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ユーザビリティに関するobata9のブックマーク (8)

  • ユーザエクスペリエンス Donald A. Norman

    Donald A. Norman氏 認知心理学者 ――最近,使い勝手(usability)が製品の成否を左右するとの見方がある。この意見に賛成するか。 賛成したいところだが,実際は使い勝手がそれほど重視されているとは思わない。すごく面倒なことが起きたときには,気になるだろうが。私がずっと言い続けてきたように,一番大切なのは全体的な体験だ。 ゲーム機の例でいえば,「プレイステーション 3」(PS3)のボタンが分かりにくくても,売り上げには全く影響しないだろう。重要なのは,どのゲームが一番面白いかだ。多くの人は,使い勝手は何とかなると考えている。製品を買った後で使いづらい点にいら立つことはあるが,批判するのは後から。 人々の記憶に残るのは,例えば「Wii」でディスクを入れる向きを間違えたことよりも,全体的な体験だ。Wiiの熱烈なファンと話したことがある。時には最悪のゲームがあっても,彼女の熱が

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  • ITを経営に生かすため、“便利過ぎる”システムを問題視した堀場製作所

    IT(情報技術)を活用してビジネスモデルを変えたり、効果的に経営改革に生かす極意とは――こんな質問をされたら、あなたなら何と答えますか。日経情報ストラテジー3月号(1月29日発売)特集1「有力企業357社CIO調査 企業戦略を変えるリーダーが明かす IT活用の極意は「3つの力」にあり」の取材班は、(1)課題創造力、(2)戦略実行力、(3)巻き込み力――との結論に達した。 具体的な事例は誌で解説しているが、簡単に説明すると(1)の課題創造力とは自社の変えるべき部分を冷徹に見極める力である。的確に自社の問題点を認識できれば、効果的なITの生かし方も見えてくる。(2)の戦略実行力とは、経営トップの戦略を深く理解して将来像を共有しながら、必要なIT基盤を先回りして設計する能力だ。(3)の巻き込み力とは、ITを導入して変革を遂行するために必要な協力を、現場から得る力のこと。優れたIT基盤を導入して

    ITを経営に生かすため、“便利過ぎる”システムを問題視した堀場製作所
  • 80年代のAppleに学ぶUIの部品化とガイドライン ― @IT

    インタラクションデザインパターン(1) 80年代のAppleに学ぶUIの部品化とガイドライン ソシオメディア 上野 学 2007/2/7 インタラクションデザインパターンのプロローグとして、その原則や秩序の歴史を見てみよう。20年前のAppleはどのように質の高いアプリケーション開発を目指していたか デザインが優れていれば、道具はより楽しいものになり、利用者はより生産的になるはずです。道具のデザインというものは大昔から私たち人間が取り組んできたことですが、近年急激にデジタルデバイスが多様化したことによって、インタラクティブな道具をデザインするための方法論は技術の進歩に追い付くことができなくなっています。利便性を高めるはずの新技術が使い方を複雑化する要因となり、利用者の混乱は増すばかりです。 最近私は携帯電話を買い替えたのですが、同じメーカーの3年前の機種と比べて、著しく使い勝手が悪くなって

  • 自動交付機、整ってきた導入環境

    ■住民サービス向上への寄与が期待できるが、価格が高いこともあり自動交付機を導入している自治体はまだ多くない。だが、ここに来て“価格破壊”の兆しが見えてきた。(黒田 隆明) ※ このコンテンツは『日経BPガバメントテクノロジー』第14号(2006年12月15日発行)に掲載された記事を再構成したものです。 自動交付機は、導入すれば住民にとっても行政にとっても効率化につながる。富士通総研による調査「自動交付機導入におけるコスト・ベネフィット分析について」(2005年9月)によると、窓口での交付と比べて自動交付機の処理時間は半分以下になるとしている(図1)。さらに、自治体側の運用次第では、住民は時間外や土日・祝日にも自動交付機で申請書類が取得できるというメリットも生じる。

    自動交付機、整ってきた導入環境
  • ソフト開発者の「横暴」とは?

