ドローン(無人機)によって、ウクライナでの戦争は激化してきた。そして、ウクライナではドローンが主戦力となる戦場が増えている。
ウクライナ・オデーサ近郊(CNN) 命中したのはジェットスキーで駆動する水上ドローン6機のみ。これでロシアの誘導ミサイル艦を撃沈した。この攻撃にかかわったウクライナ軍特殊部隊の隊員が、希少なインタビューに応じて明らかにした。 ウクライナ国防省情報総局は今月1日、ロシアの小型艦「イワノベッツ」がクリミア半島の黒海に面した入り江でドローンに攻撃され、船体を損傷して沈没したと説明していた。 この攻撃にかかわったドローン操縦士の1人がCNNに語ったところによると、攻撃には「MAGURA」ドローン10機を使い、うち6機が命中してロシア軍艦を撃沈した。 MAGURAはジェットスキーで駆動するドローンで、全長わずか数メートル。だが航続距離は約800キロと長く、ウクライナの海岸線の広大な範囲からクリミア半島の標的に対する作戦を実行できる。 取材に応じたのはコールサインで「13」と呼ばれるドローン操縦士で、
(CNN) イランとロシアが、攻撃用ドローン(無人機)のロシア国内での製造開始で合意したことがわかった。イランの兵器開発プログラムを注視している国からの新たな諜報(ちょうほう)の評価で明らかになった。 今回の評価に詳しい情報筋によれば、イランは、今月初めに合意した後、ドローンの設計図と部品のロシアへの搬送を開始している。 米当局者によれば、ロシアはイランから数百機のドローンを受け取っており、イラン製ドローンによってウクライナで死者が出ている。 イラン政府は今月に入り、ロシアに一定数のドローンを送ったことを初めて認めた。ドローンを送ったのはウクライナ侵攻が始まる数カ月前としている。 情報筋によれば、ロシアの目標はイランの部品と設計図を使って数千機の新しいドローンを製造すること。 情報筋によれば、もし両国が今回の計画を本格的に推進すれば、数カ月内に生産が始まり、来年にもロシアがドローンをウクラ
ウクライナ・ヘルソン州の州境近くをパトロールするウクライナ軍兵士/Metkin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) 英国防省は24日、イラン製ドローン(無人機)を使ったロシア軍の攻撃を撃退するウクライナの試みが「徐々に成功」しているとの最新の分析結果を公表した。 同省によると、ロシアはウクライナ各地でイラン製ドローン「シャヘド136」の使用を続けているが、ウクライナ側が徐々にその撃退に成功してきているという。 同省は「ウクライナのゼレンスキー大統領を含む公的な情報源は、攻撃の最大85%が迎撃されていると主張している」と言及。次第に効果的になっているウクライナの防空機能を突破しようと、ロシア側が大量のドローンを消費している可能性があるとの見方を示した。 また無人機は「在庫が不足しつつあるロシア製長距離精密兵器の代替として利用されている可能性がある」
破壊されたドローン(無人機)を調べる警官=6日、ウクライナ・ハルキウ州/Vyacheslav Madiyevskyy/Reuters (CNN) イランのアブドラヒアン外相は14日、同国がロシアに対し、ウクライナ侵攻で使用するドローンなどの武器を提供しているとの情報を否定した。ポルトガルのクラビーニョ外相との電話会談で語った。 イラン当局が発表した会談の記録によると、アブドラヒアン氏はこの中で、ウクライナ侵攻への武器提供は「これまでも、今後もない」と改めて強調。紛争当事者に武器を提供すれば戦争を長引かせることになると指摘し、「ウクライナでもアフガニスタンでも、シリア、イエメンでも、戦争が正しいやり方だとは考えていない」との立場を示した。 ポルトガル当局によると、クラビーニョ氏は会談で、ロシア軍が最近、ウクライナでイラン製ドローンを使っている証拠があるとの報道に懸念を表明し、イラン当局はロシ
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻
