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ブックマーク / sleepiness.hatenablog.com (22)

  • 潜伏する鉄道オタク - デレリクツ

    「知」の現場から---明治学院大学国際学部付属研究所公開セミナー2 作者: 原武史出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/05/20メディア: 単行購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見る全部面白い、素晴らしい。普段どうでもいい知識人の対談すらも楽しく読んだ。軽く引用。 原武史:(鉄ヲタを)ひた隠しにしていた時期もあるんです。(中略)十五年あまりの間ですよね雌伏していました。大学時代に女の子とつきあったときなんかも、すっとぼけていましたね。駅名が話題になっても「知らないなあ、そんなとこ」「何線なの」とか言ってね。当は知ってるんですけど。 内田樹:養老孟司先生がふぐをおごってくれる忘年会が毎年あるんです。去年召集されたメンバーが甲野善紀・名越康文・茂木健一郎・池田清彦、そして僕なんです。養老先生に「どういう基準で我々を集められたんですか?」と聞い

    潜伏する鉄道オタク - デレリクツ
  • うたの自己回帰性 - デレリクツ

    murashit
    murashit 2010/06/18
  • 大塚英志は宮崎勤の件で子を持たなかった - デレリクツ

  • 終わりなき我が闘争、スクールには通わない - デレリクツ

  • 最後の赤派、磯崎新 - デレリクツ

    murashit
    murashit 2009/09/04
    そうそうそう!!!
  • くだん(件)によってその座を追われた予言獣 - デレリクツ

    明治期怪異妖怪記事資料集成 作者: 湯豪一出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2009/01/01メディア: 大型 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 流石に定価ではなく古書店にて購入、撲殺にも使用可能な1400P弱の明治怪異、私撲殺されるならこれがいい。いや、もうほんっと面白い勿論写真通りの文体なのですいすい読めませんが、付録に頻出かな文字表もついていますので首ったけで読めば問題ありません。巻末索引に現代語での記事indexもついております。明治期に全国の新聞にのった怪異を集めた書は新聞記事をそのまま載せてありますので印刷のブレや保存状態から多少読みにくいところもありますが当時の口絵などもそのまま載っていて当にいい仕事で著者には頭が下がります。一世を風靡した「千里眼」についての記事はあまりにも膨大すぎるので省いてあるものの当時の自称透視能力者などのレポー

    くだん(件)によってその座を追われた予言獣 - デレリクツ
    murashit
    murashit 2009/04/22
    すごい…国書刊行会にしかできない芸当だ…
  • お前は川で拾った子 - デレリクツ

  • 疫病とフランス人 - デレリクツ

    排出する都市パリ―泥・ごみ・汚臭と疫病の時代 作者: アルフレッド・フランクラン,高橋清徳出版社/メーカー: 悠書館発売日: 2007/04/03メディア: 単行 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見るよく中世のフランス人は窓から便ツボの中身やゴミを捨ててたとか、たったまま床におしっこ垂れ流しとか断片的に聞けども実際は詳しく知らない*1ので読んでみた。いやあすごいよフランス人、数十年の出来事かと思いきや、数百年に渡って!何世紀にも渡り時の支配者がどれだけ「家の前は掃除しようよ」等と訴えてもダメ。ついには鞭打ちやら罰金やら言い出してもダメ。不潔さゆえに常に疫病が蔓延しバタバタ数千万人死んでもフランス人は決して改善しない。路上は人馬の糞尿、生ゴミ。セーヌ川には屠殺された牛や豚の臓物や血が常に流れ込む。それでも芸術や流行の最先端パリから離れがたい人々が考え出す、疫病の予防や治療

    疫病とフランス人 - デレリクツ
  • 死体の周りを黒猫が回る - デレリクツ

    「死体」が語る中国文化 (新潮選書) 作者: 樋泉克夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/06メディア: 単行購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (9件) を見るタイトル通りグロいですよ、と。香港人の必需品死体写真つき朝刊、天啓を得ようと我が子を殺して添い寝した事件、飢餓の為子をべたいがそれはあんまりなので隣家の子と交換してべた話、いまだに標語として壁に貼られる「厳禁溺棄」*1。土葬をあらゆる理由と風習でとかく掘り起こすのでその件についても面白かった。アメリカの華僑は死後しばらくしたらアメリカで埋葬した遺体を母国で埋葬してやろうと掘り起こすからアメリカ人どんびきとか、先祖の骨の色で子孫反映占いとか。面白かったのは遺体の口に死後に困らぬよう米粒をつけてやるのだが、親族が多いときれいに死化粧した口許が米粒だらけになるとか暗躍する死体運搬業者が黒をつれていて

    死体の周りを黒猫が回る - デレリクツ
    murashit
    murashit 2009/03/04
    デレリクツさんの民俗学アンテナが自分にも欲しいといつも思う
  • 粘土板にお話書いても後で読めないよ - デレリクツ

    シュメル神話の世界―粘土板に刻まれた最古のロマン (中公新書) 作者: 岡田明子,小林登志子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/12/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (15件) を見る人類最古の都市文明シュメル跡から発掘された粘土板にかかれた話を紹介した。しかしさすが粘土板、いいところいいところ「文書が欠損しているためなんであったかわからない」なのでちょっと困る。後生に残すべくやっぱ媒体はなんであれ気をつかうべき、逆に残したくないものは書かないべき、同人誌の後付に書いた住所と名とか。紙って何年残りますか…。*1以下引用は気になった箇所。 ニンマフは最初の人間を作った。その人間はひろげた手を曲げることができない。エンキはその者を王の従者に定めた。 第二にニンマフは目に異常のある者をつくった。エンキはこの者に音楽のなんらかの技をあて

