【読売新聞】 政府は、自衛目的で敵のミサイル発射基地などを攻撃する「反撃能力」の保有に合わせ、攻撃目標を特定するため、多数の小型人工衛星を一体的に運用して情報収集する「衛星コンステレーション」を整備する方針を固めた。全50基の小型衛
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地上で使う半導体を宇宙空間に持って行くと、放射線の影響でどれぐらい劣化するのか。九州工業大学が超小型人工衛星に搭載して、将来の宇宙開発に役立つデータを集めることになりました。 ◆超小型人工衛星「MITSUBA」 九州工業大学の学生チームは6日、近く宇宙に打ち上げる超小型人工衛星「MITSUBA(ミツバ)」をお披露目しました。縦横10センチ、高さは22センチ程度で、重さは1.7キログラム。約400万円で開発したこの衛星に搭載したのは、半導体です。 九州工業大学工学部 小中美海さん「この基板についている3つの大きい部分が、今回、観測する半導体部品になります。宇宙にたくさんある放射線で、この半導体がどのように劣化していくのか観測するミッションになります」 ◆九工大チームの超小型人工衛星は4機目 ほかにも、USBで接続した地上用の小型機器が宇宙空間でも動作し、地上でデータを受け取れるかを調べます。
オービット・ファブ社の燃料補給衛星「タンカー001・テンジン」(左)が、燃料が枯渇した人工衛星にドッキングする様子。テンジンはすでに軌道上でテスト運用されている 米国のベンチャー「オービット・ファブ」社が開発した人工衛星「タンカー001・テンジン」は、昨年6月、米国フロリダ州からファルコン9ロケットによって打ち上げられた。質量わずか35kgの小型人工衛星であり、地球を周回する低軌道(高度518~544km)を航行している。 給油する相手の人工衛星は、同高度であれば秒速7.5kmで飛んでいるが、テンジンはそれをステレオカメラで捕捉し、スラスタを噴射して同じ軌道に入り、追いかける。 テンジンには「RAFTI」と呼ばれる特殊な給油ユニットが搭載されている。同ユニットを持つ人工衛星であればドッキングし、給油することが可能だ。ただし、そのユニットの直径はわずか75mm。軌道上で両機の位置と姿勢を完全
人工衛星は、降雨や地表面の様子、温室効果ガスの濃度などのさまざまな情報を地上にいる我々に教えてくれる。地球観測衛星が取得する画像情報からは土砂崩れなどの自然災害の被災状況を直ちに広域に把握することも可能だ。 地表面近くの状態を精細に調べるには地球に程近いところを周回する低軌道衛星を使うことが効果的だが、地上と通信できる時間は短く、近年では広域に観測を行うためにデータ量が飛躍的に大きくなっているために、全ての情報を手にすることがだんだんと難しくなっている。そのため人工衛星から地上に大容量のデータを迅速に伝送する手段の実現が必要とされている。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では2016年ごろより、大容量データを高効率に伝送可能な通信システムの研究に取り組んでいる。通信路の状況を予測し、それに合わせて通信方式を変化させて通信を行う可変符号化変調(VCM=Variable Coding and
本記事では、前回の記事でご紹介した軌道の表現方法を実際に手を動かしながら学んでいきます。 事前準備 特に本記事ではTry JupyterのJupyterノートブックを用いて、実際に計算しながら解説を行います。まずはTry JupyterのURL(https://jupyter.org/try)にアクセスし、「Try JupyterLab」を選択し、[File]メニューから[New Notebook] – [Python3]をクリックして、Pythonのノートブック環境を開いてみましょう。ノートブックのセルに print("Hello World!") と入力し、[Run]をクリック(あるいは,セルを選択した状態でShift+Enter)してみましょう。以下のような「Hello World!」という文字が表示されていれば、Try Jupyterの導入は成功です。 軌道の表現方法 目的地として