    ハッとさせられる意見を取材先から頂戴したので,皆さんとシェアしたく筆を執りました。 唐突で恐縮ですが,ワープロ・ソフトで特に重要なコマンドは何だと思いますか。多くの方は,「保存」と「印刷」を挙げられるかと思います。たいていのワープロ・ソフトでは「ファイル」メニューの下にこれら二つのコマンドがあります。入出力の対象としてファイルや印刷がある,というコンピュータの考え方を反映したものです。 ただ,コンピュータのことを知らない一般のユーザーは,そんな考え方など知るよしもありません。「ファイル」の下に「印刷」があるということは,最初は気がつかないかもしれませんし,その後も「とりあえずソフトとはそういうものだ」という理解に留まっているかもしれません。 「私の母親は80代だが,母親にとって,ワープロ・ソフトを使う目的は,良い文書を書いて,印刷して,誰かに読んでもらうこと。同じ目的を持つ人はかなり多いは

    ソフト開発者の「横暴」とは?
  • アイリスオーヤマ、巻き込み事故対策を施したシュレッダー

    同社製のシュレッダーで昨年12月から、幼児の指が巻き込まれるなど、計5件の事故が起こったことを受けて、開発された製品。今年3月には、同社のオフィス用シュレッダー「SCA-410D」で、2歳8カ月の女児が紙の投入口に指を入れ、指を9切断した事故があった。こうした一連の事故により、同社では当該機種を含む4機種の投入口を狭めたり、新聞紙面で注意を呼びかけ、部品の無償交換を行なうなどの対応を行なっていた。 同社が一般消費者のシュレッダーの使用法を調査したところ、説明書では使用しない場合は電源を切るように呼びかけているものの、実際は電源が入れっぱなしでいつでも裁断できてしまうなど、正しい使われ方がされていないケースがあったという。 同社によると、今回の製品は「間違った使われ方をしても事故にならない」をコンセプトに開発されたもので、「事故を防ぐ製品を市場に出すことが一番の事故対策」としている。 新製

  • みすみすミスの起こりやすい運用現場にしていませんか

    日経コンピュータの6月12日号で「ミスがシステムを襲う」という特集記事を掲載した。この記事の取材・執筆に参加して,システム運用の現場における「ミス」について,改めて考えさせられた。 もっとはっきり言えば,真剣に働いているはずなのに,みすみすミスの起きやすい現場を生み出しているのではないか,と考えたのである。 信じられないようなミスが起きている 大きな障害につながったかどうかを別にすれば,ミスは日常的に起きている。すべてのミスをなくすことができるとは記者も考えない。 だが業務に不可欠なシステムであれば,人為ミスが起きても,これを放置しないために,さまざまな対策を打つのが当然だろう。手順を明記したマニュアルを参照しなければ絶対に作業を進めないようする,操作画面に確認のアラートを出す,必ず複数の人間が確認してからでないと一つの作業を実施しないようにする,などだ。 しかし,こういった対策を取ってい

    みすみすミスの起こりやすい運用現場にしていませんか
  • 多くのユーザーは一度に1本しかジュースを買わない ― @IT

    ユーザビリティのヒント(1) 多くのユーザーは 一度に1しかジュースを買わない 「自動販売機での不要な動作から考える」 ソシオメディア 上野 学 2006/6/2 Webアプリケーションのユーザーインターフェイスデザインに役立つさまざまなTips集。自動販売機でジュースを買うときの不要な動作から考える。(編集部) 今回からはWebアプリケーションのユーザーインターフェイスの続編の「Tips編」として、ウェブアプリケーションのユーザーインターフェイスをデザインするうえで役立つさまざまなヒントを、少し細かな視点から具体的に見ていきます。 複雑な構成物を作り上げるには、基となるコンセプトやアーキテクチャといった抽象度の高い部分から考えていくトップダウン式のアプローチと、構成要素の細部から考えていくボトムアップ式のアプローチの両方が必要になりますが、前回までの経験則編はどちらかといえばトップダ

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