清潔感があるイケメンで、性格は真面目。大学の授業は全出席した24歳の青年。大学卒業をするも「特に就きたい職業はない」ということから大学院に進学することにした。家庭に経済的負担はかけたくないと、奨学金をもらい、1日3時間、週5日、夜の時間帯にホテルの受付のアルバイトをしている。バイト先の決め手は「コスパ」(コストパフォーマンス)の良さだ。 楽しみはネットカフェで面白いブログを見つけること、飲み会はそれなりに付き合うが、「それほど楽しくはない」と言う。また、女性との付き合いについて著者が尋ねると、それなりにあるが、ワクワクするようなことはないと言う。「ワクワクするのは疲れます。居心地の良い付き合いが、僕には向いています」。 『子どものまま中年化する若者たち』(幻冬舎/刊)は、臨床心理士であり精神科医として、30年以上「若者世代」を見続けてきた鍋田恭孝氏が、若者がどのように変わってきたのかを説明
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