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ブックマーク / www.rclo.jp (1)

  • 1 著作権の放棄 | 著作権に関する法律問題|研究レポート|総合案内|弁護士8名の総合法律事務所・弁護士法人リバーシティ法律事務所(千葉県市川市)

    「著作権の放棄はできない」という見解をインターネット上でみかけることがあります。どうしてそのような見解になったのかはわかりませんが、どうも著作権が著作物の創作と同時に発生するので強制的なものであり、放棄もできないという理屈のようです。また、著作権法に明文がないことも理由のようです。 法律家の目からみれば、著作権は譲渡が可能な財産権の一種ですから、著作権に担保が設定されていて著作権者が著作権を放棄すると担保権者を害する場合や出版権が設定されている場合など、著作権を放棄すると第三者を害する場合には放棄することが許されませんが、特に第三者を害するようなことがなければ放棄することができると解釈するのが通常だと思われます(特許法97条参照)。 例えば、加戸守行「著作権法逐条講義」(五訂新版)377頁、作花文雄「詳解著作権法」(第3版)419頁、中山信弘「著作権法」349頁には同様の見解が述べられてい

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