私が書いた『ソーシャルキャピタルを構築する経済的営みとしての擬似科学批判 - よそ行きの妄想』にトラックバックされた『批判の批判に批判する - M59の記録』という記事が見事に私の盲点を照らしたので紹介しておく。 科学に無知なままに行われる科学的区別に基づく疑似科学批判と、科学的信仰を普遍化するようなニセ科学批判を批判しているという。つまり、科学を知らないで、科学を盲信・妄信する輩を批判している。 科学を知らないで、科学を盲信・妄信する人は、結局「擬似科学も信じてしまう(信じるおそれのある)人」ってことだ。結局、これはただの擬似科学(妄信・妄信)批判だった。 擬似科学批判批判論を、盲信する人に言い聞かせたって意味はない。その論自体を盲信するだろうから。この問題の解決策は、科学(=物事を盲信・妄信しない姿勢を保つこと)をさせることなんじゃないか。 批判の批判に批判する - M59の記録 私は