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ブックマーク / evataka.hatenadiary.org (6)

  • 王道をめぐる笑いの戦争 落第騎士の英雄譚、鉄血のオルフェンズ、魔法科高校の劣等生 - I Would Give You Anything イェイッ!

    落第騎士の英雄譚のアニメのフィルムの雰囲気がすごい気に入ってしまった。原作も読んでいるけど、何巻まで読んだのか覚えてないし、内容も覚えてないし、当、まさしく読み捨てたんだけどもなんとなくイラストがかわいらしくていい感じだなあという記憶はうっすらとあって、今回のアニメではキャラクターデザインがそこをしっかりと掬ってくれていてメインヒロインが大変可愛らしく、石上静香が、ちょっと川澄綾子を髣髴とさせる芝居で、なんというかちゃんとお約束がお約束として成立している優しさみたいなものにうっとりしてしまっているんだけども……。キャラクター同士のかけあいも職人芸の域で、ベタさをここまできっちりと練り上げているのはなかなかないんじゃないかと思います。見ていて、ずっと感心していて、キャラクター造形や台詞回しにひっかかるようなところが何もなく、作品に過剰なものが存在しないし、そして欠落もない、ということなのか

    王道をめぐる笑いの戦争 落第騎士の英雄譚、鉄血のオルフェンズ、魔法科高校の劣等生 - I Would Give You Anything イェイッ!
  • BLEACHの説話 現代学園異能から遠く離れて あるいは井上織姫の眼差し 2013-08-04 - I Would Give You Anything イェイッ!

    BLEACH 1 (ジャンプコミックス) 作者: 久保帯人出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/01/05メディア: コミック クリック: 91回この商品を含むブログ (146件) を見る序盤の幽霊退治の現代学園異能っぷりから逸脱していってもう今は完全に戦争とテロリズムの話になっている。ワンピースやナルトでも作中で「戦争」という言葉のイマージュを強調していて、長期連載の傾向ではあるのかなあと。むしろそういう戦争状態になってしまうことは異能バトルのジャンルに課せられた試練のようなものかもしれない。 ブリーチの作中でもちょくちょく「なぜ戦うのか?」みたいな問答を色んな立場から言わせたりしているのを一気読みして分かったっていうのが自分の中で大きい。去年の終わり頃からジャンプ読んでて、卍解奪われる辺りからだったと思うけどまだそこだけでは全体像を掴めてなくて、一護の出生の秘密とかやりだしたか

    BLEACHの説話 現代学園異能から遠く離れて あるいは井上織姫の眼差し 2013-08-04 - I Would Give You Anything イェイッ!
    murashit
    murashit 2013/08/06
    ラノベよりおかしな強度が作られることを強いられる(そして戦死する漫画家も多い)けっこうな少年漫画の世界
  • ■ - I Would Give You Anything イェイッ!

    魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 2nd A's【通常版】 [Blu-ray] 出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2013/03/22メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (9件) を見る余計なものが排除されている一方で、そういった余計なものがないからガキっぽいと思ってしまうね。 不純物を取り除いた上で英雄性を目指したフィルムなのか。 けっこう新鮮だったのは、一切の韜晦が存在しないこと。キャラが全員大マジでドラマをたかめようとしてるの。ギャグシーンがないの。笑ってしまうシーンはあるけど。 ニヒリズムに抗うためにはこういうものが召還されるのかと、正直かなり説得されてしまったよw まあよく言われるように(?)落しどころが法的権力に治まるので、そういう向きのロマンはないw すずかはもっと上手く使えるような、とか、もしくは図書館でダチになるのがすずかではなくなのフェイな

    ■ - I Would Give You Anything イェイッ!
    murashit
    murashit 2013/04/02
    やっぱり法治権力のロマンはないのかなあ。そんなことないとおもうのだけどなあ。
  • まおゆうと嫁シャン - I Would Give You Anything イェイッ!

    まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (1) (角川コミックス・エース 264-4) 作者: 石田あきら,水玉 蛍之丞,toi8,橙乃ままれ出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/08/25メディア: コミック購入: 2人 クリック: 72回この商品を含むブログ (41件) を見る4巻まで読んだよ。漫画にはキャバクラリアリズムは皆無でオタク的な妄想リアリズムである。やはりアニメのいちゃつきスケベ感は高橋丈夫の作家性なんだろうな。とすればもうちょっとアニメのキャラデザは頑張ってほしかったところである。黒田和也的な意味で。 なんかアニメ1話を見る限りではもしドラに追従したデスノートやコードギアスあたりを経由するポスト911で浸透した世界内戦状態への嫌悪という気分を前提にして夢想される潔癖症楽観主義の「戦争を終わらせる」ないしは「戦争

    まおゆうと嫁シャン - I Would Give You Anything イェイッ!
  • ■ - I Would Give You Anything イェイッ!

    漠然と考えていたのは、ハードボイルドになろうとすれば、おおまかな意味においてコミュ障の個人主義者になってしまうくらいのイメージだったのだけど、ウィキペディアの年代別のざっくりとした説明を見る限り、その考えは間違ってもいないけど正解でもなかった。 超人願望とかも視野に入れなければならない。禁欲的だったり、他者を戒める特権のような美学が、時にはあまりにも無様にだらしなく作用してしまうという。 あいつらはほんと他人とツルむことをしないっぽい。ミステリ小説としての形式とは異なる位相の中で、オッサンたちはとりあえず自分で何かをどうにかしようとする傾向が強い。 記憶にあるのは大沢在昌のインタビュウで、謎解き探偵は傍観者でハードボイルドは戦うための小説で、みたいなこんなざっくりとした言い方ではなかったし、特に鋭い見地なわけでもないけど、まあ言いたいことは分かる。何事かがあったときに主体的に行動するくらい

    ■ - I Would Give You Anything イェイッ!
    murashit
    murashit 2012/09/26
  • 破、三回目 - I Would Give You Anything イェイッ!

    三回劇場に足を運んでようやく?素晴らしいフィルムであるということに確信が持てた。新劇場版における認識論としての二次創作、といういささか平凡な肯定、あるいは否定の感覚の中で、死海文書の二次創作としての黙示録だなどと戯言めいた言葉が浮かびもした。 「序」の段階ではそれほど散見されなかった新劇場版に対する懐疑的な論調(俺も序はそれほど熱心に見ていなかったしネットで感想を漁ることもしなかった。)が目立つのは「破」は映画論的あるいは説話論的に観ると物語の構造それ自体が陥没しているからだろう。「エヴァは新劇場版しか観てません」とか「旧エヴァは興味ありません」といった人はおそらく置いていかれるだろうし、優越感ゲームのプレイヤーもその脱臼された構造ゆえにハマれないし語れない。 ヱヴァで描かれる(とりわけ破での)「世界からの陥没」はいささか捩れた感情を観るものに抱かせることになる。クライマックスでしゃべりす

    破、三回目 - I Would Give You Anything イェイッ!
    murashit
    murashit 2009/07/19
    「アスカの二号機から出た血!病室でオカズにしたアスカの!あの病室もやたら白く濁っていた!でもアスカじゃない女が乗っている!」
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