica」などの全国交通系ICカードが使えなくなる。原因は、読み取り機器の更新費用が高価で見合わないこと。熊本市の大西一史市長は、同市が「交通系ICカードから離脱する全国初の自治体になった」と話す。 市内を運行する九州産交バスなど5社で構成する共同経営推進室は、決済手段としての全国交通系ICカードを停止し、代わりにクレジットカードなどのタッチ決済を2025年3月ごろまでに導入する方針を示した。QRコード決済の採用も検討中だが、これにより既存機器の更新に比べると更新コストは約半分に圧縮できるという。 市電も1年遅れの26年4月から、同様の決済方法に移行する。交通系ICカードは、JRとの乗り換えがスムーズで、観光客の需要もあり、23年度に実施した利用者アンケートでは全体の51%の人が使っていたという。 5月末の会見で大西市長は「交通事業者は苦渋
ちゃんと声に導かれていました! 国内初の取り組み「音声による渋滞対策」効果アリ 中央道の有名な渋滞ポイントとして知られる東京・神奈川都県境の「小仏トンネル」、ここで行われている「音声による渋滞対策」が効果を上げているようです。 中央道上り線、小仏トンネル手前の渋滞(ドライブレコーダー)。 小仏トンネル区間の上り線では抜本的な渋滞対策として「新小仏トンネル」を含む別線を建設しての車線増設事業が行われていますが、並行してソフト対策も行われています。その一つとして2019年から行われているのが、トンネル内に設置した「指向性スピーカー」を使った速度回復情報の提供です。当時は国内初の取り組みとされていました。 「速度が低下しています。渋滞防止のため、速やかに速度回復願います」 このような音声が、渋滞時の小仏トンネル上り線を通過中に流れてきます。トンネル内で長い上り坂が続くことによる速度低下が渋滞の一
KDDIとトヨタ自動車は20日、道路上の危険度を人工知能(AI)で分析し可視化するシステム「危険地点スコアリング」の提供を2024年春に始めると発表した。両社が持つ人流や車両などのビッグデータ(大量データ)と、過去の事故情報などのオープンデータをAIで解析する。自治体や企業などでの利用を想定。可視化したデータを基にして道路標識を新設するなど、効果的な交通安全対策に役立ててもらう狙いだ。 具体的には約10メートル四方単位で危険度をリスクの高さごとに色分けをして可視化する。KDDIの人流情報とトヨタの車両情報のほか、道路特性や交通事故発生件数などの公開情報をAIで分析し、交通事故の危険度を導き出す。各地点における高齢の歩行者・自転車利用者の割合や、自動車の急ブレーキ発生率などの危険要因も確認できるようにする。 20日に都内で開いた説明会でKDDIの門脇誠執行役員経営戦略本部長は、コネクテッドカ
2018年から政府が推進してきた戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」がこの3月で終了。その「成果展示会&自動運転シンポジウム」が秋葉原UDX(東京都千代田区)とオンラインで3月7・8日に開催された。 SIPの第2期では、自動運転の社会実装に向けた技術開発や実証実験等を進めてきたところで、その5年間では信号情報、合流支援情報、車線別渋滞末尾情報等の交通環境情報の構築と配信に係る検証を行ってきた。今回のイベントではその成果を一般に広く告知することを目的に、成果展示会と、自動運転の未来をテーマにしたシンポジウムを併せて開催したものだ。 ここでは第3部のティアフォーCTOの加藤真平氏とソニー・ホンダモビリティCOOの川西泉氏が語った、今後の自動運転の姿やモビリティ社会の展望をレポートする。 ◆「Microautonomiy~集合的にスケーラブ
1週間近く前から「10年に1度の大寒波がやってくる」と言われて繰り返し注意が呼びかけられていた「暴風雪」は、1月24日から25日にかけて、その言葉通りの被害を列島の各地にもたらした。 高速道路もいたるところで通行止めとなり、24日は一時、九州内と中国地方のほとんどが通行止めになるほどの激しい雪となった。そして、以前から繰り返し発生し、そのたびに再発防止という課題が出続けていた“道路上での長時間の立ち往生”が今回も起きてしまった。 もっとも深刻な事態となったのは、新名神高速道路の三重県「菰野IC(こものインターチェンジ)」から鈴鹿峠をはさんで、滋賀県「甲賀土山(こうかつちやま)IC」までの下り線。 25日未明から、34.5㎞にわたって車両の立ち往生が連なり、解消するまでにほぼ丸1日、さらに除雪をして通行再開するまでに半日以上を費やすほどの大規模な混乱となった。 「渋滞」が「立ち往生」に この
