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家族に関するmurashitのブックマーク (8)

  • (我が家の)ゼア・ウィル・ビー・ブラッド - 未来の蛮族

    ずっと、母方の祖父のことが好きではなかった。 そう言い切ってしまうのも実際とはやはり違っていて、より正確に表現するならば、好きだとか嫌いだとかいう以前の問題で、おれは祖父の生き方を全く理解することができなかった、と言うべきなのだろう。おれにとっての彼は、ほとんどエイリアンのようなものだった。たとえば、母方の祖父はかつて家庭にほとんどお金を入れることがなかったという。これで祖父が酒や博打に現をぬかす放蕩者であったなら、まだ人間的な理解を行う手だてもあったかもしれない。しかし、タチの悪いことに、実際の彼は非常に勤勉な男だった。日が昇る前に畑に出かけてゆき、日が落ちても月明かりの下で働く。それが祖父の生活であった。それほどまでに必死で働いていながら、家庭にはまるでお金を入れない。奇妙な生き方だ。 祖父はいったい何のために働いていたのだろう? 母の話によれば、祖父は畑仕事で得たわずかな利益の全てを

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  • 2009-05-05 - 歌を忘れたカナリヤのうた

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    キーボードを、持ち歩く。 久しぶりに、スマホ用のキーボードを使ってブログを書いている。 いくつかキーが壊れてしまっているので買い替えないといけないのだが、壊れるくらいには使い込んでいたんだなと思った。 当時は、今のようにPCを普段から持ち歩くことが少なかったので、出先でもブログ…

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  • 母の日恒例企画『お母さんより.2009』 - 無免許タクシー

    ひさしぶりですね。元気でやっていますか?ちゃんとご飯べてますか?風呂のドアのゴムみたいなところがカビで真っ黒になったりしてませんか?紐が縦結びになってませんか?おまえは昔からズボラだったから洗ったままの洗濯物を部屋の隅に堆く積んだままにして「どうせ着るし」なんて誰もいない虚空に向かって言い訳をするようなメンタルがファンタジーなことになってるんじゃないかってお母さんチョット心配してます。人前では独り言は謹んでね。 ああ、そういえば馬鹿の一つ覚えなカーネーションありがとうね。毎年芸もなくカーネーション送ってくれるからお母さん飽き飽きしてるんだけど予定調和的に嬉しかったって言っておくね。でもね、お母さんお花は好きよ。特にサルビアが好き。お父さんと結婚したばかりの頃はお給料も安かったからなかなかお砂糖が買えなくてね、お父さんが近所で盗んできたサルビアの花を二人で正座してチュウチュウ吸って糖分を

    母の日恒例企画『お母さんより.2009』 - 無免許タクシー
    murashit
    murashit 2009/05/10
    洗ったままの洗濯物を部屋の隅に堆く積んだままにして「どうせ着るし」なんて誰もいない虚空に向かって言い訳をするようなメンタルがファンタジーなことになってるわ俺…ごめんね母ちゃん…
  • 母の日 - 柿子memo。

    豚インフルエンザ、と聞き真っ先に頭に浮かんだのは母トシコの顔であった。トシコの、くしゃみの拍子に失禁した際の、「てへ」と照れ笑いするあの顔だ。尋常でないテンションのかかった紐パンに、容赦なく襲い掛かるNYO-MORE。ポリエステル生地に吸水力などあるはずもないのに! ・・・ 明日は母の日である。母親に感謝に気持ちでもってありがとうを伝える日である。しかし毎年この日を迎えるにあたり、私はむしろ彼女のファーフロム母親エピソードを思い出さずにはいられないのだった。日はそれらのいくつかを紹介させていただきたいと思う。 エピソード1・とんぼ事件 おそらく私が小学生低学年のころだったと思う。家族3人で近隣の山にドライブに行った時のこと。人里離れた山奥で車を止め、すぐ近くの川原に下りていった。季節は初秋、気持ちの良い風が川面や木々の枝葉をさらさらと揺らす。ふと見遣ればたくさんのとんぼが飛び回っている。

    母の日 - 柿子memo。
    murashit
    murashit 2009/05/10
    が半端無いにもほどがある
  • 小日向 ☆ 死の家の記憶。 - 北小路ゲバ子の恋

    ○ 2009.05 小日向(東京都文京区) 漱石で好きなのは、「門」で御米が易者に占ってもらうくだりと、下記の「坊ちゃん」のお終いである。 清(きよ)の事を話すのを忘れていた。――おれが東京へ着いて下宿へも行かず、革鞄を提げたまま、清や帰ったよと飛び込んだら、あら坊っちゃん、よくまあ、早く帰って来て下さったと涙をぽたぽたと落した。おれもあまり嬉しかったから、もう田舎へは行かない、東京で清とうちを持つんだと云った。 その後ある人の周旋で街鉄の技手になった。月給は二十五円で、家賃は六円だ。清は玄関付きの家でなくっても至極満足の様子であったが気の毒な事に今年の二月肺炎に罹って死んでしまった。死ぬ前日おれを呼んで坊っちゃん後生だから清が死んだら、坊っちゃんのお寺へ埋めて下さい。お墓のなかで坊っちゃんの来るのを楽しみに待っておりますと云った。だから清の墓は小日向の養源寺にある。*1 共働きの家庭であ

    小日向 ☆ 死の家の記憶。 - 北小路ゲバ子の恋
  •  昔話/カセットテープ - イチニクス遊覧日記

    ちょっと前にこれ(「ちょっと!今カセットテープに吹き込んでるから音立てないでよ!」)をブクマしたときに思い出してたのは、子どもの頃、アニメの主題歌やみんなのうたを一生懸命カセットに録っていたときのことだった。 赤いボタンと再生ボタンを一緒に押し込まないと録音されないタイプの古いレコーダーは、テレビの前に置くだけでテレビ画面の半分くらいがかくれてしまう。当時私は小学校だったから、弟たちはまだ幼稚園児だし、妹はまだ赤ちゃんだった。 だから画面が隠れているだけで弟たちが騒ぎ出したりするのは仕方ないことで、みんなのうたの「赤鬼と青鬼のタンゴ」とかかかるとテンションあがりすぎて踊りだしたりするのも日常茶飯事だった。そういえば上の弟は「サラマンドラ」が好きだったのだけど、それが後の恐竜好き、ゴジラ好きに繋がるのはわりと想像つくライン。 そんなわけで、苦労して録音したカセットには必ずといっていいほど弟の

     昔話/カセットテープ - イチニクス遊覧日記
  • 夜景撮影・4つの鉄則 - 春巻たべた

    三脚使えデカいカメラ使えデカいレンズ使え勉強しろ 大きな地図で見る日帰りで旅行してきました。超巨大地下空間!大谷石地下採掘場跡に行ってきました!! - 俺は魚だ,と言ってみるテストで紹介されていた大谷資料館です。 出立は朝六時。例によって寝てません。いやほんとは明日行こうと思ってたんだけど明日雨だって言うからさ。 東京に出て新幹線に乗って宇都宮に着いたのが八時半くらい。 バスは嫌いなので宇都宮駅西口の駐輪場で自転車を借ります。一日百円。このレンタサイクルは宇都宮市交通政策課というところが運営していて、親方日の丸らしくWebで調べても要領を得ませんが、行って貸してくださいって言えばホイホイ貸してくれます。身分証を求められますが保険証等の写真ないやつでも大丈夫です。ただ意外と早く全部貸し出し中になるっぽいので借りられなかったら大人しくバスに乗りましょう。 上等な自転車とは言えませんが、一日百円

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