アメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びの第4戦となる南部サウスカロライナ州の予備選挙は、クリントン前国務長官がサンダース上院議員に大差で勝利し、候補者選びのヤマ場となる来月1日のスーパーチューズデーに向け、弾みをつけました。 クリントン氏は、支持者を前に演説し、「私たちがともに立ち上がったとき、壊せない壁はないというメッセージとなった。私たちの戦いはアメリカ全土に広がる」と述べました。一方、サンダース氏は声明を出し、「選挙戦は始まったばかりで、私たちの草の根の政治革命は盛り上がりつつあり、立ち止まることはない」としています。 民主党の候補者選びは今回のサウスカロライナ州を含めこれまで4戦が行われ、クリントン氏が3勝、サンダース氏が1勝という結果になりました。 アメリカ大統領選挙の候補者選びは、全米の10を超える州で予備選挙や党員集会が行われる来月1日のスーパーチューズデーでヤマ場を迎