丸い道路、流行りなのかも。 両ランプに環道型退出路を設置 群馬県甘楽町とNEXCO東日本は2022年12月27日、上信越道で整備している甘楽スマートICが2023年3月25日に開通すると発表しました。 拡大画像 甘楽スマートICのイメージ(画像:NEXCO東日本)。 甘楽PAに併設のスマートICで、全方向の出入りが可能。ICの間隔が8.9kmあった吉井IC~富岡IC間のほぼ中間(吉井から4.2km、富岡から4.7km)にできます。 上下線側とも、一般道に通じるランプの途中にドーナツ形のスペースがあり、この前後にETCゲートが設置されます。これは「環道型退出路」と呼ばれ、入口・出口ランプをつなぐように設けられたUターン路のようなもので、近年、スマートICなどで導入が増えています。ETC非搭載車など誤進入したクルマは、現地の案内に従い、環道を使ってUターンするようになります。 甘楽スマートIC
衝突事故が激減する!? 危険を知らせる事故防止ソリューションを実体験! 交通安全や自動運転の分野で注目が集まるV2X。クルマと歩行者や二輪車間などを通信でつなぐ技術だが、その未来の交通技術を使い、リアルタイムで道路利用者同士の衝突を事前に防ぐ、最新のソリューションをJARIつくばで実体験することができた。世界中のパートナーと連携するコーンズテクノロジーが取り扱いを始める「Eye-Net™」の正体に迫る。 次世代の事故防止ソリューションが日本にも! 次世代の交通制御システムとして注目されるV2X(Vehicle to Everything)は、道路や車、歩行者などを通信ネットワークで結び、道路利用者の安全を確保させようという試みだ。これは自動運転や通信技術とも関係性が深く、世界中で次々と新しい試みが始まっている。 通信技術、自動運転技術や防衛・セキュリティ関連のテクノロジー事業を展開している
米国のヴァンダービルト大学とカリフォルニア大学バークレー校、テンプル大学、ラトガース大学カムデン校で構成するコンソーシアム「CIRCLES」は、日産自動車およびテネシー州運輸局と協力し、人工知能(AI)を組み込んだクルーズ・コントロール・システムを公道で実験したと発表した。 コンソーシアムは2022年9月末に稼働したテストベッド「I-24 Mobility Technology Interstate Observation Network(I-24 MOTION)」を使った大規模実験を、2022年11月14~18日に実施した。I-24 MOTIONは、テネシー州ナッシュビル付近の州間高速道路24号線の約8kmに渡る区間に、約300個の超高解像度カメラを設置し、年間2億6000万マイル(約4億1843万km)の車両軌跡データを収集できるシステムである。自治体や自動車メーカーは、開発中の高度な
いつのまにか高速道路の案内板に謎のアルファベットと数字が付いてる! ナンバリングの意味と5つのルールとは (1/2ページ) この記事をまとめると■高速道路や都市高速の案内表示板にアルファベットと数字がついている ■これは「高速道路ナンバリング」によるもの ■ナンバリングに定められた5つのルールを解説する もともとインバウンドを考慮した施策 高速道路や都市高速のジャンクションなどで見かける案内表示板に、いつの頃から謎のアルファベットと数字がついていることに気付いているだろうか。 たとえば、東名高速であれば「E1」というアルファベットと数字による番号が割り振られている。しかも、この番号は路線ごとについているわけではない。「E1」であれば東名高速から名神高速までを指している。道路網として認識しやすい設定となっているのだ。 これは、国土交通省が進めた『高速道路ナンバリング』によるものだ。 高速道路