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    murashit 2009/02/08
  • 腐女子という言葉無き時代の人間のような読書 - デレリクツ

    稲垣足穂や澁澤龍彦のわずかなホモ描写を探した青春時代のようなブックチョイスの2冊。ダヴィンチの今月号*1「文学作品のホモ描写を探してふくらまし特集(語弊が)」を直視できない世代です。 男色(なんしょく)の景色―いはねばこそあれ 作者: 丹尾安典出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/12/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (15件) を見る新潮で連載していたので読んでいた方も多いのではなかろうか。それをまとめた著。「小刀で自分の体をきづつけて喜ぶ癖さへあり矢張り同級の佐藤(維新の功臣の孫)と同性愛に陥り腕にサトウの名を小刀で切り独りで泣いたり笑つたりした」ではしばし佐藤という苗字はなんだか多いのでちょっと耽美くないなと思ったり、「一般的に男子より教養が劣っている女子がより教養の高い複雑な性格を持っている男子を完全に理解することは非常に難しい

    腐女子という言葉無き時代の人間のような読書 - デレリクツ
    murashit
    murashit 2009/01/31
    「うっかりとしみじみした」
  • まずは二回、目の前で落城してからPTSDと言え - デレリクツ

  • アイドルと社長の苦悩 - デレリクツ

  • アテネ図書館唯一の痕跡 - デレリクツ

    図書館 愛書家の楽園 作者: アルベルト・マングェル,野中邦子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/09/29メディア: 単行購入: 4人 クリック: 27回この商品を含むブログ (45件) を見る「アテネ図書館唯一の痕跡は、「開館時間は一時から六時まで 図書館の蔵書持ち出し禁止」と彫られた石碑のみである」そんな口絵から始まる書は図書館を主軸としたエッセイ集である。「神話としての図書館」では幻のアレクサンドリア図書館を取り上げ「秩序としての図書館」では分類法を「空間としての図書館」では様々な書棚(踊るヴィーシュ棚など)やマイクロフィルム化の落とし穴を「権力としての図書館」ではカーネギー図書館の信念とその実践をその他合計15項に渡りつづられている。特に面白かったのが小説中の人物だが熱心な図書館員の話だ。 彼は膨大な蔵書のすべて記憶している。「どうして私がすべてのを知っているの

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  • mixiで他人に祈りを乞う人々 - デレリクツ

    125 名前: 可愛い奥様 [sage] 投稿日: 2008/10/20(月) 14:12:14 id:HQ1BYSc/0 クリスチャンを公表してブログ・mixiやってる人が嫌い。聖書から引率した詩をずらずら書いたり、「今日は体調悪いです、皆祈って下さい!」とか。=「祈リクエスト」とか書く。愚痴・体調不良日記ばかりだし。宗教やってる意味ないじゃんと思う。もう見に行ってないけど、こんなこと人には言えない。【▼嫌いだけど人に言えない 63▼スレより引用】 宗教のニュースタイルを知った!と検索かけたけれどそれっぽいのは見つからなかった。特異な例?しかしコミュニティで「†イエス・キリスト†」を見ると「難病者の為に祈りましょう」というトピがあって参加者が一行づつ「祈ります」「お祈りました」と書いてて、ずいぶん簡単だなと急いで立ち去りました、あ・わ・ねーみたいな。タイプするより1円でも募金しろみたいな

    mixiで他人に祈りを乞う人々 - デレリクツ
  • タブーに挑む民俗学―中山太郎土俗学エッセイ集成 - デレリクツ

    タブーに挑む民俗学―中山太郎土俗学エッセイ集成 作者: 中山太郎,礫川全次出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/03メディア: 単行購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る「中山太郎の復権」はじめに、のタイトルにこの書をまとめた礫川の気合いを感じる。柳田國男に師事して三十年なのに写真もほとんどない、書籍に集合写真で載ってもキャプションに名前もない、「日巫女史」「日盲人史」など名著を残したと言うのに!そんな中山太郎の集成です… 。そんな中山さんなのでちょっと僻みっぽく、折口信夫が研究資料を見せてくれないとみんなの前でいって折口を怒らせたり、しかも不器用で師柳田の講演会で最前列に座ったあげく難問を柳田に浴びせたり、さらに空気も読めず大先輩の孫の名前を勝手に決めてスルーされたり、そりゃ写真もないわなといろいろ納得しなんだか目頭が…。以下面白かった

    タブーに挑む民俗学―中山太郎土俗学エッセイ集成 - デレリクツ
  • 西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇 - デレリクツ

    西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇 (講談社学術文庫) 作者: ティルベリのゲルウァシウス,池上俊一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/07/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (16件) を見る「皇帝の閑暇」の第三部全訳がこんなにコンパクトサイズに。129話手軽に読めるので枕元に置いて寝る前に少しづつ読もうと思っていた、が!一話ごとのタイトルが余りにもキャッチーでどうしても次が読みたくなり一晩で読み通してしまった。「山羊の歯を持つ女たち」「殺戮天使」「腐った棒」「ロトの、自分の娘たちとの関係」「甲状腺腫患者を癒す水」ねー読みたくなるでしょ、中二病対策からゴシップ好き対策まで。また、一話あたり2行とか3行とかのものがあって「詳しく…」と思いつい想像で補うために怖い考えになってしまうのがいい。

    西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇 - デレリクツ
  • かたわ娘 - デレリクツ

  • 2008-08-18

    murashit
    murashit 2008/08/18
    今日のはひときわ面白いなあ
  • 連合赤軍事件を読む年表/椎野礼仁 - デレリクツ

    murashit
    murashit 2008/08/09
    山本直樹「RED」の副読本にしたいなー