ブコウスキー伝―飲んで書いて愛して 作者:ハワード スーンズ 河出書房新社 Amazon この日記の読者の方からのお便りで(みんなもっとお便り送ってくれてもいいんだからね!)、「チャールズ・ブコウスキー好きならスーンズの『ブコウスキー伝』いいですよ」と教わった。ブコウスキー好き人がブコウスキー好きの人にブコウスキーについての本をすすめるのだから、それはいいものだろうということで、読んでみた。 とはいえ、ブコウスキーの代表作、詩集でないものは、だいたいが自叙伝みたいなものだ。それらはだいたい翻訳されているし、もちろんおれは読んでいる。というか、おれにはブコウスキーの詩のよさというのはあまりわからない。原著を買って読んだりしてみたが(おれは英語が読めないのだけれど)、やっぱりピンとこない。ただ、ブコウスキーの自叙伝的作品にはやられた。ものすごく影響を受けた。 で、第三者が書いたブコウスキーの伝