まず研究チームは、自動車のフロントバンパーにモーター駆動で視線を動かせる目を取り付けた実験車両を製作。車両が走行、停止する様子を道路を横断しようとする歩行者の視点で撮影した。実験では歩行者が急いで自動運転車の前を横断する場面を想定。実験参加者が歩行者となり、道路を渡るべきか止まるべきかをVR動画を見てもらうことで判断させた。この際、車両の目や視線の有無で結果が変わるのか検証した。 実験に参加した18~49歳の男女各9人(計18人)の結果を評価したところ、目の付いた車両で視線を向けると危険な道路横断を低減できる可能性があると分かったという。 車両からの視線がある場合、男性歩行者は危険な道路横断(車両が通過しようとしている状況での横断)が減少し、女性歩行者は安全な状況(車両が停止しようとしている状態)での無駄な停止が減るなど、性別による行動の差異を示したとしている。 動運転車に目を実装するアイ
投稿日: 2022年9月15日 17:30 TEXT: 御堀直嗣 PHOTO: WEB CARTOP/メルセデス・ベンツ/ホンダ/日産 この記事をまとめると■技術の進歩によってさまざまな便利な機能が開発されている ■その一方で、技術的にはクリアできていてもなかなか実用化できない機能もある ■最先端技術の実用化には、法律やインフラの整備など解決すべき課題も多い 海外では実用化されているのに日本には導入できないジレンマ 21世紀に入って22年が経った。この間、スマートフォンなどを含め、情報通信の進化と環境やエネルギーの課題、また事故ゼロを目指すさらなる安全の向上などの期待とともに、先進技術の開発が続けられている。だが、同時に、なかなか実用化しないと、じれったさを覚えるところもあるだろう。 メルセデス・ベンツは、4年ほど前に、運転者への情報提供のひとつとして、路面にインフォメーションを映し出す技
NEXCO東日本とNTTドコモが、「AI渋滞予知」の実証実験を京葉道路でも始めます。精度が向上し、配信時刻も前倒しするということですが、どのような内容なのでしょうか。 配信時刻を1時間前倒し NEXCO東日本とNTTドコモは2022年7月27日、「AI渋滞予知」の実証実験を新たに京葉道路でも実施すると発表しました。 AI渋滞予知は、ドコモの携帯電話ネットワークにより作られるリアルタイム版モバイル空間統計と、NEXCO東日本の交通量・渋滞・規制などの実績データをもとにしたAI渋滞予知技術、さらにNEXCO東日本の交通光学的知見・ノウハウを掛け合わせて、当日の人出から所要時間や交通需要を予測しドライバーに配信しています。 2017年12月から東京湾アクアラインで、2019年12月から関越道でそれぞれ実施されてきましたが、今回、さらに技術を拡張し2022年7月28日から京葉道路でも始まります。
都市部の交通渋滞がますます悪化する中、将来的にeVTOL(電動垂直離着陸機)などの空飛ぶクルマが急速に普及することが予想されている。「Skyroads AG」の共同創業者でCEOのコービン・フーバーは、都市部のエアモビリティのためのプラットフォームを構築している。 フーバーは、航空エンジニアだった父親の影響を受け、ミュンヘン工科大学で航空宇宙工学を専攻した。その後、複数の航空機メーカーの経営に携わった後に、Skyroadsの事業アイデアや、航空交通のマネージメントの方法を思いついたという。「スーパーヒーローでないと空を飛べないという古い考えを捨てなければならない。その実現には、携帯電話で見られたようなユーザビリティの革命が必要だ」と彼は言う。 フーバーと航空業界の専門家のチームが2019年に設立したSkyroadsは、人や貨物を輸送する自律飛行型の空飛ぶクルマのための航空管理システムを構築
警察庁が公開した2019年~2020年に発生した68万件の人身事故データに加えて、国土交通省が2022年3月に指定した「事故危険箇所」のうち交差点のみをマッピングした「みえない交差点」を、朝日新聞が公開しました。 全国68万件の交通事故マップ-みえない交差点-プレミアムA:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/special/jiko-kosaten/ 「みえない交差点」にアクセスすると、日本地図におびただしい数の青い点が表示されます。 地図はドラッグすることで視点の移動が可能で、マウスホイール操作でズームアウト・ズームインが可能。首都圏一円にクローズアップするとこんな感じ。 薄紫色のポイントは、国土交通省が公開した事故危険箇所のうち、交差点に当たる場所。 ピンク色のポイントは、朝日新聞が独自に取材した全国78箇所の危険交差点を示しています。 地図を新宿駅周辺にズー
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