さくらインターネットは、衛星データとAI画像認識技術を活用して新規駐車場用スペースを自動検出する駐車場検知ツール「Tellus VPL」のα版を衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の公式ツールとして8月19日から無料提供を開始した。 Tellus VPLは、さくらインターネットと、AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行うRidge-i(リッジアイ)、駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa(あきっぱ)の3社で研究開発したもの。 Tellusは、さくらインターネットが経済産業省事業として開発・運用するクラウド上で衛星データの分析ができる日本発の衛星データプラットフォーム。「宇宙アセットを民主化する」というビジョンを掲げ、衛星データを利用した新たなビジネスマーケットの創出を目指している。今回、衛星データやアプリケーション、アルゴリズムなどのツー
宇宙空間未達や打ち上げ延期が続くMOMO、エンジンシステムを「根本的に」見直す計画:宇宙開発(1/2 ページ) インターステラは2020年12月21日、同社が開発する低価格かつ量産可能な観測ロケット「MOMO」の改良開発計画について発表した。エンジンシステムに加えて、MOMOのコンポーネントを根本的に見直す方針だ。また、併せて新会社Our starsの設立も発表した。 インターステラテクノロジズは2020年12月21日、同社が開発する低価格かつ量産可能な観測ロケット「MOMO」の改良開発計画を発表した。過去にトラブルが発生したエンジンを含めて、MOMOの各コンポーネントに根本的な改良を加える予定。また、併せて人工衛星事業への参入を目的とする新会社「Our stars株式会社」の設立も発表した。 宇宙空間未達、打ち上げ延期が続く「MOMO」 インターステラテクノロジズは、これまでにMOMOシ
ICTの活用は農業ビジネスに何をもたらすのか。生産者の課題解決のため、2000年初頭から先進的な取り組みを続けてきたのが北海道のJAめむろだ。衛星画像を使って小麦の成熟度を判定するシステムを構築。2013年にはクラウドの活用を開始し、圃場での収穫状況をリアルタイムに把握することで小麦の品質向上と受入体制の大幅な効率化を実現した。JAめむろのデジタル革新の軌跡と、農業におけるICT導入を成功に導く秘訣を探る。 生産者一戸当たりの作付面積は東京ドーム7個分 JAめむろのある北海道河西郡芽室町は、十勝平野の中西部に位置し、東西22.6km、南北35.4kmという広さを持つ。町を流れる十勝川、芽室川、美生川などの河川に恵まれ、肥沃で平坦な大地が広がり、その約42%が畑を中心とした農地だ。1戸あたりの作付面積は約33ヘクタールと、実に東京ドーム約7個分の広さになる。 JAめむろで最大の作付面積を誇る
運用終了後に「制御不能」の状態となって地球の引力に任せて落下する状態に陥っていた中国の中国の宇宙ステーション「天宮1号」が2018年4月2日、ついに地球の大気圏に突入して最期を迎えました。人が住む地域に落下して被害を出す確率は3兆分の1ともいわれていた天宮1号でしたが、最終的に落下したとみられるのは地球の陸地から最も遠く離れ、多くの人工衛星の残骸が眠る海域「ポイント・ネモ」から数百~数千km外れたエリアだったことがわかっています。 Chinese Space Station Tiangong-1 Burns Up Over the Pacific Ocean https://www.popularmechanics.com/space/satellites/a19656153/chinese-space-station-tiangong-1-burns-up-pacific-ocean/
NICTらの研究グループは、従来のような複雑な周波数逓倍処理を必要としないシンプルな小型原子時計システムを開発した。原子時計のスマートフォンなどへの搭載にもつながる成果だ。 情報通信研究機構(NICT)は2018年1月23日、東北大学、東京工業大学と共同で、従来のような複雑な周波数逓倍処理を必要としないシンプルな小型原子時計システムを開発したと発表した。スマートフォンなどの汎用通信端末への原子時計の搭載にもつながる成果だ。 同研究グループでは、大型で重く、消費電力が大きい原子時計を小型化するため、GHz帯で良好な共振が得られる圧電薄膜の厚み縦振動に着目。水晶発振器やPLL(Phase Locked Loop:位相同期回路)を用いた周波数逓倍処理を必要としないシンプルなマイクロ波発振器を開発し、原子時計のボード面積と消費電力の大部分を占めるマイクロ波発振器を大幅に小型化・低消費電力化すること
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