南スーダンのPKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題で、陸上自衛隊は先月、国会議員から日報に関するコンピューターの使用記録の提出を求められた直後にデータを消去していたことが防衛省幹部への取材でわかりました。幹部の1人は、「日報のデータの存在が発覚しないよう消去することになった」と証言しています。 これについて、陸海空の各自衛隊を運用する統合幕僚監部の防衛官僚が、ことし1月下旬、「今さら言えない」などと言って、公表しない方針を伝えてきたということです。 さらに、先月になって、陸上自衛隊は、国会議員から日報に関するコンピューターの使用記録の提出を求められ、その直後に、データを消去したことが新たにわかりました。 防衛省幹部によりますと、この時、陸上自衛隊の司令部から複数の端末が持ち出され、データなどが消去されたということです。 幹部の1人は「日報のデータの存在が発覚しないよう消去することに
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