会見を行う米国防総省のカービー報道官=19日、米バージニア州アーリントン/Kevin Dietsch/Getty Images (CNN) 米空軍がウクライナの要望に応じ、新たなドローン(無人機)システム「フェニックスゴースト」を開発したことが分かった。国防総省報道官が明らかにした。 国防総省によると、ウクライナへの新たな支援策にはフェニックスゴーストが121機あまり含まれる。 同省のカービー報道官は記者団に対し、「ウクライナの要望に個別に応じて空軍が迅速に開発したものだ」と説明した。 カービー氏によると、フェニックスゴーストは無人システムのスイッチブレード・シリーズと同様の能力を提供するが、全く同じではなく「能力の範囲に違いがある」という。 ただ、両機の違いについて具体的には触れなかった。 カービー氏はまた、新システムの使用には知識のある無人機オペレーターが最低限の訓練を受けることが必要
(CNN) ウクライナ軍がトルコで製造されたドローン(無人機)「バイラクタルTB2」を使用している状況について、ロシアがトルコに抗議したことが分かった。 トルコ当局者の8日の記者会見によると、トルコ政府はロシア側に対し、トルコのドローンメーカー「バイカル・テクノロジー」は民間企業であり、ウクライナによる機体購入は戦争前に完了していたと説明したという。 ウクライナの当局者は同社のバイラクタルTB2を、現在保有する兵器の中で最も効果的なものの一つと称賛している。 CNNは先週、トルコにあるバイカル社の生産施設を訪れ、最高技術責任者のセルチュク・バイラクタル氏に単独インタビューを行っていた。 バイラクタル氏はトルコのエルドアン大統領の娘婿でもある。インタビューに対し、このドローンは「設計や改良で意図した通りの働きをしている」と語った。
(CNN) ミサイル攻撃や砲撃の音が響くウクライナの戦場に、「徘徊(はいかい)型兵器」あるいは「神風ドローン」と呼ばれる兵器が新たに登場した。ロシア軍がウクライナ軍の戦線の背後を攻撃する目的で投入したものだが、ウクライナ側も同様の兵器で反撃している。 退役米軍大佐のセドリック・レイトン氏は「この兵器の恐ろしい面は、戦場に重大な心理的ファクターをもたらすことだ」と語る。 大型の軍用ドローンが時速数百キロで長距離を飛行し、ミサイル発射後は帰投することが多いのに対し、徘徊型弾薬ドローンは小型で速度が遅く、使い捨てだ。 たとえば「スイッチブレード300」は重さ6ポンド(約2.7キロ)以下で、リュックサックに入れて運搬できる。迅速かつ簡単に発射することが可能で、時速約60マイル(約96キロ)で15分間巡航する間、搭載カメラと全地球測位システム(GPS)が付近の敵を捜索する。 攻撃目標が見つかり指令が
ロシア・ウクライナ戦争では、軍用・民生用のドローンが活躍し、大きな戦果を出している。トルコ製やウクライナ国産の武装ドローンがロシア軍を次々と撃破しているほか、民生用ドローンが偵察や砲兵観測を担い、果ては宣伝戦まで行っている。 開戦前には低評価だった いまウクライナ軍によるロシア軍の兵站破壊でひときわ活躍している武装ドローンTB2。 この機体は「トルコドリーム」の象徴だ。2005年、MIT修士課程の学生で自動車部品の下請け工場の2代目でしかなかったバイラクタル青年は、トルコ政府に対してドローン技術がゲームチェンジャーだと力説し、多額の投資を引き出すことに成功した。 そのトルコ政府が全面バックアップするバイカル社が生み出したベストセラー兵器が、2014年に初飛行した武装ドローンTB2だ。TB2は、地上の管制車両から操縦して最大27時間も飛行でき、武装は4発の対地ミサイルや精密誘導爆弾を持つ機体
(CNN) バイデン米大統領は16日、ドローン提供などウクライナへの追加支援を発表した。この件に詳しい2人の情報筋がCNNに語ったところによると、具体的にはスイッチブレードドローンを提供する予定だという。小型で携帯可能なこのタイプは自爆ドローンなどとも呼ばれ、弾頭を搭載し、衝撃で爆発する。 スイッチブレード300と大型のスイッチブレード600は、米無人飛行機メーカーのエアロバイロメントが製造している。 同社が提供した仕様によると、小型のスイッチブレード300は最大6マイル(約10キロ)先の目標を攻撃でき、大型のスイッチブレード600は20マイル(約32キロ)以上先の目標を攻撃できる。どちらのシステムも数分で準備を完了させて発射することができる。 CNNはこの報道の前に2人の情報筋の話として、ウクライナが米政府に求めている軍事・技術支援の要望リストにスイッチブレードドローンが含まれていると報
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く